昼ドラ『赤い糸の女』あらすじまとめ

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9月3日ひる13:30 ~ からフジテレビ系列の昼の帯ドラマ枠で放送される赤い糸の女についてまとめました。簡単にあらすじをまとめています。 11月2日放送終了!

キャッチコピーは「欲望が、絡みつく。」

あらすじ

幼い頃、母に捨てられたという心の傷を持つ女子大生・志村唯美。良家の娘である貴道麻衣子、いじめの経験から全身整形した鹿野芹亜と寮のルームメイトとなるが、その出会いが秘密の共有を生み、恋人や親たちまでが欲望の糸に絡まっていく。唯美は、それぞれの欲望と向き合い戦いながら自らの人生を一歩ずつ前に進んでいく。

9月5日まで
・唯美と麻衣子は同じ寮の部屋に暮らしている。仲はいいが、唯美の彼氏はダサく品がないのに比べ、麻衣子の彼氏はエリート銀行員。唯美は麻衣子の彼氏(麟平)に憧れる。
・芹亜は大学に通いつつ、風俗店でアルバイトをしている。その店の常連として、麟平が通っている。
・芹亜の源氏名は「唯美」
・芹亜がルームメイトとして加わる。
・唯美は「芹亜」と書かれたネームプレートを見、中学のクラスメイトに「ブタ志村」と呼ばれ、いじめられていた志村芹亜という子がいたことを思い出す。(唯美は姫志村と呼ばれていた)
・美容整形外科医である父に尋ねると、やはり鹿野芹亜と志村芹亜は同一人物で、数千万円をかけて整形をしていた。

9月13日まで
・芹亜に言われ、唯美を口説く麟平(麻衣子の彼)。「エンジェルキスを飲んだのだから、俺たちはキスしたも同然」と意味不明な理論を展開。そのほかにも甘い言葉の数々を囁かれた唯美は「いけないわ…」と言いながらも「これが…赤い糸…」と麟平と結ばれる。
・その後麟平は麻衣子も抱き、芹亜の目指していた「聖なる愛の正三角形」が完成する。
・麟平にメロメロになってしまった唯美は再び2人でホテルへ。芹亜は森下(唯美の彼氏)にそれを密告、森下はホテルの部屋へ消える2人を見る。
・森下は麻衣子を呼び出し、麟平と唯美ができていることを告げる。
・麻衣子はショックを受け、唯美に詰め寄る。唯美は「2回しか寝ていない」と主張するも、当然許してもらえない。芹亜に「謝るときは土下座よ」とのアドバイスを受けた唯美は即土下座。
・しかしそれでも怒りの収まらない麻衣子は、「芹亜にも土下座して謝れ」と言う。しかし唯美は「芹亜も麟平に抱かれている。私が土下座をする必要はない」と意味不明の逆切れをする。
・そして芹亜が全身美容整形であることをバラす。
・芹亜と唯美は「麟平に愛された女三人、そして芹亜の全身整形を知るもの同士、美しい友情を守ろう、麟平をシェアしよう、新しいモラルを作ろう!」と麻衣子を言いくるめようとする。
・が、もちろん失敗。麻衣子は実家へ帰ってしまう。
・麟平が麻衣子を追いかけていくと、実家の部屋にいた麻衣子は着物を着、般若の面をつけているのだった。

9月14日まで
・麻衣子は麟平、芹亜、唯美の3人に、もう肉体関係は持たないという内容の誓約書にサインさせる。
・唯美と麟平はショックを隠し切れないが、芹亜はいつも通りの涼しい顔。
・しかし麟平が麻衣子の体だけで満足できるはずもなく、次回予告ではまた芹亜のお店で元気にしているようすが映し出されるのだった。

9月17日まで
・芹亜と唯美は誓約書に書かれていた通り、麻衣子と麟平の結婚祝賀会の準備を始める。
・砂浜に大きな落とし穴を作る(少なくとも唯美はただの遊びで作ったよう)。その手前にアーチを作り、そこを通るよう促す唯美と芹亜。何も知らずにやってきた麻衣子はアーチをくぐった後、穴に落ちてしまう。
・穴に落ちた後芹亜と唯美は歓声をあげて穴へと駆け寄る。唯美は「人生に落とし穴はつきものよ」と麻衣子を見下ろし笑いながら言う。
・しかし麻衣子はどんどん砂に埋もれていき、見えなくなってしまうのであった。必死に掘り起こす唯美と芹亜と麟平だが…?

9月18日
・麻衣子死亡。
・「穴を浅くすればよかった、読みが浅かった」と笑えない冗談を言う芹亜。
・麟平が謎の男気をみせ罪をかぶると言い、花婿衣装のまま警察の取り調べを受ける。
・「罪をかぶってくれるだなんて、麻衣子より私たちのことを愛していたのでは」とクールに言い放つ芹亜。
・しかし教授(寮の監督も兼ねている)の前では「私たち生きていけないわ」「絶望よ…」と泣き崩れる二人。教授は二人に同情する。
・麻衣子の姉は当然ながら2人を怪しんで、ことあるごとに2人をにらみつける。麻衣子の母(多嶺) は2人を葬式に招待。
・取り調べを明日に控え、慌てる2人。芹亜は知らぬ存ぜぬを押し通す作戦でいこうと唯美に告げる。しかし嘘が下手な唯美は取り調べ中に、たびたび言葉に詰まってしまう。

9月19日
・麟平に罪をかぶせることに成功。
・芹亜は「私たちの間にまた一つ秘密が増えた」と言い、リンゴジュースに自分の血を数滴入れ、それを固めの杯として唯美に飲ませる。
・寮を代表し、唯美が1人で麻衣子の葬式へ。遥香(麻衣子の姉)は唯美を麻衣子の部屋へ呼び出し、芹亜のような女には気を付けたほうがいいと物凄い迫力で忠告する。
・葬式中にハンカチを落とす唯美。それを拾ってくれた女性が実の母親に似ていたため、麻衣子の母に尋ねてみると名前が同じ。母親だと確信した唯美は、彼女を待ち伏せする。至近距離で見つめあうも、彼女は何も言わずに行ってしまう。がっかりして大学に戻る。
・その一方で寮には森下がやって来る。芹亜は森下を自分のバイト先へ来させ、裸の森下に「マスコミにバラすと唯美は大変なことになる。復讐をしたいのならマスコミに言ってみては」と提案する。
・マスコミに追われはじめた唯美。週刊誌、新聞に4人の写真まで載る始末。穏やかだった教授もこれにはブチ切れ、2人に自宅謹慎を命じるのだった。

