◆1,クリスチャン・マークレー/ “The Clock,” 2010
第54回ヴェネツィア・ビエンナーレ(2011年)金獅子賞受賞作品。
一日を構成する24時間の毎分ごとを、20世紀を彩る映画やドラマなどの娯楽映像のなかで、時計を映すシーンや時間についての短いセリフ、時や速度を感じさせるようなシーンを切り貼りして、作品のなかにあらわれる時間が、現実に流れる時間と全く同じにしたもの。
フランスアート界底辺日記
2)マリーナ・アブラモヴィッチ/”The Artist Is Present,” 2010
パフォーマンス・アーティストのマリーナ・アブラモヴィッチは、昨年、MOMAで来場者と言葉を交わさず、ただ見つめ合うだけというパフォーマンス等で話題を醸した。「アーティスト・イズ・プレゼント」は、そのアブラモヴィッチの生い立ち、キャリアを回顧するドキュメンタリーだ。
アメリカTVダイジェスト America TV Digest 「マリーナ・アブラモヴィッチ: ジ・アーティスト・イズ・プレゼント」
マリーナの略歴。閲覧注意
3)ティノ・セーガル/”This Progress,” 2010
鬼才・ティノセーガルによる体感型のアート。詳しくはリンク先のレビューをご覧ください。ネタバレ注意
4)艾未未(ガイミミ、アイ・ウェイウェイ)/”Sunflower Seeds,” 2010
ひとつひとつ、中国の伝統的な陶芸工場で職人の手で作られているというから驚き。写真は作者のアイ・ウェイウェイとひまわりの種。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%BE%E6%9C%AA%E6%9C%AA
5)ダミアン・ハースト/”For the Love of God,” 2007
こちらの頭蓋骨、なんとプラチナでできているのです!
更に驚くべきことに、そのプラチナでできた頭蓋骨を8,601個の傷のないダイヤモンドで覆ったという超高額な逸品。
制作費用はおよそ1400万ポンド (約33億円)とも言われています。想像もつかない…。
2007年にオークションで落札され、約5000万ドル(日本円で約38億円)というオークション史に残る高値を記録しました。
6)マーク・ウォリンガー/”State Britain,” 2007
2011年6月18日に肺がんに倒れ、亡くなった。
彼の生き様を捉えたドキュメンタリー映画も制作された。
7)voina/”A Dick Captured by the FSB,” 2010
日本語タイトルは「FSB(ロシア連邦保安庁)に拿捕された男性器」。
voinaというロシアのアート集団が、KGBのビルの目の前にある跳ね橋に巨大な男性器を落書きした作品。
ニュース映像。一部モザイクかかってますが閲覧注意。
音が大きいので注意。閲覧は自己責任で
8)シェパード・フェアリ-/”HOPE,” 2008
このポスターは全米で大人気となって最終的には3000万枚が売れ、その売り上げはオバマに献金されたという。

http://www.ukadapta.com/contents/Art/Art_Obey.html
シェパードへインタビュー記事です。
9)Pussy Riot/ Christ the Savior Cathedral performance, 2012
ロシアの覆面ガールズパンクバンド・Pussy Riotが「プーチン大統領を再選させるな!」とロシア正教会の大聖堂で行った政治パフォーマンス。
このパフォーマンスでPussy Riotはロシア当局に逮捕されたが、レッドホットチリペッパーズやオノ・ヨーコを初めとする世界中のミュージシャンが彼女たちを支持している。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%88
10)アローラ&カルサディーラ/”Track and Field,” 2011
ひっくり返した戦車の上をアスリートが走る、という非常に大がかりなものです。
◆リンク

http://artinfo.com/news/story/826311/the-100-most-iconic-artworks-of-the-last-5-years
元の記事では100作品が紹介されています。興味のある方は是非ご覧になってください。
◆オススメまとめ

https://matome.eternalcollegest.com/post-2134794170955587301

https://matome.eternalcollegest.com/post-2134797757859731201