ライオンボスが連覇に挑む
ライオンボス(牡5、美浦・和田正一郎厩舎)は昨年直線競馬で快進撃を続けて3連勝で本レースをV。また、前走の韋駄天Sもトップハンデで勝利し、改めて直線競馬への高い適性を見せた。0.5キロとはいえ前走からの斤量減はプラスで、昨年は負傷により騎乗が叶わなかった鮫島克駿騎手とのコンビで連覇達成を期待したい。
ダイメイプリンセス(牝7、栗東・森田直行厩舎)は暖かくなって調子を上げてくる夏馬で、一昨年の本レースなど、ここ2年連続で夏場に重賞制覇を飾っている。今年で7歳だが、前走の韋駄天Sで3着に好走しまだまだやれることをアピール。ここも上位争いを期待できるだろう。鞍上は秋山真一郎騎手。
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その他、CBC賞で復活Vのラブカンプー(牝5、栗東・森田直行厩舎)、韋駄天Sで2着のジョーカナチャン(牝5、栗東・松下武士厩舎)、昨年2着のカッパツハッチ(牝5、美浦・矢野英一厩舎)、初芝の前走を逃げ切ったアユツリオヤジ(牡6、栗東・村山明厩舎)、昨秋のルミエールオータムDでライオンボスに先着したレジーナフォルテ(牝6、美浦・佐藤吉勝厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。
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“千直”連勝中のライオンボスに注目
ライオンボス(牡4、美浦・和田正一郎厩舎)は今春に新潟直線1000mの邁進特別を5馬身差で圧勝。また、続けて同条件の韋駄天Sも快勝した。コーナーのあるコースを走っていた時とはまるで別馬であるかのような快進撃を見せており、同条件ならば重賞でも期待十分だ。
ダイメイプリンセス(牝6、栗東・森田直行厩舎)はディフェンディングチャンピオンとしてここに臨む。今年に入ってからは凡走続きも、昨年3戦3勝した得意条件の直線1000mなら巻き返しが期待できそうだ。
【アイビスSD】“千直”連勝中のライオンボスに注目/JRAレースの見どころ(netkeiba.com) – Yahoo!ニュース
その他、函館スプリントSを逃げ切ったカイザーメランジェ(牡4、美浦・中野栄治厩舎)、韋駄天Sを2着したカッパツハッチ(牝4、美浦・矢野英一厩舎)、同3着のミキノドラマー(牡6、美浦・南田美知雄厩舎)、昨年の2着馬ラブカンプー(牝4、栗東・森田直行厩舎)、昨年のスプリンターズSで3着の実績があるラインスピリット(牡8、栗東・松永昌博厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。
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■18年出走馬情報
ダイメイプリンセス(牝5、栗東・森田直行厩舎)は駿風S(1600万)、韋駄天S(OP)と直線競馬で2連勝。2.1/2馬身差、2馬身差といずれも圧勝しており、適性は非常に高い。前走のCBC賞は9着に終わったが、今回は力を見せてくれるはず。重賞初制覇なるか。
ラブカンプー(牝3、栗東・森田直行厩舎)は新設重賞・葵Sで2着に入った。直線レースは初めてとなるが、斤量51キロで出られるのは大きな魅力と言えるだろう。鞍上も現時点ではM.デムーロ騎手の予定となっており、心強い。好走を期待したい。
【アイビスSD】ダイメイプリンセスの重賞初制覇なるか/レースの見どころ | 競馬ニュース – netkeiba.com
その他、韋駄天Sで2・3着のノットフォーマル(牝6、美浦・中野栄治厩舎)・レッドラウダ(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)、昨年の3着馬レジーナフォルテ(牝4、美浦・佐藤吉勝厩舎)、昨年のフィリーズレビューを制したカラクレナイ(牝4、栗東・松下武士厩舎)、強い相手と戦ってきているラインスピリット(牡7、栗東・松永昌博厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。
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■過去10年の傾向から
☆人気 1番人気は【5・1・0・4】と全体的には目立たないものの、13年から4連覇中と近年は信頼度が断然アップ。