9月20日 14話
・2人はそれぞれ実家に戻る。
・唯美は父親に「自分自身が嫌になった。整形したい」と持ちかける。しかし父は「ただの自己嫌悪で整形するなんて許さない。愛やセ○○○は青春にはつきもの」と唯美を宥める。
・芹亜の母の店は芹亜目当ての客で繁盛する。が、格式高いバーだと自負していた母の彼氏はそれが気に入らず、文句を言う。芹亜は彼氏に従う母が気に食わず、「私は風俗で働きたくて働いてるのではない」とキレ、酒のボトルを割りまくる。
・唯美と芹亜は会って話をし、「私たちは運命共同体。お互い頑張っていこう」と慰めあう。
・人の噂も75日で、唯美は父親のコネで就職が決まる。
・実家の美容整形外科に行くと、男性機能を強くするために受診していた森下と会う。マスコミに売ったのはあなたではないかと詰め寄ると、森下は「芹亜が自分で売った、写真も自分で提供していた」と言う。
・麟平は重過失致死罪で4か月の刑に処せられる。次回予告ではもう出てきて、元気にやっている様子。

9月21日 15話
・麟平出所。
・卒業のため寮を出る際、「麟平や芹亜とはもう2度と会わない」と宣言。
四年後…
・証券会社に勤めている唯美は、先輩(椿鬼奴)に食事へ誘われる。7人の男をとっかえひっかえしているモテモテの先輩は、食事もそこそこに帰ってしまう。
・その帰り道、ブティックで37万円のカバンを即購入。唯美は買い物依存症になっていたのだった。そのために消費者金融から金を借りており、借金はどんどん増えていく。
・実家暮らしの唯美が家に帰ると、継母に購入品を見られ「自分の給料はすべて自分で使えていいわね~」と嫌味を言われる。(家族は借金については知らない様子)
・弟は「セックシュン!」というどことなくセ○○○という言葉を連想させる音のくしゃみをし、家族を困惑させる。
・そんな唯美に、仕事の取引先の男と3年前のウィーン旅行で出会った男の2人がアプローチをかけてくるのだった。

9月24日 16話
・家族から「お局様にはならないようにね」と言われまくる唯美。
・取引先の男、寺坂とデートを重ねる。寺坂の母が着ていたという着物をもらうが古臭く、継母から文句を言われる。呉服店に持っていくと高いアンティークの着物だったことが判明する。
・すっかり和服にはまってしまった唯美は、着物作家と会うことに。
・寺坂と「大事なものを見つけた・・・」と言い合い、キスをする。

9月25日 17話
・寺坂と思いが通じ合い幸せ絶頂な唯美は、歌いながら花を活け、弟に自分の服を着せて「好きって言って!世界で一番好きって言って~!」と言いながら抱きしめ、戯れる。継母にはドレスをあげる。
・呉服屋で織物作家と話をし、ますます着物にのめりこんでいく唯美。織物作家からコチニールで染めたという赤い糸をもらい、大切に財布へと仕舞う。
・借金取りからの電話が激化する。家の前でガレージセールを開き、これまでに買ったブランド品を売りさばく。
・先輩(椿鬼奴)と食事をしてお互いが抱える中毒の苦しみを語り合うが、男性に依存している先輩はまた食事もそこそこに男の待つホテルへ行ってしまう。この時の相手は唯美の元彼、森下だった。
・「あなたの借金をゼロに!まずは弁護士に相談を!」と書かれたチラシを見た唯美は、弁護士事務所を訪れる。そこの事務所にはなんと芹亜がいたのだった。
芹亜の髪形はストレートロングではなく、徹子風に結い上げられていました

9月26日 18話
・芹亜に「あなたに有利になるよう先生に頼む」と言われ、唯美は何も疑わず安堵する。
・芹亜によると麟平は詐欺をはたらき刑務所に入っている。あと一年で出所。
・寺坂との交際は順調で、父親に紹介される。彼は唯美を見て「家内に似ている」と泣きだし、唯美をほのぼのとさせる。
・唯美は気づいていないが、芹亜と同じ事務所で森下も働いている(司法試験には受かっていない)。唯美のマンションにチラシを入れたのも森下だった。
・芹亜に自己破産をすすめられた唯美は動揺する。しかしその夜、一緒に食事をした際に芹亜が「親友だもの」とお金を渡してくれ、そのお金で唯美は借金を返済する。
・寺坂に結婚してくれと言われる。
・そんな幸せ絶頂の唯美に、「大変なことになったのよ・・・」と芹亜から電話がかかってくるのだった。

9月27日 19話
・芹亜が貸してくれたお金は弁護士事務所の金だった。クビになり訴えられるから、3か月以内に550万円を返せと迫られる。
・父に頼もうとするも、病院が税務署に入られたために脱税がバレてしまい、多額の金が必要になるとのことだった。それでも頼もうとするが、唯美の借金を知っていた継母に「父親に金の話をするな」と忠告される。
・ウィーンで出会った男に頼むと、了承してくれる。何度か抱かれるが、数万円は渡してくれるもののなかなか550万円を払ってくれない。
・にっちもさっちもいかなくなった唯美は、芹亜に譲歩を頼む。550万の内、150万は芹亜が用意すると言ってくれる。
・娼婦としてのノウハウも伝授してもらった唯美は、男に抱かれ金を得るのだった。
(芹亜が男を斡旋し、金も芹亜に渡すスタイル。1回五万円とのこと。)

