かわいいよベイスたん！【9/30 ドラゴンズ戦 ボロマケ】

ＤｅＮＡアレックス・ラミレス外野手が１回１死二、三塁のチャンスに２点適時打を放った。フォークボールをたたくと、前進守備の三塁手の頭上をワンバウンドで越す二塁打となった。これが日本通算１９９２安打目。「しっかりとたたくことができた。チームもいい流れなので、なんとかイイゼンに初勝利をつけてあげたいと思います」と、この日の先発・王溢正（わん・いいぜん）を後押しした。

ＤｅＮＡの最下位が確定した。先発した王溢正が５回２死から逆転打を浴びると、交代した小林太志も流れを止められず、この回だけで１１失点。試合が決まった。

台風が接近する中での大敗に中畑監督は「たいふう～」と頭を抱え「ギブアップ」と降参のポーズ。その後、真面目な表情に戻り「今日、見に来てくれたファンに申し訳ない試合をしてしまった。福島と宮城からも４００人くらい招待して、いい試合見せるからねって約束してたのに…。申し訳ない」と悔やんだ。

連勝は５で止まると同時に最下位が確定したが「みんな自信になったんじゃないか。来年はもっと早い時期に連勝できるチームになります。頑張ります」と、巻き返しを誓った。

今季限りで現役引退する広島の石井琢朗内野手（４２）が３０日、広島市のマツダスタジアムで引退試合として行われた阪神最終戦に「１番・遊撃」でフル出場し、２安打を放って歴代１１位の通算安打数を２４３２とした。

石井はプロ２４年目の今季、出場機会が激減し、８月２７日に引退を表明した。この日は７月３日以来の出場で１回に左前打、７回には右前打を放った。９回の一打逆転サヨナラの好機では右飛に倒れたが、４打数２安打と活躍し、守備でも軽快にゴロをさばいた。

試合は広島が１－２で敗れた。石井の現役最後の試合は１０月８日のＤｅＮＡ戦（横浜）が予定されている。

石井琢朗内野手の話　２４年間、頑張ってきてよかった。本当に幸せな時間だった。もう一花咲かせたい。そんな思いで広島にやってきた。僕にとってカープの４年間は間違いなく財産。