☆実績 芝1400メートル以下で重賞3着以内、またはオープン勝利の実績が必須。例外は3着内30頭で4頭のみ。
☆枠順 開幕週に実施(12年のみ2週目)で極端な外枠有利ではないが3着内19頭、連対15頭が半分より外だった。
結論 ◎フィドゥーシア ○アクティブミノル ▲ネロ
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2017/07/30/kiji/20170729s00004048546000c.html
■アースエンジェル体調◎ 条件ベスト千直に意欲
アースエンジェルは坂路単走で4F53秒4〜1F12秒1。「先週(W)コースでしっかりやっているので、今週はサラッと。状態は前回(駿風S9着)よりもいい」と田中剛師。「前回は冬毛も残っていたし、休み明けでようやく間に合ったという感じ。千二だと最後の1Fでパタリと止まるので、条件的にはここしかない。体調の良さを生かせれば」と話した。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2017/07/27/kiji/20170726s00004192491000c.html
■ラインミーティアの武器は“究極の上がり”
ラインミーティアは今回で12回目の直線競馬。「今年だけで4戦目。すっかり“千直の男”だな」と水野師。「前走(韋駄天S4着)もそうだったが、ゲートで立ち後れながら、最後はきっちり脚を使う」と評するように、良馬場の今年2戦ではいずれも、歴代2位タイの上がり3F31秒6をマークしている。「ここ目標に予定通りの仕上がり」と“究極の上がり”を武器に強敵に挑む。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2017/07/26/kiji/20170725s00004048354000c.html
■17年出走馬情報
ネロ(栗東・森秀行厩舎、牡6歳)は昨年のこのレース2着を含め、千直は【2・3・0・0】とパーフェクト連対で適性の高さは抜群。持ち時計の54秒1もメンバー最速タイだ。2走前のGIII京阪杯で重賞初制覇を飾ったが、1000メートルの方が信頼が増す。今回はシルクロードS11着以来6カ月ぶりのレースだが、栗東での1週前追いでは坂路で4ハロン49秒0の好時計を馬なりでマーク。態勢はほぼ整っているといっていい。経験がない58キロを背負う点が鍵になるが、上位争いは必至だろう。鞍上の戸崎圭太騎手とはコンビを組んで3戦3勝。福島リーディングを圧巻の成績で獲得した手腕は心強い。
【アイビスSD】レース展望 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
フィドゥーシア(栗東・松元茂樹厩舎、牝5歳)は2走前の春雷Sでオープン初勝利を挙げ、初の千直となった前走のオープン特別・韋駄天Sも快勝。スプリントGI・2勝のビリーヴが母という良血が開花しつつある。約2カ月半とレース間隔はあいたが、順調に乗り込まれているので力は発揮できるはず。持ち時計の54秒3も上々で、ネロと4キロ差があれば逆転も可能だ。同馬を担当するのは母ビリーヴと同じ吉田政弘厩務員。同厩務員の息子である吉田貴昭調教助手は、同日のクイーンSに出走する有力馬マキシマムドパリを手がけており、父子で同日重賞Vという快挙も期待される。
【アイビスSD】レース展望 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
シンボリディスコ(美浦・高橋祥泰厩舎、牡7歳)は一昨年の2着馬。前走の韋駄天Sはフィドゥーシアの1馬身半差の2着に敗れたが、千直は【0・3・1・0】と安定している。この馬も約2カ月半ぶりの出走だが、4カ月ぶりの実戦だった前走で好走したように、鉄砲駆けするのは強みだ。
函館2歳S、セントウルSと重賞2勝の実績馬アクティブミノル(栗東・北出成人厩舎、牡5歳)が千直に矛先を向けてきた。長く不振が続いていたが、前走のCBC賞3着で復活の兆しが見えてきた。初の直線競馬が刺激になる可能性もあり、侮れない存在だ。
【アイビスSD】レース展望 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
プレイズエターナル(栗東・安田隆行厩舎、牡7歳)は2走前に準オープンながら、千直の駿風Sを完勝している。前走がそうだったようにスタートが悪いタイプだけに、オープンではゲートの出が大きな課題となるが、クリアすれば上位争いが期待できる。鞍上の北村友一騎手はサマージョッキーズシリーズで首位に立っており、勝てばシリーズVに大きく前進するだろう。