9月28日 20話
・寺坂が唯美の実家にやってくる。継母は寺坂を「冬ごもりから出てきたばかりの熊みたいなタイプ」と評価。
・ナチュラルリターン方式の浄化水について熱く語る寺坂を嬉しそうに見つめる唯美。引きつり顔の父と継母。父親は結婚を承諾する。
・芹亜の指示で男に抱かれ続けること1カ月、150万円を稼ぎ出す。(1ヶ月で休んだのは2日、1日に二人の客をとった日もある)
・唯美は出会い系サイトからやってきた客が縄で縛ろうとした、客をちゃんと選んでくれと芹亜に頼む。
・客を引っ張ってきているのは芹亜ではなく森下で、娼婦のようになってきた唯美を2人で笑う。
・神社婚の予約を取った寺坂と唯美は、いつもの食堂で食事をする。寺坂が「抱きたい!もう我慢が出来ないんだ!」と言いだすが、唯美は他の男に抱かれていることに罪悪感を感じ、断る。泣きながら謝る唯美に対し、純情な寺坂は「一生をかけて愛し抜くから…」と言う。
・「慣れてないから」という理由で特定の体位しかOKしない唯美に、客が「10万も払っているのに!」とキレる。芹亜がピンハネしていることを知るのだった。

10月1日 21話
・550万の金は事務所の金ではなく、芹亜のお金だった。「そうでもしないと売春に踏み切れなかったでしょ?」「あなたが毎夜違う男に抱かれていると思うとぞくぞくする、愛おしくて可愛そうで抱きしめてあげたい」と芹亜。
・谷先輩(椿鬼奴)と食事に行った唯美は、「幸せの絶頂で結婚するの!」「だって大好きなんだもん!」などとのろける。
・そこへ森下が現れ、唯美の売春についてばらしてしまう。でたらめだと言い、走って帰る唯美。社内に広まってしまうのではと焦る。
・その後ホテルへ行った森下と谷先輩。事後、「下半身を徹底的に改造した」という森下に、谷先輩は「早く終わってほしくて演技をしていた。あなたの下半身は気持ち悪いだけ。」と言い放ち、激昂した森下に首を絞められる。(谷先輩は意識不明の重体になり、森下は逮捕される)
・あと一人で借金完済となり喜ぶ唯美に、芹亜は「とびきりいい客を探さないとね」とほほ笑む。
・芹亜は寺坂を呼び出し、「デートクラブの一種をやっているが、汚れのない清純な女性がいる。10万で抱かないか」と持ちかけるのだった。

10月2日 22話
・最初は十万だと言っていた芹亜も、寺坂が断り続けたためついに1万円に値下げ。
・名前こそ教えないものの職種や部署などの情報を小出しに教え、唯美だと感づかせる。
・ホテルの部屋で待機していた唯美のもとへ寺坂がやってくる。怒り狂った寺坂は、唯美を拳で殴りつける。「真の売春婦じゃねーかよ!」と言い、ベッドに倒れこんだ唯美の顔に1万円札を置き、帰っていく。
・ぼうっとしたまま家に帰った唯美。殴られた跡を見た弟は、「タイトルマッチ?」と聞く。
・芹亜につめよるも、「落とし穴で麻衣子を殺したのはあなた。私が警察に垂れ込めば、すぐに捕まる」と脅される。
・「あなたを愛している、すべてを征服したい」という芹亜に、唯美は「赤い糸なんてこんなもんよ!」と糸を引きちぎりワイングラスに沈める。しかし芹亜は糸を取り出して、結びなおすのだった。
・両親が出かけることになり、唯美が自殺をしないよう見張りを頼まれた弟。しかしあっさり昼寝してしまい、両親が帰宅した時には唯美は消えていた。
・そして唯美は信州へ。

10月3日 23話
・実母と再会する。4年前に会った際に似てるな~とは思ったが、こんな場所にいるわけがないと思ってスルーした、後で唯美本人だと知り、とても後悔したと言う。
・唯美父と継母は不倫で、実母と結婚していたときから関係があった。その腹いせに税理士と関係を持っただけだと弁明する。
・実母は1mほどの大きさの人形を持ってきて、「これをあなただと思って生きてきた。衣装もたくさん作った」と言い、唯美に抱かせる。
・麻衣子の家に線香をあげに行くと、麻衣子の姉が「週刊誌のことはどこまでが本当なの?まさかあなたは徳須とできていたのでは?」とクンクン匂いを嗅ぎながら詰め寄る。しらばっくれて難を逃れる唯美。
・織物工房へ行き、織物作家と色々な話をする。染色担当の石母田栃彦が持ってきた赤い糸を見、「ここで運命の赤い糸が作られているのね」と思うのだった。

10月4日 24話
・横浜出身の石母田栃彦に親近感を抱く唯美。畑を見せてもらい、家にもいく。
・今は薪で風呂を沸かす生活をするナチュラリストの栃彦だが、元は証券マンをしており、生き方を変えるために信州へ来たという。
・栃彦の話を聞き、織物作家に弟子入りしたいという思いを強くした唯美。
・麻衣子母は織物作家と古くからの友人。弟子入りについて頼んでもらえないかと相談に行く。話をしていると、実母が唯美を迎えにやってくる。麻衣子姉は「あの人がお母さんじゃ唯美さんも大変ね」と意味深な発言をする。
・実母があなたに会えたのだからもういらない、これを見るたび私を思い出してほしいと人形をくれる。
・父の元へ帰った唯美は、もらった人形を部屋に飾る。弟はその人形を「気持ち悪い」と一蹴する。
・父に会社を辞め、しばらく信州で暮らすことを告げるのだった。

10月5日 25話
・会社に辞表を出す。転勤を勧められるが、唯美の決心は変わらない。
・会社にはまだ借金を残したままだった。それを父親に相談すると「こっちで払っておくから」と言ってくれ、一安心する。
・琴子(織物作家)が弟子入りを許可してくれる。
・義母が一文にもならないのに…と嫌味を言うと、父親が仕送りをしてくれるという。「よろしくお願いしま~す!」と遠慮のない唯美。
・家族が送別会を開いてくれる。人形の席も用意。父親が、「豊子(実母)とは一緒に住まない方がいい、骨の折れる女だから苦労するぞ」と意味深発言。
・その発言を聞いた唯美は、幼いころに、花バサミが見つからずイライラしている豊子に殴られたことを思い出す。(花バサミが見つかった途端、機嫌がよくなる)が、別に嫌な思い出ではないから…と信州に向かう。
・実母には連絡しないまま信州に着いた唯美は、多嶺の所へ挨拶に行く。住む家が決まってないと言うと、麻衣子の部屋に下宿するよう勧められる。
・実家の美容整形外科に芹亜がやってきて目の下を整形し、唯美の居場所を聞き出そうとする。

