小山さんが連続受賞!
パリで開催している世界最大のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」で2日、兵庫県三田市の「パティシエ・エス・コヤマ」のオーナー小山進さん(48)が2年連続で、「板チョコ5枚+☆」と「最優秀外国人ショコラティエ(チョコ職人)」の両賞を獲得した。
小山さんに「最優秀チョコ職人」 世界最大の祭典で2年連続受賞 – 47NEWS(よんななニュース)
「板チョコ5枚+☆」ってなんなんでしょう……?
受賞作は日本酒やフキノトウなどの素材を使用。独特の風味と繊細な味わいが評価された。
小山さんに「最優秀チョコ職人」 世界最大の祭典で2年連続受賞 – 47NEWS(よんななニュース)
日本の食材を活かしたチョコレートが評価されたようです。
http://www.ladepeche.fr/article/2012/11/02/1480431-jean-paul-hevin-et-vincent-guerlais-conservent-leur-choco-award.html
小山さんら、14人の「チョコ賞」受賞を伝える現地メディアの記事です。
新しい偉大なカカオの国日本は、国際的に認められた代表者である青木定治を失った。
しかし、パティシエ・小山進が彼のタイトルを維持し、ライジングサンの国がこのリストに引き続き残ることになった。
LaDépêche.fr
日本は新興勢力としての位置づけのようですね。写真はパリに拠点を置くパティシエで、フランスで同様に高い評価を受けている青木さんです。
サロン デュ ショコラとは……
Salon du chocolat 1995年に始まって以来毎年10月にフランス・パリで開催されるチョコレートの祭典。
サロン・デュ・ショコラとは – はてなキーワード
フランスの秋の風物詩、ですね。同名のイベントは、日本でも毎年バレンタイン前に開催されている模様。
公式サイト
最優秀ショコラティエ・小山進さん
小山進さん(47)の父、治三さん(73)は、和菓子屋の洋菓子部門で働くケーキ職人。同じ道を目指したのは高校2年の冬、治三さんが働く店でアルバイトをしたことがきっかけだ。
【父の教え】パティシエ・小山進さん 仕事に向き合う姿勢、知らぬ間に+(1/3ページ) – MSN産経ニュース
父の後を追い、パティシエの道を選んだとのことです。
老舗ケーキ店「スイス菓子ハイジ」に就職。ところが、配属されたのは喫茶部門。(中略)午前4時から午前6時半まではケーキ作りの手伝い、午後9時から午前0時まではマジパン作りの練習などを自主的に行った。喫茶の仕事も自分なりに工夫し、モーニングセットのトーストにつけるバターをバラ形にして出したりした。これが社長の目にとまり、ケーキ作り部門に大抜擢(ばってき)された。
【父の教え】パティシエ・小山進さん 仕事に向き合う姿勢、知らぬ間に+(2/3ページ) – MSN産経ニュース
熱意と工夫でケーキ部門への転属を掴みました。(現在ハイジは自己破産)
2000年独立。2003年より現在の兵庫県三田市に「パティシエ・エス・コヤマ」を開店。
小山進(菓子職人・プランナー): 過去の放送 – 情熱大陸
ついに独立し、2003年には現在のお店を開きます。
http://www.es-koyama.com/menu01_01.html
TV東京「TVチャンピオン」グランドチャンピオン大会決勝の中で生まれたロールケーキで、今も多くの支持を得ています。
賞を取ろうとか、世界でやっていくということが目的になったことは一度もないんです。海外に修行に行ったこともないくらいですしね。
ただ、311の震災の後でもあり、日本人代表としてやろうとは思いました。日本の食品に対する安全神話が崩壊して、だからといって、日本の何もかもがダメなわけではないということを伝えたかったんです。
エスコヤマ・小山進×表現力(前編) – プロの流儀-mode- Human dept. – All About
2011年、日本の復権のためにサロン デュ ショコラ に出展、みごと最優秀に選ばれます。
http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%81%E5%AF%A7%E3%82%92%E6%AD%A6%E5%99%A8%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B-%E5%B0%8F%E5%B1%B1%E9%80%B2/dp/4396614357/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1351881781&sr=8-3