ラインスピリット(栗東・松永昌博厩舎、牡6歳)は昨秋、オープンの千直・ルミエールオータムダッシュを逃げ切っているが、ハナに立って自分のリズムで走れないと惨敗まであるタイプ。同型馬との兼ね合いがポイントになる。
格上挑戦組にも注意したい。前走の1000万下・さくらんぼ特別を勝って勢いに乗るレジーナフォルテ(美浦・佐藤吉勝厩舎、牝3歳)は未勝利勝ちが千直で、さらに51キロの軽量が魅力。同じ牝馬で2006年のサチノスイーティー以来の3歳馬Vが見られるかもしれない。
【アイビスSD】レース展望 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
千直3勝のアースエンジェル(美浦・田中剛厩舎、牝5歳)、千直6戦4連対のイオラニ(美浦・栗田博憲厩舎、セン6歳)、韋駄天S3着のレッドラウダ(栗東・音無秀孝厩舎、牡4歳)もこの舞台なら上位争いを演じても不思議はない。
なお、持ちタイム54秒1で最速タイのダンシングワンダー(栗東・中内田充正厩舎、牝5歳)は出てくれば有力だが、自己条件である1600万下の佐世保S(30日、小倉、芝1200メートル)に出走する公算が大きい
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■フィドゥーシア 目立つ母ビリーヴ譲りの上昇
良血フィドゥーシアは昨夏以降【4・1・1・2】と上昇ぶりが目立つ。母ビリーヴも4歳夏から力を付け、スプリントG1を2勝。母も手掛けた吉田厩務員は「お母さんも初めから走っていたわけじゃなかった。古馬になって精神的に大人になり、走るようになったんだ。そういう面では一緒やな」と目を細める。初の直線競馬だった前走の韋駄天Sは好時計でV。「先行できるし枠も気にならない。前回ぐらい走ってくれたら」と力を込めた。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2017/07/25/kiji/20170724s00004048367000c.html
■今夏も短距離女王へ!ベルカントが連覇
7月31日の新潟11Rで行われた第16回アイビスサマーダッシュ(3歳以上オープン、GIII、芝1000メートル、13頭立て、1着賞金=3900万円)は、ミルコ・デムーロ騎手騎乗の1番人気ベルカント(牝5歳、栗東・角田晃一厩舎)が、ネロとの激しい叩き合いを制して連覇を決めた。タイムは54秒1(良)。
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「とてもうれしい。連覇できて本当に良かった。すごいいい脚を使ってくれた。この馬はいつも頑張ってくれる」とミルコ・デムーロ騎手の笑みがこぼれる。直線芝千メートルでは絶好枠といわれる大外枠を引いたライバルのネロに対して、こちらは内めの4番枠。「スタートの場所が悪かった。4番枠で。ネロはいい脚を使うので2番手につけた。けっこう危なかったね、ネロが止まらなくて。けっこうムチを使って裁決に呼ばれたけど。まあ、勝てて良かったですね」。
外ラチ沿いを逃げたネロ(2番人気)がアタマ差の2着。そこから1馬身1/4差の3着には真ん中から馬群を割って伸びたプリンセスムーン(3番人気)が入線した。
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ベルカントは、父サクラバクシンオー、母セレブラール、母の父ボストンハーバーという血統。北海道新ひだか町・土居忠吉氏の生産馬で、ノースヒルズの所有馬。通算成績は19戦6勝。重賞は2013年ファンタジーS・GIII、2014年フィリーズレビュー・GII、2015年アイビスサマーダッシュ・GIII、北九州記念・GIIIに次いで5勝目。角田晃一調教師、ミルコ・デムーロ騎手はアイビスサマーダッシュは2015年ベルカントに続いてともに2勝目。
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■過去10年の傾向から
☆人気 1番人気は【4・1・0・5】で連対率50%。逆に2番人気と3番人気は各1勝で信頼性は薄い。7番人気以下が4勝で伏兵馬にも注意。
☆枠順 桃帽の8枠が【4・3・0・18】と好成績。橙帽の7枠が【3・1・5・17】でこれに続く。直線1000メートル戦の定石通りに外枠が強い。