10月9日 26話
・麻衣子の部屋で下宿することになった唯美。麻衣子の洋服や荷物はそのままにしてあり、唯美が使えばいいと言われる。実母には、貴道家に住むことを秘密にしている様子。
・唯美の歓迎会の席で、栃彦に猛アタックする遥香(麻衣子姉)。栃彦は軽く流す。
・麻衣子はまだ成仏できていないのでは…と考えながら寝た唯美は、麻衣子の夢を見てうなされる。熟睡できなかったと言う唯美に、「あの部屋には麻衣子の幽霊が出る、魂がでていかない。仲良くしてやってくれ」と遥香。
・栃彦には遥香との縁談があるから、それだけは頭に入れておくように、と琴子先生。
・多嶺が、唯美のことを「麻衣子」と呼ぶようになる。嵐の夜、「麻衣子の声がする」と言い唯美人形を麻衣子と呼んで話しかけ、唯美は困惑する。
・多嶺が去ると、どこからか「唯美、苦しいの、助けて」という声が聞こえ、人形が椅子から落ちる。その姿が麻衣子と重なり、慌てて部屋から逃げだすと「幽霊が出たのね!」と笑顔の遥香に言われる。
・(この家族に復讐されるのでは・・・)と思う唯美なのだった。

10月10日 27話
・近くに住んでいることを実母(豊子)に言わないままなのは申し訳ないと思った唯美は、土産と唯美人形を持ち家をでる。するとそこに豊子が走ってやってくる。
・豊子は「一か月の間、どうして私に教えてくれなかったの!それでも私の娘なの!」と喚き、土産の箱を踏みつぶして泣き出す。
・それを見ていた遥香は「娘が世話になっているのだから、泣くよりも先によろしくお願いしますと言え」と言い、豊子をさらに怒らせる。ブチ切れた豊子は唯美から人形を取り上げ、人形の尻を何度も叩く。
・唯美が織物工房で働いていることを知った豊子は工房へ行き、琴子に会う。そして「唯美に一緒に住むよう言ってくれ、母子の絆を大切にするように言ってくれ」と頼む。
・しかし琴子は「唯美は私の弟子、二度とここには来るな、娘の成長を遠くから見守れ」と強い口調で断る。すると豊子は、「こっちから縁を切ってやる!」と叫び、工房から走り去る。それを黙って見送る唯美。
・遥香との縁談はない、僕には唯美さんしかいない…と栃彦。りんご畑でデートをした唯美と栃彦はキスをするのだった。

10月11日 28話
・チェロの練習をする栃彦。チェロのお返しにと、「お菓子と娘」を歌う唯美。
~季節は初夏へ~
・麟平が唯美を訪ねてやってくる。芹亜と金儲けをしており、上田に事業を作ると言う。
・多嶺はすっかりぼけてしまい、唯美を麻衣子だと思い込んでいる。麟平と唯美に「早く結婚しなきゃ!」と言い、唯美を困らせる。遥香は「知り合いみたいだし、それもいいんじゃない?」とけしかける。
・その場を離れ、麟平とホテルへ行く。芹亜・麻衣子・唯美の内、一番体の相性が良かったのは唯美だと言い、唯美を襲う。
・琴子は栃彦に、貴道家の養子になるようすすめる。遥香さんが跡取りを生まないと貴道家は絶えてしまう、結婚すれば資産を使い織物工場を作ることもできる、という琴子に「僕は種馬ではありません!」と栃彦。
・唯美と結婚するなら二人とも破門だ!と怒る琴子。
・麟平から逃げてきた唯美は、栃彦に抱きついて泣く。そして栃彦の家で2人は結ばれるのだった。

10月12日 29話
・栃彦の家で赤い糸を見つけた唯美は、栃彦との愛を再確認する。
・芹亜が谷間の百合で赤い糸を見つめていると、そこに麟平がやってくる。麟平は唯美を「売春をしていたようには見えない。健康な草花の香りがした」と評す。結局抱けなかった模様。
・唯美は誰にも渡さないよ…と芹亜。
・遥香は麻衣子のバッグの中から誓約書(麟平と肉体関係を持たないとサインさせたもの)を見つけ、唯美を「桃色遊戯にふけってたんじゃないの!」など、セ○○○を連呼し糾弾する。
・芹亜は唯美の実家の美容整形外科へ。(プロポーションをよくするため、ほかの病院で肋骨を1本取っていた)そして「唯美の父に抱かれてみたかった・・・」と唯美父を襲う。
・栃彦にラブラブ(琴子先生談)な遥香は、栃彦を家に呼ぶ。栃彦は「結婚はしません、養子にもなりません」ときっぱり断る。
・遥香は唯美の大学時代のスキャンダルを話そうとするが、「過去の話はどうでもいい」と聞く耳を持たない。「昨日は麟平に抱かれたはずだ、唯美さんはそういう人なのよ!」と騒ぐ遥香。
・栃彦は「唯美さんは昨日自分の家にいて、昼間から家で男女の仲になった。唯美さんとセ○○○しました!」と堂々のセ○○○宣言をする。
・怒った遥香は唯美に「見境なしに誰とでも寝る泥棒猫は出ていけ!」と言うのだった。

10月15日 30話
・「黄泉の国から来た死神よ!」と遥香に言われ、貴道家を追い出された唯美。豊子の家へ身を寄せる。豊子はこれで親子水入らずで暮らせる、と泣きながら喜ぶ。
・貴道家を出たことを栃彦に告げると、僕の所へ来ればよかったのに、と言われ喜ぶ唯美。
・そんな2人の後ろで、植木の陰から般若の面をつけた遥香がぬっと立ち上がり、面を外して唯美を睨み付ける。
~季節は秋へ~
・事後、唯美と栃彦が早く一緒になろうと語り合っているところへ「早く帰ってこい、あなたがいなくちゃ寝られない」と豊子から電話がかかってくる。
・豊子から易々と結婚するなと説教を受けていた唯美は、吐き気を催す。おそらく妊娠していると言うと、豊子は「すぐにおろせ!すかんぴんの子どもを生んだら大変だ!」と怒る。唯美は「結婚して赤ちゃんも産みます!」と言う。
・同じころ芹亜の妊娠も発覚する。唯美のパパの子だ、唯美の兄弟になると喜び、絶対に産んでみせると意気込む。
・麟平は「一回だけだろ、一発オーケーなんてあるかあ!?」と驚く。
・豊子は薬局で人工流産する薬はないかと尋ねるが、もちろんないと言われる。
・唯美の妊娠を聞いた遥香は、「簡単に子どもができるのね。まるで野良猫同士の野合だわ!」と言い放つのだった。

