壁に人の写真が!Googleストリートビューに映っている人を使ったアートが斬新すぎると話題に

kaiton1990
Googleストリートビューを逆に再現
右がGoogleストリートビューの画像。
左が実際の場所。

あれ?Googleストリートビューに映りこんだ人の写真が壁に貼られている!

これはいたずらか!?

イタリア出身の芸術家Paolo Cirio氏の作品。
Paolo Cirio – Wikipedia, the free encyclopedia

Paolo Cirio氏はインターネット等にある「情報」を芸術作品に取り入れることで有名なメディアアーティスト。

彼の作品は著作権、プライバシー、民主主義、フィクション等における情報化社会の影響力を表現しています。

作品名は Street Ghosts

メディアアーティストPaolo Cirio氏が今回目をつけたのはGoogleのストリートビュー。

Googleストリートビューに映りこんだ人というのは、顔にモザイクを入れられることにより匿名性が保たれている。
しかし、それと同時に、被写体の人生から完璧に切り離されてしまい、幽霊(ghost)のように存在しないものになってしまった。

この作品はGoogleストリートビューというバーチャルの世界に表れた幽霊を現実社会に蘇らせるとうコンセプトで作られたとのこと

ロンドン
Ebor Streetにて。
もしも~し
ニューヨーク
80 East Houston Streetにて。
ニューヨーク
214 Lafayette Streetにて。
もしも~し
ベルリン
Dircksenstraße / Rochstraßeにて
ロンドン
マンハッタン

おまけ:ストリートビューの写真を撮影するGoogleの乗り物たち

ストリートビュー撮影車
最新の撮影車では 15 個のレンズを使って全方位 360 度の写真を撮影しています。
ストリートビュートライク
世界の美しい場所のほとんどはストリートビュー撮影車でも行けますが、本当に興味深い場所なのに車両が入れない場合もあります。ある日マウンテン バイクを楽しんでいた機械エンジニアのダン・ラトナーは、彼の大好きな趣味とストリートビューを組み合わせてもっといろいろな場所を撮影できないかと考え、自転車をベースとした撮影システムの開発に乗り出しました。その結果開発されたトライクによって、公園や小道、大学のキャンパス、競技場なども撮影できるようになりました。
ストリートビュースノーモービル
トライクで面白い場所をいろいろと撮影できるようになり、他にまだ撮影できていないところはないだろうかと考えて、ストリートビュー機材をスノーモービルに載せることを思いつきました。思いついたらすぐ実行するのが Google スタイル
ストリートビュートロリー
芸術を愛する Google 社員たちが、世界中の美術館をストリートビューで見られるようにしようと発案しました
https://matome.naver.jp/odai/2134908196665704301
2012年10月01日