☆前走 CBC賞組が3勝、2着2回で好走例が多い。函館SS組が2勝、2着2回で続く。
結論 ◎ベルカント ○ネロ ▲アースソニック
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■スピード暴君ネロ、直千の名君へ!坂路で猛時計連発
ネロはこれまで“直千”競馬2勝、2着2回。底を見せない走りで適性の高さを示してきた。陣営はかねて「重賞を勝つならここ」とアイビスSDを最大目標に掲げており“目イチの仕上げ”を施してきた。17日に坂路併せ馬で4F48秒2~12秒7の自己ベスト。さらには3日後の1週前追いでも坂路単走で4F49秒0~12秒1。短期間での超抜時計連発だ。
【アイビスSD】スピード暴君ネロ、直千の名君へ!坂路で猛時計連発 — スポニチ Sponichi Annex 競馬
清永助手からは「他の馬から見れば速いように見えますが、これがこの馬のペースですから。でも、これだけ時計が出るということは高いスピードが必要。直線競馬はこの馬にとって一番の舞台で、素質は一級品です」と、このレースに懸ける意気込みがストレートに伝わってきた。
当然、最終追い切りも抜かりのない調整だ。まっさらな朝一番の坂路で単走。いつも通り見習い騎手が騎乗してゆっくりと一歩目を踏み出すと、馬体を沈ませグングン加速していく。道中も気持ちの乗った迫力満点の行きっぷりで、軽々と4F50秒5を計時。ラスト2Fも全くの馬なりで12秒0→12秒1と“実戦さながら”の稽古で最終調整を終えた。清永助手は「それなりの時計になるだろうと思っていた。悔いのない仕上げができました」と満足そうに振り返った。
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デビュー当時から稽古駆けするタイプだったが、あり余るスピードを実戦で生かし切れずにいた時期もあった。近況は「(競馬での)力の入れどころが最近になって分かってきた感じ」という。飛躍のキッカケとなったのが昨秋の京洛S。それまでの8戦で5度も2着があったもどかしさがうそのように、2番手から2着以下を3馬身半突き放した。「あのレースをきっかけに勝ち癖がつきました」。次走のラピスラズリSも制し、オープン連勝を果たしている。その後、コーナーのある重賞では一歩足りなかっただけに、この重賞がまさにネロの勝負どころ。清永助手は「自分のペースで走れれば崩れない。あとは外枠を引ければ言うことなしです」と締めくくり、重賞初制覇を心待ちにしている。
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■リンセスムーン 安田師「舞台合ってる」
プリンセスムーンは前走の韋駄天Sで、好位から差し切りネロを撃破。重量が4・5キロ差あったとはいえ、直線競馬【3・2・0・0】と適性の高さを見せた。「骨折明けの2走前も出来は良かったが、前走はさらに上向いていた。コーナリングが上手な馬ではないので、この舞台は合っていますね」と安田師。
少し間隔は空いたが、1週前に坂路4F51秒0~1F12秒3の好時計をマーク。「態勢は整っているので、今週は輸送を考えながら調整したい」と3連勝での重賞初制覇へ力を込めた。
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■連対率4割超のヨハネスブルグ産駒に注目
11年以降、新潟芝1000メートルの種牡馬別最多勝はサクラバクシンオーの10勝。アイビスSDでも歴代最多の3勝(08、09年カノヤザクラ、15年ベルカント)と重賞でも信頼度大。連覇を狙うベルカントには頼もしいデータだ。
続くのは8勝のアドマイヤムーン産駒。勝率、連対率ではバクシンオーを上回る。こちらはアットウィル、プリンセスムーンの2頭が登録。注目は4位ヨハネスブルグ。連対率4割超の高打率。こちらはネロがスタンバイしている。
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■16年出走馬情報
ベルカント(牝5、栗東・角田晃一厩舎)は昨年の本レースを2馬身差で圧勝。ドバイ遠征帰りだった前走のCBC賞でも0.1秒差の3着に入り、力のあるところを見せている。この一叩きで状態の上積みは間違いなく見込め、0.5キロとはいえ前走からの斤量減もプラス。ここは連覇が期待される。
ベルカントの連覇なるか/アイビスサマーダッシュの見どころ (netkeiba.com) – Yahoo!ニュース