10月16日 31話
・工房で仕事をしている唯美の元に遥香がやってきて、安産守りを渡す。突然の優しさにとまどう唯美。
・遥香と入れ替わりに豊子がやってくる。一階にいる豊子の元へ行こうとした唯美は階段から落ちてしまい、腹を押さえ痛がる。階段には赤い糸が張られており、それに躓いて落ちたのだった。(琴子は赤い糸に気付いたが、唯美は気づいていない。)
・病院にいくが、母子共に異常はなかった。病院に付き添った豊子は、お腹の子が無事だったことにがっかりして中絶を勧める。怒った唯美は栃彦と住むことに。
・栃彦は「遥香が帰った後、何かに躓いて落ちた」という唯美の言葉を聞き、琴子に何かなかったか尋ねる。が、琴子は何も見ていないとしらを切る。
・そばを作り、自給自足の生活でほのぼのと暮らす唯美と栃彦。
~2ヶ月後~
・安定期に入った唯美と栃彦は、東京の父(征行)へ結婚の挨拶に行く。
・征行は唯美に、芹亜も妊娠していることを告げ「相手が俺だって言うんだよ…」とぼやく。芹亜は征行に認知をお願いしていた。
・「芹亜がお父さんの子を産むなんて、考えただけでも嫌!」と唯美。
・唯美が東京に来ていることを知った芹亜は会いに行くが、唯美は栃彦の実家にいたため会えないのだった。

10月17日 32話
~4年後~
・唯美と芹亜の子どもは女の子だった。
・唯美の子、仁奈子は器量がよく、手作りのおもちゃがお気に入り。「女の子は器量よしに越したことはない」と豊子。
・一方芹亜の子、ジュリはやんちゃで整形前の芹亜に似ている。「どうしてこんな器量の悪い子が…」と芹亜。またDNA検査の結果、ジュリは征行の子ではないことが判明。
・麟平は温泉付きのデイケアセンターを作るため上田へ行き、遥香にその出資を頼む。
・織った着物を作品展に出すことになり、順風満帆な唯美。
・唯美と仁奈子は麟平と遭遇する。麟平は芹亜にも女の子が生まれたことを伝え、「間に合わせで父親にさせられた」と言う。
・作品展に出品した着物(「赤い糸の波紋」というタイトル)が銀賞をとり、その着物を見た芹亜が購入を決める。いきなり銀賞をとった上に買い手まで現れたことに合点がいかない琴子は、着物に200万という高値をふっかける。
・しかし芹亜は「私のために織ってくれたのね」と購入するのだった。

10月18日 33話
・麟平が豊子がパートとして働いている旅館へやって来て、建物の一部を買収する。パート仲間が「私たちはクビになる」と話しているのを聞いた豊子は、麟平(デイケアサービスセンター所長)のところへ行き、デイケアセンターでも働かせてくれと頼む。あっさり承知してくれた麟平に、豊子はときめく。
・「谷間の百合」では、ジュリが客の注文した唐揚げを咥え、その上両手にも握って走り回っていた。ジュリを叱る芹亜に、麟平は「唯美とになこは聖母マリアとエンジェルのようだったのに」と言う。芹亜はデイケアセンターの副所長として、上田に居を移すことになっていた。
・唯美の家では着物を売ったお金で蓄音機を買うことに。これでクラシックが聞けるとほのぼのとした時間を過ごす。
・唯美の織った着物を着た芹亜は、鏡に向かって「あんたの織った赤い糸に巻かれてます」と呟く。
・芹亜は貴道家に行き、遥香に挨拶をする。「麻衣子を殺したのはあなたでしょう?」と言われ、「落とし穴を発案したのは唯美」と告げる。それを聞いた遥香は「あの女が殺したのに決まってる!」と叫ぶ。
・唯美と芹亜が再会する。芹亜は唯美に、「赤い糸は切れていなかった」と言う。
・芹亜と麟平が唯美の家にやってくる。芹亜は仁奈子をガン見し、怖がられる。
・「唯美もナチュラリストとして筋金入りです!」と言う栃彦に、「ままごとみたい…」と芹亜。しかし栃彦は「心の自由を獲得している」となどと笑顔で語る。
・ホテルに戻った芹亜は着物を脱いで床に叩きつけ、「許せない!!」と何度も絶叫するのだった。

10月19日 34話
・「何がナチュラリストよ、どうせ私は物質本位の化け物よ!」「私の娘は醜い豚娘、唯美の子はお姫様。自分の少女時代と同じだ」と怒り狂う芹亜。特に否定はしない麟平。
・芹亜は豊子に化粧品をプレゼントし、豊子を取り込むことに成功する。
・また芹亜は栃彦の元へ行き、デイケアセンターの契約農家になってくれないかと頼む。栃彦はあっさり了承する。
・変に若作りの派手な化粧(唯美談)をした豊子は、麟平のところへ行く。麟平は「ビューティフル!」と褒め、別室へ連れて行きキスをする。ときめく豊子。
・唯美は栃彦に対し、芹亜の恐ろしさを説明するも分かってもらえない。
・芹亜と麟平は遥香の家に挨拶へ行く。せっかくだからと麻衣子の部屋を見ることになる。
・遥香は「麟平と芹亜の過去は水に流すが、唯美だけは許せない!あの人殺しが!」と息巻く。
・芹亜は先に帰り、麟平と遥香は部屋で2人きりになる。麟平は「僕でよければなぐさめてあげますよ…」と言い、遥香に濃厚なキスをする。
・唯美の元へ行った芹亜は「三人で貴道家をのっとらない?」と持ちかけるのだった。

