▼LAL、歴史的大補強を経て2012-13シーズン優勝待ったなし!
史上空前の大補強で、今シーズンのLALのラインアップがすごい
≪主戦力≫
●コービー・ブライアント
※得点王2回、シーズンMVP1回、ファイナルMVP2回、通算29,576得点(NBA歴代5位)
●パウ・ガソル
※2006世界選手権MVP、2008五輪得点王
●メッタ・ワールド・ピース
※ロン・アーテスト
≪新加入≫
●ドワイト・ハワード
※3年連続最優秀守備選手賞、リバウンド王4回、ブロック王2回
●スティーブ・ナッシュ
※2年連続シーズンMVP、3年連続アシスト王
●アントワン・ジェイミソン
※シックススマン賞1回
しかしLAL、“また”やってしまいましたね……
▼歴史を振り返ると、大変な事実が見えてくる……
「レイカーズは支配的なセンター獲得年に優勝できない」の法則
NBA屈指の伝統を持つ強豪チームロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)。過去16度のNBAチャンピオンに輝き、その中心にはいつも「支配的なセンター」がいたが、不思議なことにレイカーズは「支配的なセンターを獲得した年」に優勝していないのだ。
ちなみに今年。プレシーズン8戦全敗。開幕戦にも破れ、現在1勝4敗。なんとウェスタンカンファレンス単独最下位である。
【NBA】どうしたレイカーズ。スター軍団、早くも崩壊の危機? (webスポルティーバ) – Yahoo!ニュース
今回も「支配的なセンター獲得年に優勝できない」の法則の力が!
●LAにやってきた「支配的なセンター」の過去を振り返ってみよう
▼ウィルト・チェンバレン 1968-69シーズンLAL入り
ウィルト・チェンバレン獲得の結果→同年NBAファイナル敗退
なお、1971-72シーズンに現在もアメリカプロスポーツ史上最長記録となる33連勝を果たしたレイカーズが、勢いをそのままにニューヨーク・ニックスを破ってNBAファイナル制覇
▼カリーム・アブドゥル=ジャバー 1975-76シーズンLAL入り
カリーム・アブドゥル=ジャバー獲得の結果→同年プレーオフ進出失敗
なお、1979-80シーズンにマジック・ジョンソンを擁してNBAファイナル制覇。ジャバーは第5戦で負傷し、最終第6戦はマジックがセンターをつとめた。
▼シャキール・オニール 1996-97シーズンLAL入り
シャキール・オニール獲得の結果→同年プレーオフ2回戦敗退
なお、同じく1996-97シーズンにLAL入りしたコービー・ブライアントと3年間不遇の時を過ごしたあと、1999-2000シーズンにNBAファイナル制覇
▼パウ・ガソル 2007-08シーズンLAL入り
パウ・ガソル獲得の結果→同年NBAファイナル敗退
なお、翌2008-09シーズンに同じくボストン・セルティックスを破ってNBAファイナル制覇
●例外
▼ジョージ・マイカン 1947-48シーズン「ミネアポリス・レイカーズ」入り
ジョージ・マイカン獲得の結果→NBLファイナル制覇
なお、翌1948-49シーズンはBBAファイナル制覇
●結論
「ハワードよ、今年は優勝できないかもしれないが、いつかちゃんと優勝できるから大丈夫だ。うん、いつかは約束できない。来年かもね、3年後かもね。優勝できなくても腐らずに、我慢して偉大なセンターになるんだ!」
なお、エースのコービー・ブライアントは「40歳までプレーしたい」そうなので、当分優勝のチャンスはあるだろう。たぶん。