プリンセスムーン(牝6、栗東・安田隆行厩舎)は駿風S(1600万下)、韋駄天S(OP)と連勝中。これも含めて新潟直線1000mでは5戦3勝2着2回と連対を外しておらず、適性は非常に高い。6歳にして重賞初挑戦だが、この舞台ならチャンスは十分だろう。
ネロ(牡5、栗東・森秀行厩舎)は前走の韋駄天Sでプリンセスムーンの2着だったが、トップハンデを背負っていたため、斤量差は4.5キロもあった。当然別定戦になっての斤量減は大きく、こちらも新潟直線1000mは4戦2勝2着2回と抜群の相性を誇る。ここで逆転しての重賞初制覇なるか。
ベルカントの連覇なるか/アイビスサマーダッシュの見どころ (netkeiba.com) – Yahoo!ニュース
その他、一昨年・昨年の本レースで3着のアースソニック(牡7、栗東・中竹和也厩舎)、一叩きで良くなりそうなアットウィル(牡6、栗東・高橋義忠厩舎)、昨年の韋駄天Sで波乱を起こしたフレイムヘイロー(セ8、美浦・ 蛯名利弘厩舎)、格上挑戦でもこの条件なら侮れないブライトチェリー(牝6、美浦・菊川正達厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。
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■ベルカントが2馬身差で快勝
新潟11Rのアイビスサマーダッシュ(3歳以上GIII・芝1000m)は1番人気ベルカント(M.デムーロ騎手)が勝利した。勝ちタイムは54秒1(良)。2馬身差の2着に9番人気シンボリディスコ、さらにハナ差の3着に4番人気アースソニックが入った。
ベルカントは栗東・角田晃一厩舎の4歳牝馬で、父サクラバクシンオー、母セレブラール(母の父ボストンハーバー)。通算成績は13戦4勝。
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~レース後のコメント~
1着 ベルカント(M.デムーロ騎手)
「とても嬉しいです。初めての(新潟の)ストレートの1000mでしたが、大好きです。日本ではこの鞍は少ないので、楽しみでした。調教師も武豊騎手も『いつもいいスタートで、自分のペースだったら楽だ』と言っていました。いいスタートで、いいポジションにつけられました。いつも勝ちたいので、今後もがんばります」(角田晃一調教師)
「取消などいろいろありましたが、勝ててホッとしています。抜け出して、後ろから来られましたが、抜かされる感じはありませんでした。この距離で、これだけ差をつけられるとはびっくりです。2~3歳時に活躍した頃に戻ったのではないでしょうか。今後は北九州記念でサマースプリントチャンピオンを狙いたいです」2着 シンボリディスコ(田中勝春騎手)
「力をつけていて、楽についていきました。暑い時期は走るのかもしれません」3着 アースソニック(丸田恭介騎手)
「ブレーキを踏むところなく、スムーズに走ってくれました。よく伸びています」
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4着 セイコーライコウ(柴田善臣騎手)
「雰囲気はいつもと変わりませんでしたが、追走に精一杯でした」5着 リトルゲルダ(柴田大知騎手)
「ゲートで他馬に反応して出負けしました。さらに両側から挟まれてしまいました。斤量が昨年より2キロ増えていたのもこたえました。よくがんばってはいるのですが……」9着 フレイムヘイロー(西田雄一郎騎手)
「一生懸命走っています。カベを作れなくて脚をためられませんでした。仕切り直して、またがんばります」11着 オースミイージー(秋山真一郎騎手)
「1000mは初めてだったので、追走が大変でした。1200mぐらいがいいのかもしれません」12着 サカジロロイヤル(国分優作騎手)
「具合は前走よりいい感じでした。踏ん張れると思ったのですが、早めに追い出す形になり、最後は手応えがなくなりました」14着 エーシントップ(川須栄彦騎手)
「スッといけるスピードはありますが、コースへの適性がありませんでした。ほとんど脚をためられませんでした」
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■傾向と対策
施行時期が大幅に繰り上がった06年から、9年分のレース傾向を探る。
☆性別 牡・セン馬89頭=【3・6・4・76】。牝馬62頭=【6・3・5・48】と、牝馬が少ない出走数で倍の勝ち数をマーク。