10月22日 35話
・麟平は遥香を抱く。事後、満足気な遥香に「一番相性が良かったのは唯美」と麟平。「それで唯美は麻衣子を殺したのね」と息巻く遥香に「せっかくのセ○○○の楽しみも半減しますよ…」と言い、第二ラウンドへ突入する。
・豊子はますます化粧が濃くなる。麟平に恋をしていると唯美に告白した豊子は、「所長さん大好き!精力がにおい立つよう!」と幸せそうに言う。呆れ顔の唯美。
・唯美が家に帰ると、芹亜がいた。芹亜は仁奈子に「その内こっちにジュリを連れてくる。ジュリと仲良くしてやってね」と言うが、怯えきって返事をしない。
・芹亜が栃彦に接近していることに「悪いことが起きそう」と思う唯美。
~7月~
・サービスセンターがオープンし、パーティーが開かれる。
・接客をする豊子を見た遥香は「自分がケアサービスを受ける年頃なのに?」とキツいことを言うが、豊子は全く動じない。
・麟平が挨拶し、栃彦がチェロを演奏する。栃彦が染め、唯美が織った着物を着た芹亜は、栃彦に「私たち3人はこうやって赤い糸で結ばれているのね。私とあなただって、切っても切れない仲なんだわ…」と言うのだった。

10月23日 36話
・遥香のことは好きになれない、キュートでグラマラスな唯美が好きだと麟平。
・豊子は寝ている麟平の頬におやすみのキスをする。麟平は「そこじゃないだろ?」と唇にキスをする。
・芹亜は寝ている栃彦にキスをする。(栃彦は気づいている)
・唯美は芹亜の怖さを必死に説明するが、栃彦は全く理解しない。
・豊子はお豊さんと呼ばれ、デイサービス利用者のおじいさんたちに大人気。その内の1人に恋文をもらう。モテるのはうれしいが、やっぱり麟平さんが大好きだと唯美にのろける豊子。
・芹亜と栃彦が仲良くしていると聞いた唯美は気が気ではなく、栃彦に冷たい対応をとってしまう。
・遥香は唯美のことが忘れられない様子の麟平に「この鈍感!」と平手打ちをするが、麟平はすかさず平手打ちを返す。倒れた遥香は雄叫びのような泣き声をあげ、「抱いて、抱いて、あなたのことが忘れられないのよ…」と麟平にしがみつく。
・唯美は豊子にちょっかいを出すなと言いに、麟平のところへ行く。が、「これはご挨拶だ!」などと軽く流され襲われそうになる。
・逃げ出した唯美は、ジュリを連れた芹亜に会う。フランクフルトを食べているジュリを紹介し、「不器量な子でしょう、豚みたいでしょう…」と言う芹亜だった。

10月24日 37話
・着物を織っている唯美のすぐ隣で、チェロとバイオリンのセッションをする栃彦と鄭(デイケアセンターのスタッフ)。
・じゅりと仁奈子はいつも2人一緒で、引き離そうとすると泣くほどの仲良しに。
・じゅりの顔を見た琴子は、芹亜と似ていないことに驚き遥香に報告する。「白鳥が豚を生んだみたいだ」と琴子。2人は芹亜が整形だと確信する。
・「仁奈子とじゅりはお姫様と豚。2人は唯美との絆の強さを表している」と芹亜。
・唯美は何をやっても芹亜と関わってしまう結果となり、恐れる。
・芹亜が整形だという噂が流れていることを豊子から聞いた唯美。整形しているかどうか知らないと言うが、もうスタッフやデイケアの利用者にも広まってしまっているという。
・芹亜がデイケアの利用者に饅頭を配っていると、利用者のおじいさんが「整形か?」と芹亜に聞く。皆から口々に「化け物副所長!」と笑いながら言われ、ブチ切れる芹亜。
・芹亜は「唯美から聞いたんでしょ!?」と豊子を詰問する。遥香と琴子が情報元だと言うが、芹亜は信じない。
・遥香と琴子にバラしたのは唯美だ!とキレまくる芹亜。麟平がなだめるが全く聞く耳を持たず、「裏切り者がどんな目に遭わされるか、覚悟しておけばいいんだ…」と怒る。
・芹亜は栃彦の所へ行き、唯美が売春していたことをばらすのだった。

10月25日 38話
・芹亜から唯美の売春の話を聞いた栃彦は暗い顔。唯美を冷たくあしらう。
・ジュリは麟平の子ではないと聞いてほっとする遥香。麟平に「さみしいのよ…」と言って抱きつき引き留めようとするが、麟平はさっさと帰ってしまう。
・栃彦はデイケアセンターに野菜も納めず、チェロの演奏も行わないことを決める。
・芹亜が栃彦に喋ったと知った唯美は怒りをぶちまける。しかし芹亜はあんたも私の整形をばらしたのだから、あんたの秘密も白日の下にさらされるべきだと言う。
・私が幸せにしていると、あなたは必ず壊しにやってくる…と言う唯美に、あんたと私は切っても切れない赤い糸で結ばれていると芹亜。
・唯美はペンを振りかざし、「作り物の顔、めちゃくちゃにしてやろうか!」と言う。怯える芹亜を見て笑った後、ペンを絵画にぶっ刺して「二度と私に近づくんじゃないわよ!」と怒鳴り、部屋を走り出る。
・家に帰った唯美に何事もなかったかのように接する栃彦。栃彦は過去を許してくれたのだった。
・栃彦のチェロに合わせて、楽しそうに歌う唯美と仁奈子。それを窓から覗き見た芹亜は「許せない」と呟く。
・芹亜は遥香の所へ行き、何か入れ知恵をしようとするのだった。

