『成功の秘訣』はイソップ童話!?アメリカ大富豪に共通する愛読書

まさじろう
多くのアメリカ大富豪が読んでいる「イソップ童話」。ただの絵本くらいに思っていたら大間違い!そこには人生で最も大切な教訓がいっぱい眠っているのです。

『人生の原理原則』こそ、成功の礎

アメリカで成功を収めている実業家のほとんどが、なんらかの形でイソップ童話を読んでいると云われています。イソップ童話は他の童話(グリムやアンデルセンなど)とちがい、徹底した現実主義に基づいて書かれています。子どもの頃に読んだあの童話を改めて大人になって読むと、しばらく忘れていた一番大事な「原理原則」に気づかせてくれます。

主なイソップ童話の内容と教訓

ウサギとカメ
【内容】
ある時、ウサギに歩みの鈍さをバカにされたカメは、山のふもとまでかけっこの勝負を挑んだ。かけっこを始めると予想通りウサギはどんどん先へ行き、とうとうカメが見えなくなってしまった。ウサギは少しカメを待とうと余裕綽々で居眠りを始めた。その間にカメは着実に進み、ウサギが目を覚ましたとき見たものは、山のふもとのゴールで大喜びをするカメの姿であった。

【教訓】
過信(自信過剰)して思い上がり油断をすると物事を逃してしまう。 また、能力が弱く、歩みが遅くとも、脇道にそれず、着実に真っ直ぐ進む事で、最終的に大きな成果を得ることができる。

アリとキリギリス
【内容】
夏の間、アリたちは冬の間の食料をためるために働き続け、キリギリスは歌を歌って遊び、働かない。やがて冬が来て、キリギリスは食べ物を探すが見つからず、アリたちに頼んで、食べ物を分けてもらおうとするが、「夏には歌っていたんだから、冬には踊ったらどうだ?」と断られ、キリギリスは餓死する。

【教訓】
将来のことを考えずに行動すると、その将来が訪れた時に、困ることになる。将来の事を考え、働ける好機を生かすことで、長期的に大きな効果を得ることができる。

ガチョウと金の卵
【内容】
ある農夫の飼っているガチョウが毎日一個ずつ黄金の卵を産み、農夫は金持ちになる。しかし、一日一個の卵が待ち切れなくなり、腹の中の全ての卵を一気に手に入れようとしてガチョウの腹を開けてしまう。ところが腹の中に金の卵はなく、その上ガチョウまで死なせてしまう。

【教訓】
欲張り過ぎて一度に大きな効果を得ようとすると、その効果を生み出す資源を失ってしまうことがある。効果を生み出す資源をも考慮に入れる事により、長期的に大きな効果を得ることができる。

オオカミと羊飼い
【内容】
羊飼いの少年が、退屈しのぎに「狼が出た!」と嘘をついて騒ぎを起こす。大人たちは騙されて武器を持って来るが、徒労に終わる。少年が繰り返し嘘をついたので、本当に狼が現れた時は大人たちは信用せず、誰も救援に行かなかった。そのため、村の羊は全て狼に食べられてしまう。

【教訓】
人は嘘をつき続けると、たまに真実を言っても信じて貰えなくなる。常日頃から正直に生活することで、必要な時に他人から信頼と助けを得ることが出来る。

北風と太陽
【内容】
あるとき、北風と太陽が力比べをしようとする。そこで、旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をする。まず、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとする。しかし寒さを嫌った旅人が上着をしっかり押さえてしまい、北風は旅人の服を脱がせることができなかった。次に、太陽が燦燦と照りつけた。すると旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いでしまった。これで、勝負は太陽の勝ちとなった。

【教訓】
冷たく厳しい態度で人を動かそうとしても、かえって人は頑なになるが、暖かく優しい言葉を掛けたり、態度を示すことによって初めて人は自分から行動してくれる。

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2012年10月14日