▼パニック障害とは
突然起こる激しい動悸や発汗、頻脈(ひんみゃく:脈拍が異常に多い状態)、ふるえ、息苦しさ、胸部の不快感、めまいといった体の異常と共に、このままでは死んでしまうというような強い不安感に襲われる。
パニック障害ってどんな病気?
めまい、動悸や手足のしびれ、吐き気などを感じたり、死ぬのではないか、狂ってしまうのではないか、という恐怖に襲われて非常に困惑します。
パニック障害.COM パニック障害の症状・原因
パニック発作に強烈な恐怖を感じる。このため、発作が発生した場面を恐れ、また発作が起きるのではないかと、不安を募らせていく。これを「予期不安」という。そして、患者は神経質となりパニック発作が繰り返し生じるようになっていく。
パニック障害 – Wikipedia
▼原因
原因についてはまだ完全に解明されていないが、脳内不安神経機構の異常によって起きるものだと考えられている。
パニック障害 – Wikipedia
パニック障害は100人に1人ぐらいの割合で起こる病気です。
重度のストレスや過労、睡眠不足、それに加え風邪などの体調の悪い時がかさなった時などに発症することが多く誘因となるともいわれています。
パニック障害 原因
▼治療
①薬物療法
パニック障害の治療には、主に脳内神経伝達物質のノルアドレナリンとセロトニンのバランスを改善する薬物療法が行われます。
パニック障害ってどんな病気?
②心理療法
パニック障害の心理療法には、「認知行動療法」と「自律訓練法」があります。
パニック障害ってどんな病気?
不安やパニックが起きたときに呼吸法やリラクゼーション法によってコントロールする方法を身につけます。からだの緊張を解く→心のリラックスを引き起こすことを利用します。
暴露療法(エクスポージャー)
パニック障害 知っておこう!カラダのこと アゼガミ治療室
不安や恐怖のために避けている場所や状況に少しずつ慣らし、克服した経験をつんで自信をつけていく方法です。「自分が避けている場所がパニック発作とは関係がない」ことを身をもって確かめていきます。最初の目標がクリアできたら、少しずつ段階的に目標のレベルを上げていきます。
▼対応
病気を理解する。
パニック障害 知っておこう!カラダのこと アゼガミ治療室
周囲の人も病気について理解してあげることが必要です。
まず、身体に異常がなくとも激しい症状が起きる病気があるということを認識しましょう。また仮病や気の持ちようで治るものではなく、治るまで時間がかかることもあることを理解しましょう。
発作が起きてもあわてず騒がず
パニック障害 知っておこう!カラダのこと アゼガミ治療室
周囲が騒ぐと本人の不安が増します。楽な体勢にさせてやさしく声をかけたり身体を摩ったりして落ち着かせ、「すぐに治まる」と安心させます。