▼リアルとは
あらすじ
SLUM DUNKの井上雄彦がヤングジャンプで連載中の作品。
車椅子バスケがストーリーの中心。
高校を中退し、自身の引き起こしたバイク事故により他人に一生残る傷を与えてしまった罪に苛まれる野宮朋美
リアル (漫画) – Wikipedia
https://matome.naver.jp/odai/2134666474643520901/2134668213845867003
車いすバスケットボールの有力選手でありながら、我が強くチームメイトと上手くいかずに一度チームを抜けた戸川清春
リアル (漫画) – Wikipedia
https://matome.naver.jp/odai/2134666474643520901/2134668213845866903
自尊心が強く、交通事故で下半身不随になったことを受け入れることのできない高橋久信
リアル (漫画) – Wikipedia
https://matome.naver.jp/odai/2134666474643520901/2134668213845867103
それぞれが向き合うREAL(現実)
リアル (漫画) – Wikipedia
https://matome.naver.jp/odai/2134666474643520901/2134668213845867203
▼井上雄彦のリアルに対する想い
『リアル』は人間ドラマを扱った新たなチャレンジ
スペシャルインタビュー 挑戦者であり改革者 井上雄彦のバスケ道<前編> « Cager ”バスケ熱を伝えるウェブマガジン”
やっぱり、バスケットボールとは似て非なるものですから。だから“勉強しよっ”って思いながら観ています。
grazie 2月号:本当のリアル 井上雄彦(前) – livedoor スポーツ
車椅子バスケットだったら、障害者を扱わざるをえないじゃないですか。その人間ドラマ的な部分が絶対に出てくる。割と重い題材になるに違いないところで、バスケじゃないスポーツでそれを描くのはすごく荷が重いじゃないですか。バスケだったら一回描いているので、そっちの部分は割と今まで培ったもので描ける。
スペシャルインタビュー 挑戦者であり改革者 井上雄彦のバスケ道<前編> « Cager ”バスケ熱を伝えるウェブマガジン”
障害者のドラマを扱うというのは一つの(自分に対する)チャレンジ。
スペシャルインタビュー 挑戦者であり改革者 井上雄彦のバスケ道<前編> « Cager ”バスケ熱を伝えるウェブマガジン”
逃げずに立ち向かったことがあるからこのシーンがカッコイイと伝わったのだとしたら、それは本望ですね。
リアルとはなにか
とくに、描くことに対して、きちんと向き合わないといけないと、今は感じています
リアルとはなにか
車椅子バスケの本当の楽しさを伝えたい。競技を楽しむこととは、技術の向上や勝利への追求である。
grazie 2月号:本当のリアル 井上雄彦(前) – livedoor スポーツ
『リアル』に関しては終わりは考えていないですね。2カ月に1回というのもあるし、作品の作り上、こうなったら終わりっていうのがないので。逆に言うと、いつやめてもいいし、どこまでも続く可能性もある。それもわからないですね。
スペシャルインタビュー 挑戦者であり改革者 井上雄彦のバスケ道<前編> « Cager ”バスケ熱を伝えるウェブマガジン”
▼読者の感想
まさに「リアル」。
現実とは時に、過酷過ぎる。
全く他人事ではない。
それに、ただ「障害を乗り越えて頑張ろうぜ」みたいなノリのマンガでもない。
ただ淡々と、人間に起こる「リアル」を描く。
本当に心が痛かった。
障害者を描いた漫画は数あれど、その内一体どれくらいの漫画が本当の障害者の現実を描いた作品として存在するのだろう。
もちろん、あえて現実的に障害者を描かない作品もあると思うが。とにかく凄い、凄まじさがこの作品にはある。
もうマンガじゃない
ちょっとしたきっかけで身障者の世界に行くような儚い状態で我々は生きている。ということを「リアル」は痛烈に読者に伝えてくる。
正にスラダンの逆サイドに位置する気がする。
▼リンク
http://www.itplanning.co.jp/index.html
『週刊ヤングジャンプ』で1999年48号から不定期連載されている。
単行本はヤングジャンプ・コミックスから第11巻まで刊行。
2001年に第5回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した。