10月26日 39話
・遥香に、「あんな夫婦に土地を貸したままじゃだめだ」「唯美と麟平はできている。売春婦だった唯美にはベーシックな貞操観念がない、施設で昼からセ○○○をしている」という芹亜。
・唯美と栃彦をこの土地から追い出そうと提案する芹亜に、「やりましょう!正義のためですから」と遥香。
・突然農地を返還しろと言われショックを受けた栃彦は、遥香の所へ直談判に行く。「妻が不倫しているのに気付いていないのね?」と遥香。「狂ってる!あんたこそ魔女だ!」と言う栃彦に、遥香は杖を振り上げ「出ていけ!うせろ!」と叫び、靴を投げる。
・朝になっても栃彦は戻らず、心配する唯美。
・芹亜から唯美に「栃彦さんが大変だ、夜通し飲んでいたようでぐでんぐでんになっている」と電話があり、行ってみると栃彦は鄭に連れられ家に帰った後だった。芹亜は「電気もガスもない素朴なままごと生活が壊れかけている」と言い、高笑いする。
・唯美が畑へ行くと、そこには雄叫びをあげながら作物をむちゃくちゃにする栃彦が。
・夜、酒を飲む栃彦に「赤い糸が助けてくれるわ…」と言うと、栃彦は椀に入っていた酒を唯美にぶっかけ、「売春婦が!」と叫ぶ。続けて一升瓶に入っていた酒をかけながら、「何が赤い糸だ、お前のような女と一緒になったからこんな目に遭ったんだ」と言う。
・唯美は酒をかぶったまま、(栃彦さんとの赤い糸は切れてしまった)と思うのだった。

次回予告では芹亜と寝る栃彦の姿が…

10月29日 40話
・果樹園を元に戻すため、木を切り倒す栃彦。
・栃彦さんが人が変ったようで怖いと泣く唯美を見て、豊子は「女狐が!」と貴道家に憤慨する。
・栃彦を探しに染色工房にいくと、遥香に会い「売春婦!ダボハゼ女!」などと罵られる。
・染色の仕事をしない栃彦に怒る琴子。「あの人はもうダメ…」と唯美。
・芹亜は新しい音楽プレイヤーを買い、栃彦に音楽を聞かせる。「人工的なこの音響は電気が引き出すの!」「セ○○○しているみたいでしょう、エクスタシーでしょう」と芹亜。「いい、いい!」と栃彦。
・芹亜は栃彦に体を触らせ、「体も顔も作りものだけど、美しいでしょう!?何もかも作りものの私を抱ける?」「抱けるならアンタのナチュラルなものを私に渡しなさいよ」と言う。
・栃彦は「作りものだと思ったら、なんだかムラムラしてきた」と言い、2人は結ばれる。
・廊下いた鄭は、2人のあ○ぎ声を複雑な表情で聞く。
・デイケアセンターで、「ぼけたからって何やってもいいわけじゃないわよ!」と多嶺に詰め寄る豊子。多嶺は「風船飛ばない!」と言い、豊子を殴る。豊子は思わず突き飛ばしてしまう。
・謝る麟平に、「これは虐待だ!」と遥香。麟平は事が大きくならないように遥香の家へ行くことに。「一発ぶっこんでやるしかないな!」と麟平。
・夜、芹亜が唯美の家へやってくる。芹亜は唯美に、「栃彦さんとセ○○○した」「とてもよかった。男を好きになったのははじめて、栃彦さんをちょうだいよ」と言うのだった。

10月30日 41話
・唯美は芹亜を殴ろうとするが、「それは御法度でござんすよ!」と止められる。
・笑いながら去っていく芹亜。泣きながら窓ガラスを割り続ける唯美。
・栃彦は音楽を聴きながら、「圧倒的な音響に跪け!」と叫ぶ。その姿を見た鄭はドン引きする。
・家に戻った栃彦は、仁奈子に「お母さんと元気に暮らすんだよ」と言い残し、金を持って家を出ていく。栃彦は電車に乗り、どこかへ行ってしまう。(遠くへ行ってしまったのです…)と唯美のナレーション。
・麟平は唯美に食料をプレゼントする。「我が時は来たれり!」と言い、唯美を襲おうとする。騒ぎを聞きつけた鄭に助けられる唯美。
・貴道家会議が開かれる。親戚一同に遥香と結婚しろと迫られた麟平は、仕方なく婚姻届に印を押す。
・豊子は解雇を言い渡される。麟平も解雇に同意していることや、遥香と麟平が結婚することを聞きショックを受けた豊子は「呪ってやる!」と言い、包丁を見つめほほ笑むのだった。

10月31日 42話
・豊子は丑の刻参りをし、遥香を呪う。
・麟平と遥香の結婚式当日、豊子は招待されてもいないのに結婚式へ行こうとする。唯美は止めるが、聞く耳を持たず出て行ってしまう。
・結婚式で「男性的魅力あふれる花婿」と紹介される麟平。
・唯美は結婚式に忍び込み豊子を探す。が、見つからない。
・ケーキカットの直後、般若の面をつけた豊子が乱入。「呪いを受けるんじゃあ!」と言い、ケーキナイフで遥香を刺す。倒れた遥香を見、満足げな表情を浮かべる豊子。驚く唯美。
・遥香は死亡し、豊子は逮捕される。
・貴道家が崩壊寸前で喜ぶ芹亜。
・鄭が窓ガラスの修復をしてくれる。唯美は「立ち直らなければ…」とまた機を織る。栃彦の残していったノートを見ながら、染色も自分で行う。
・麟平は親戚一同の前で、「唯美は麻衣子の生まれ変わり。唯美と結婚する」と言う。親戚は反対するが、「反対するなら貴道家から籍を抜く」と言う麟平に逆らえない。
・同じ頃、芹亜は唯美に麟平と結婚するよう迫っていた。「あなたの指図は受けない」という唯美に、「これは指図じゃなくて命令よ?」「あんたの命は私の命…」と芹亜。
・その夜、唯美に「私よ、麻衣子よ」という電話がかかってくるのだった。

