イギリスで、スーパーの食品にカエル混入の事象が同時多発か?

nofrills
(なぜそんなところに……)
Waitrose という高級スーパーが、イギリスにある。
ここはあまり「庶民的」ではない、「ワンランク上」の食品スーパーだ。収入に少しは余裕があり、「こだわりがある」層、「健康やエコに気を使う」層を主要な顧客層としているようなお店。東京でいうと「成城石井」、「三浦屋」などが近いと思う。

経営面も「強欲な資本主義」とは一線を画したワーカーズ・コーポラティヴ(従業員が資本の主でもある)。「理念」を重視する人々からの評価も高い。
http://en.wikipedia.org/wiki/Waitrose

ウェブサイトには、女王と皇太子のRoyal Warrantが。
ここの自社ブランド製品は、日本でも「ピーコック」で取り扱っている。
http://www.peacock.co.jp/

紅茶やシリアル、ビスケットからパスタソース、缶詰、スパイスなどなど。

自社ブランド製品には、調理の手間が省ける半調理品も豊富。
「カット野菜」(サラダ)などは、忙しく働いている母親たちの間で特に好評。
そんなすてきなスーパーから届いた仰天ニュース……

「生きたカエルが、ウェイトローズのサラダの袋の中に発見される」。

うむ。これは保護色ですね。

BBCの記事によると……

ハンプシャーに住むクリスティナ・キャリングトンさん(50歳)は、日曜日、地元のウェイトローズでパックされたサラダを購入。その日はそのまま冷蔵庫に入れておいた。

クリスティナさんは翌日の月曜日に袋を開封し、自分のお弁当の分だけを取り出して袋をクリップで閉じ、冷蔵庫に戻した。

そしてお昼ご飯を終えた後、自宅の娘さんからパニクった声で電話がかかってきた。

“There’s a frog in the salad bag in the fridge.”
(クリスティナさんへの娘さんからの電話より)

http://www.bbc.co.uk/news/uk-england-hampshire-19555898

nofrills@nofrills

BBC News – Live frog found in Waitrose salad bag in Hampshire bbc.in/NYKVMF “お昼に娘から職場に電話がかかってきたんです。「ママ、カエル、カエルがいる!冷蔵庫のサラダの袋の中!」”

Mrs Carrington said she was “disgusted and angry” and had not been able to eat salad since.
BBC News – Live frog found in Waitrose salad bag in Hampshire

お弁当を食べた後、つまり、クリスティナさんは「実はカエル添え」だったそのサラダを食べた後だったので……お気の毒です。

“You pay more for these prepared salads and trust they’ve been prepared properly,” she said.

(「半調理品のサラダには、その分よけいにお金を払っていますし、きっちりと製造されているものという信用があるわけです」とクリスティナさん。)
BBC News – Live frog found in Waitrose salad bag in Hampshire

ウェイトローズの側では平謝り(”We are very sorry for the distress caused.”)の上、「弊社では袋入りのサラダは十分に洗っていますし、パッケージングの前の段階で個々の製品をチェックする過程もあります」と説明、「このような事態はほかには発生していませんが、業者とも協力して原因究明の調査にあたり、このようなことが二度と起こらないよう全力を尽くします」との声明。(正確には、「二度目が起きる可能性を最小化する」と言っているんですが。)

おもしろいのはこの後で……

nofrills@nofrills

承前、よりによってウェイトローズのパック詰めサラダから見つかったカエルの件、「どうしたらいいのかわからないので一晩冷蔵庫に入れといた」とか(買ってきた日の晩に冷蔵庫に入っていて無事だったので、ということだろう)、可笑しくてしょうがない。 bbc.in/NYKVMF

Once the frog was discovered Mrs Carrington said she was “not sure what to do with it”, so kept the frog in her fridge for another night until it was collected by a member of staff from Waitrose.

“I turned the fridge [temperature] down and he seemed quite happy in there,” she said.
BBC News – Live frog found in Waitrose salad bag in Hampshire

見つかったカエルは「どうしたらいいのかよくわからなかった」ので、(ウェイトローズに連絡した翌日に)スタッフが回収に来るまで、もう一晩、冷蔵庫の中に入れておいたという。

「冷蔵庫の温度を下げたら、快適そうにしていました」。

“We quite liked him in the end, it was just when he hopped around in the bag – that freaked us out a bit.”
BBC News – Live frog found in Waitrose salad bag in Hampshire

「最終的にはそのカエルがかわいくなってきましたが、そのとき、袋の中でぴょんぴょんと……それにはびっくりして大騒ぎになりました」

Froglife
BBC記事の末尾には、両生類と爬虫類の保護を行なっているチャリティ組織Froglifeの先生は、「採寸して、発見された場所なども特定されないことには断言はできないが」としながら、「pool frogと考えらえる」と述べている、と書かれています。

英国政府が保護を指定している種なんですね。

鳴き声もクリアに録音された映像です。

一方で……

11 September 2012

Tesco(こちらは「庶民的」なスーパー)のホウレンソウの袋からは、死んだカエルが出てきたそうです。これがまた気の毒な話で……

He said: “My wife served the spinach with some eggs and cheese. I sat down to start eating and saw the frog.

“My wife is breast-feeding and is feeling sick at the thought of it as she had already eaten most of the spinach on her plate. This is not about money, there is something wrong here and this is below the standards you would expect.”
Dead frog croaked in Tesco spinach bag – and served up – London – News – Evening Standard

「妻がそのホウレンソウと卵とチーズでサラダを作ったので、座って、いただきますといった瞬間にカエルが出てきたんです。妻は授乳中なんですが、自分のお皿の上にあったホウレンソウはほとんど全部食べてしまっていて、それを考えるだけで気分が悪くなると。これはお金の問題じゃないんです。おかしいんですよ。その上に、応対が、こちらが思っているよりひどい」

この方が怒っているのは、Tescoがすぐに返金に応じず、「調査してから」云々と対応したことによるそうです。(つまり、「この客は、嘘をついて返金させようとしているのだろう」という前提なんですね。)イヴニング・スタンダードの記事の下についているコメント欄は、見るとげんなりします。(野菜にカエルがついてて何が悪い、みたいな意見があったり……いやあ……。)

See also:

Pool flog:
http://www.froglife.org/animals/poolfrog.htm

(この物語に出てくるのは、frogではなくtoadですが……)

※若干悪趣味、でも出さないわけには……

※ここに入れてたのが、非表示にされてた(2016年6月補記)
運営側によって非表示にされているので、ご自身で検索してください。

同じ人たちによる悪趣味じゃない映画:
http://www.imdb.com/title/tt0118172/

https://matome.naver.jp/odai/2134742978711646701
2016年06月12日