ビル・ゲイツ氏とは?
ウィリアム・ヘンリー・ゲイツ3世、通称ビル・ゲイツ
ビル・ゲイツ – Wikipedia
~世、とか付くと途端に由緒正しい雰囲気が漂ってきますね!
イギリス女王より名誉騎士(名誉大英勲章ナイト・コマンダー)の称号を与えられる。
ビル・ゲイツ – Wikipedia
騎士!肩書きにも華がありますね!
マイクロソフト社の共同創業者・会長
ビル・ゲイツ – Wikipedia
これはもう言うまでも無く、アップル社のジョブズ氏と共に世界の常識ですね。
ビル&メリンダ・ゲイツ財団(世界最大の慈善基金団体)共同会長
「全ての生命の価値は等しい」との信念のもと、活動を行っている団体です。
大金を得てそれでおしまい・・・ではないところが、彼の人格を表していますね。
そんなビル・ゲイツ氏がスピーチした素晴らしすぎるその内容とは・・・
1.人生は公平ではない。それに慣れよ。
子供の頃は(日本では特に)平等に公平に・・・と教えられてきます。しかし、人生はそうでは無いのです。
2.世界は君の自尊心を気にかけてはくれない。君の気分に関係なく世界は君が仕事を終わらせることを期待している。
本人は結果よりも過程を大事にしますが、他人はどうしても過程よりも結果を大事にしがちです。周囲の人間に対して影響力を持ちたければ、まずは結果を出せる人間になりましょう。
3.高校を出てすぐ6万ドルの年収を稼ぎはしない。 携帯電話(当時は高かった)を持った副社長にもならない。自分で両方を稼ぎ出すまでは。
千里の道も一歩から、何事にも下積み・下準備というものが必要なのです。
4.先生が厳しすぎると思うなら、上司を持ってみろ。
「出来ないなら、もうお前がここにいる必要は無いな。」上司ならこう言って捨てるでしょう。いたずらをしても、宿題を忘れても、あなたの存在を認めてくれる先生は何とありがたいことか。
5.ハンバーガーを引っくり返すということは沽券(こけん)にかかわることではない。君たちの祖父母はハンバーガーを引っくり返すことを別の表現を使った。それはチャンスと呼ばれた。
「ハンバーガーを引っくり返す」というのは即ち「給料の安い飲食業で働く」つまり底辺の仕事という意味です。
しかし裏を返せば、現場を知り、下働きから全てをこなすことに繋がります。何事も一生懸命に、そして頭を使って考えることを止めなければ、いつかチャンスに繋がるのかもしれません。
6.君が失敗したらそれは両親のせいではない。文句を言わずに学べ。
誰かのせいにするのはとても楽で簡単なことです。何故なら、誰かのせいにすれば、自分は何も学ばなくて済むのですから。
7.君らが生まれる前は、君らの両親は今のように退屈な人たちではなかった。そんな風になったのは、君らのために支払いをし、服を洗い、君らがどんなにいけてるか、という自慢を聞いているうちにそうなったのだ。
親の時代から生存する寄生虫から森を守る前に、自分の洋服ダンスのダニ駆除から始めよう。
子はいつも親のことを「ダサい」「ウザい」のように邪険に扱うものです。しかし、何故親が子から見てそのように映るかというと、それはわが子のために自分の身と心を削って生きているからです。
子がしっかりと育ち、独り立ちしてくれれば、親もまた第二の人生を歩むことが出来ます。自分のためにも、親のためにも、しっかりとした人間に育ちましょう。
8.学校は勝者・敗者を決めなくなったかもしれないが、人生は違う。学校によっては君が落ちこぼれないようにしてくれたり、正しい答えが導き出せるまで、何度でも機会をくれる。
実際の人生とは全く似ても似つかない。
私たちが学生の頃は「若いうちは何でもやれ!」と言ってくれていた大人たちが、いざ私たちが大人になって起業や挑戦を考えだすと途端に「人生はそんな甘いものじゃない」と言い出します。
そしてもし、私たちが失敗でもしようものなら、寄ってたかって「ほら見ろ!大人の言う事を聞かないからだ!」と言い、私たちが二度と馬鹿な考えを起こさないように諭します。
つまり、私たちは限られたチャンスの中で、成功を掴み取らなければならないのです。
9.人生は学期ごとに分けられていない。夏休みは無いし、ほとんどの雇用主は君が自分を見出すことに興味を持たない。それは自分の時間にやれ。
気分が乗らないからやらない、は社会では通用しません。気分が乗らない時は、気分が乗らない時に仕事をする方法を使って乗り切るしかないのです。
自分の時間は、そうやって努力した人にしか与えられません。
10.テレビは本当の人生ではない。現実では、人は喫茶店にいつまでもいられるわけはなく、仕事に行かなくてはいけないのだ。
何だろう、せわしなく営業をして回るサラリーマンの姿が思い浮かびました・・・。
11.オタクには親切にしよう。彼らの下で働く可能性が高い。
アキバの萌え系オタク・・・ではなく、たった1つのつまらない事に、全身全霊をかけて挑めるような人の事をここでは「オタク」と表現していますね。
あなたの周りにも、そんなオタクがいませんか?もしいたら、今のうちにご飯でも奢っておくとそのうち良い事があるかもしれませんよ・・・(笑)
こうやって1つ1つのスピーチを見ていくと・・・
改めて1つ1つ見ていくと、ビル・ゲイツ氏はものすごいワーカホリック(仕事依存)な方だというのがわかります。きっと想像を超える激務を、この方はこなして来たのかもしれませんね。
いやはや、成功するのも頷ける話です。
私たちもビル・ゲイツ氏までとはいかなくとも、満足のある人生を送りたいものですね。