次回予告では、仁奈子を窓から落とそうとする芹亜・鄭に韓国へ行こうと言われる唯美が…

11月1日 43話
・麻衣子は「麟平と結婚してちょうだい、そのほうが嬉しいの…」と言う。
・唯美が驚いていると、なぜか征行の怒鳴り声に変わる。征行は豊子の起こした事件を週刊誌で知り、電話してきたのだった。(雑誌の見出しは「血塗られた結婚パーティ 妄想癖の老女の凶行!」)
・実家に帰ろうと準備をしていると、麟平と芹亜がやってくる。麻衣子からの電話は芹亜が仕組んだのではと問いただすと、「心の奥底では麟平と結婚したいのでは。早く結婚しろ」と芹亜。
・麟平のところにも、麻衣子から電話がかかってきていた。「俺たちは麻衣子から許されている。いいセ○○○をして、たくさん子どもを作ろう」と麟平。
・芹亜は「仁奈子は預かる、命が心配なら私の命令通りにしろ」と仁奈子を誘拐する。
・唯美がデイケアセンター中を探し回っていると、鄭が居場所を教えてくれる。芹亜は仁奈子の足を縄で縛っており、「出ていけ、出て行かなきゃこうだよ!」と唯美人形を窓から投げ捨てる。
・鄭と唯美は部屋を出るふりをする。鄭は一瞬のすきを見て、油断した芹亜の顔を拳で殴り、仁奈子の救出に成功する。(芹亜の顔は血まみれに)
・東京の実家に戻った唯美。
・征行によると、栃彦はアジアを放浪していたが、今は横浜の父親の家に戻っている。
・それを聞いた唯美は横浜へ行くが、会う決心がつかない。唯美は大学時代を回想し、(皆若かったのです。あれから私がたどってきた道は、ひどく間違っていたとは思えない)と思うのだった。
・唯美の実家に栃彦がやってくるが、唯美は上田に帰った後だった。
・上田に戻った唯美が家を掃除していると、鄭がやってきて韓国へ帰るという。鄭は「聞いてくれますか?」とバイオリンを演奏する。聞き惚れる唯美。「僕と韓国へ行きませんか?」と言われるが、「私の居場所はここにしかない」と言い、握手をして別れる。
・一方鄭に殴られた芹亜の顔は、醜く腫れあがっているのだった。

11月2日 最終回
・顔が崩れ、「こんな顔になっちゃった、生きていけない」と芹亜。征行がゴルフに行っており美容クリニックは休みだったが、唯美が電話し無理やり見てもらうことに。
・芹亜の顔を見た征行は、手術は難しく元の顔に戻すしかないと言う。「元の顔…豚みたいな顔に!?」と驚く唯美。
~1週間後~
・手術が終わり、顔中に包帯を巻かれている芹亜。
・その隣で「顔が美しくなれば、心の中も美しくなる。皆自然に生きていきたいが、なかなかそれはできない。捨てなきゃいけないものがありすぎてね…」と征行。唯美は「やっぱり愛がほしい!」と言うが、征行は「愛は捨てろ、諦めろ」と言うのだった。
・唯美が糸を染めていると、麟平が「麻衣子が!」と叫びながら駆け込んでくる。
・貴道家に行くと、そこには半透明の麻衣子がおり、多嶺にお土産を渡していた。「麟平と結婚しないと」と言う多嶺に、「結婚式を挙げるわ」と言い残し、麻衣子は消える。
・(麟平は多嶺の妄想に付き合うしかないのです…)と思う唯美。
・唯美は豊子と面会する。「人を殺したから後悔しなければいけないが、妙な達成感がある。外に出られたら優しくしてね…優しくしてくれるのはあんただけ…優しくね…」と豊子。
・家に戻ると、栃彦がチェロを弾いていた。栃彦は唯美を抱きしめ、「ここしかない…ここしか…」と言う。畑も再開し、縦糸も作りも始める。唯美とは赤い糸で結ばれていると言う栃彦なのだった。
・芹亜の顔の包帯も取れた。(ジュリにはブスと言われるが、ただのすっぴんという感じ)
・これからは生身で生きていかなきゃいけない、と芹亜。「私たちって結局なんだったのかしら」と言う唯美に、「唯美を征服したいという思いは今は全然ない。自分自身がバーチャルな存在だったから、それにかわる生身の存在がほしかった。」と芹亜。「私はあなた、あなたは私」と言い合う2人。(赤い糸は結びなおされ、また繋がったのです)と思う唯美。
・2人は笑顔で、「豚志村」「姫志村」と呼び合う。
・唯美は機を織りながら、(愛とは一本の赤い糸)と思うのだった。

毬谷友子@mariyatomoko

やったあーー!!(笑)姐さん。「赤い糸の女」ホームページ、本日の名言に、やっとやっと入賞させて頂きました!!(感涙)これもひとえに皆様のおかげです。(泣)それではみなさん、ごいっしょに!「あんた、ばーか。ばーか。」
36話の名ゼリフに選ばれ、喜ぶ毬谷さん。

熱愛はないそうです

大胆なベッドシーンが多いですが、マナカナは永久に不滅です

脚本家は失楽園、牡丹と薔薇、真珠夫人、さくら心中の中島丈博。ドロドロの愛憎劇が期待されます。

森下が着ていたポンコツTシャツ

キャスト

三倉茉奈、奥村佳恵、上野なつひ、瀬川亮、酒井扇治郎、小沢真珠、北原佐和子、毬谷友子、山口いづみ、いしのようこ、石田純一

鹿野芹亜役の奥村佳恵
奥村さんは1989年生まれの23歳だそうです。
貴道麻衣子役の上野なつひ
麻衣子は砂に埋まって死んでしまいました。そして幽霊(?)として登場。
徳須麟平役の瀬川亮
麟平は出所済。上田での麟平はなんだかいい人に見えますが、元気さは相変わらずのようです。
石母田栃彦役の加藤和樹
限界集落に住むナチュラリストでした。
妻子を置いて家を出ていきましたが、戻ってきました。
鄭哲根役のKoN
デイケアセンターの韓国人スタッフ。芹亜を殴り、韓国に戻りました。

主題歌、挿入歌、メーンテーマ曲、エンディングテーマ曲も担当。

貴道遥香役の小沢真珠
麻衣子の姉。目力が強い。結婚式の最中に、豊子に刺され帰らぬ人となってしまいました。
谷厚子役 椿鬼奴
着メロがバブルな感じでした。彼女は回復したのでしょうか…
赤木豊子役、いしのようこ
唯美の実母。
遥香を刺してしまいました。
唯美人形
豊子が可愛がっている唯美人形。
人形作家、清水真理さんの作品だそうです。
http://garirewo.s318.xrea.com/strnew/
豊子に尻を叩かれたり遥香に投げられたり、芹亜に窓から投げ落とされたりしました。
https://matome.naver.jp/odai/2134634019314870301
2012年11月09日