レディーファーストの歴史
もともとは男尊女卑の思想から生まれた風習
レディファースト(ladies first)という文化、風習は、意外にも男尊女卑の思想をその歴史の根に持ちます。 レディーファーストのそもそもの興りは、中世のフランスでした。このころ、貴族達は男性よりも先に女性が前を歩き、部屋に入り、食事をする、ということが、常になっていました。しかしその理由というのは、現在の考えからすると褒められたものではありません。例えば曲がり角や部屋の中に敵の刺客がいた場合、または食事に毒が入っていた場合などに、女性を犠牲にし、男性(多くの場合家長)が被害を受けるのを避ける為です。
にわかには信じがたいかも知れませんが、世界の女性が求めて止まないレディファーストという文化は、男尊女卑的な風習として生まれ、それ以後、産業革命後には不可思議な男尊女卑の性格を変えず、ついには「女性は守るものである」という美徳として進化していきました。
日本はレディーファーストがなっていない!
日本は世界の先進国の中でももっともレディファーストが根付いていない国の一つだと思います。
国外は日本人には不自然なほど自然にレディーファーストの文化が定着しています。
●女性のためにドアを開ける
●重い物を持つ
●手を貸してあげる
●先に譲る
●親切にしてあげる
というのが何歳の男性にも自然に身に付いています。
まるで、大人が子どもを見たら、いつも助けてあげる気持ちと同じです。
女性を見たら、男性は助けてあげる、
男性の力を助けるために使うと知っているようです。
しかし見ていると、相手が男性だと、ゲストでないかぎり、そこまでしないように思います。
世界ではレディーファースト以外にはあまり思いやりがない!?
これは国外の免許センターでの話です。
たくさんの事故の映像を見せられるのですがもっとも大切なことだったのは
●思いやりの運転
●ゆずる精神
●相手を優先する気持ち
が事故を減らすと教わります。
これはレディーファーストと同じ精神と思いませんか?
レディーファーストを日本のすべての年代が身に付けたら、
日本社会はもっと魅力的になると思います。
自己中心から脱却して生きることは、聖書がいつも教えていることです。
「自分を愛するように、あなたの隣人を愛しなさい」
「心を尽くし、思いを尽く、力を尽くして、あなたの神を愛しなさい」
「自分がしてほしいと思うことを他の人にもしてあげなさい。」
そんな人は、どこの国においても、会社でも、家庭でも、
必要とされ、愛される人となるでしょう。
自分だけのために投資し、贅沢し、着飾るのが カッコいい生き方ではありません。
レディーファーストは必要なの?
何故今もレディーファーストが求められるのでしょうか。
結婚式のようなパーティーでは、女性の服装は綺麗ではありますが、実用的ではありません。極めて動きにくかったり、すぐに疲れたりと、ドレス姿の女性の苦労は耐えません。
男性にしてみたら「あんな靴でよく歩けるなあ」と思うような高いヒールの靴では、階段を踏み外せば大怪我する可能性が非常に高く、重いドアを開けるために踏ん張るのも難しく、人とぶつかればまず転んでしまいます。
そもそもハイヒールはあまり歩く事は考えて作られていません。女性のドレスウェア全般に言えることですが、美しさを優先し、機能性を限りなく犠牲にしているのです。だからこそ、フォーマルウェアであっても普段どおりに動くことの出来る男性が、美しく着飾った女性をフォローするべきなのではないでしょうか。そしてそれこそが、現代のレディーファーストであると思います。
日本人女性のレディーファーストの概念は勘違い
北欧出身女性が日本で働いていた時、日本で女性が仕事で分からないことをすぐ男性社員に当然のように振るのに非常に驚いたと言っていました。それをあっさり受け入れる男性にもあきれてしまったそうです。確かに逆のケースはほとんどないですよね。
極めつけは重さ3、4キロ程の子供でも運べるダンボールの箱が重いといって、男性に運ぶのを半ば当たり前のようにレディーファーストを振りかざし頼む女性と、それをレディーファーストと混同し笑顔で受ける男性には唖然としたと言っていました。
わからない仕事を男性社員に振ったらクビ
子供でも持てる荷物を持ってほしいと甘えたらクビ
欧州や米国で、女性といえども仕事で子供でも運べるようなダンボールを重くて運べないなどと甘え極まりないことを言うと、言われた相手はぶち切れるそうです。
米国・欧州の一部の国は簡単に解雇される厳しい労働環境のため甘えたことを冗談半分で言っただけでも本当に解雇もあるそうです。
日本の一部の女性が根底に甘えをかかえている状況では、決して女性の地位向上は有り得ないだろうし、決定権の有る男性管理職・経営陣が重要な仕事を任せることも決してないだろうと言っていました。また欧州・米国ではそんな甘えた人間が、会社に居続けられることなまずないそうです。
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