☆年齢 3歳【1・2・2・10】4歳【3・2・1・10】5歳【3・3・5・35】6歳以上【2・2・1・70】。出走数から見ると4歳馬が優秀。
☆有利枠 13番枠より外枠のV数は9回中6回。対して5番枠より内枠のV数は2回と直線競馬ならではの外枠有利。
結論 ◎ベルカント ○レンイングランド ▲リトルゲルダ
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■レンイングランド11秒6、僚馬2馬身突き放す
アイビスSDの木曜追い切りが30日に行われた。レンイングランドはラスト11秒6。スマートサイファ(3歳未勝利)を先導役に最初は17秒1で入り、そこから手綱を促してペースを上げていく。14秒2→12秒4で並び掛け、残り1Fでさらに加速。力強い脚さばきで僚馬を2馬身突き放した。
明らかに直線競馬を意識した内容。「3Fで追い切るという指示で理想的なラップを刻めたと思う。日曜に蹄に違和感があったんですが、その後の経過が良く、むしろ状態が良くなりました」と安藤助手も仕上がりに自信を見せていた。
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■サフィロス 力強い伸びも9カ月ぶりで手塚師控えめ
力強い伸びを披露したが、見守った手塚師は「まあまあかな。もう少し、しまい切れてもいいが…」と慎重なジャッジ。
レースに向けても「性格的に千直の適性はあると思うし、能力的にも足りるだろうが、半年以上も休んだからね。この状況で頑張れれば先が楽しみになるけど、そう甘くないのでは」と終始控えめだった。
【アイビスSD】サフィロス 力強い伸びも9カ月ぶりで手塚師控えめ — スポニチ Sponichi Annex 競馬
■千直に燃えるフレイム 坂路で猛然加速4F54秒1
“千直男”の異名を取るベテランの手のひらに残った確かな感触。1000メートル直線競馬の現役通算騎乗数3位(160回騎乗)、同単勝回収率2位(152%)にランクされる西田が迷うことなく言い放った。「フレイムヘイローは千直向き。自分も好きなコース。1年に1度の重賞だから狙っていきたい」。その傍らでは蛯名師が追い切りを満足そうに振り返る。「気合が乗ってきた。この暑さでも春と遜色ない状態だ」
まさに夏バテ無縁の強じんなストライド。温度計の針が30度に近づく午前7時、坂路コースで猛然と加速していく。3馬身先行したダイヤモンドハート(3歳未勝利)にラスト100メートルで並び掛け、並ぶ間もなく2馬身突き放した。今月半ばのウッドチップ入れ替えで時計のかかるコンディションをものともせず、4F54秒1の好時計だ。
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今春のオープン、韋駄天Sではネロを半馬身かわして15番人気で大金星。連続2桁着順から初の千直で激変した。前走・CBC賞では道悪馬場にのめって11着に失速したとはいえ、アイビスサマーダッシュを意識したレース運びをしている。西田は「次(アイビスサマーダッシュ)に楽に行けるよう最初から前に出していった。千直はスタートが肝心。韋駄天Sも時計のかかる馬場にしては悪くない時計(54秒7)だったし、期待を持って臨める」と続けた。
CBC賞は狙い定めた千直重賞のために放ったベテランの布石である。「今度は新潟開幕週の(高速)馬場だから前残りになりやすい。積極的に負かしにいくと、こちらがバテちゃうので何かに捉えてもらって、その隙を突きたい」。西田の千直通算12勝のうち9勝が4番人気以下。伏兵の出し抜けで金星を重ねてきた。千直に懸ける夏バテ無縁の人馬が波乱劇の主役だ。
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■マコトナワラタナ大敗も問題なし、バネのある走り
マコトナワラタナは坂路単走。バネのある走りで軽快に駆け上がった。騎乗した野田助手は「ハロー(整地)明けだったことを考えてもいい動き。きょうはモタれる面もマシだったと思う」と上々の感触。
鮫島師は「前走(CBC賞17着)は内ラチにモタれて全く追えなかった。レース後は問題なかったし、折り合いを考えればこの条件の方が競馬しやすいんじゃないかな」と新味を期待していた。
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■【アイビスSD】アンゲネーム、7歳も衰えなし「ここ目標に順調」
直線競馬勝利数トップのサクラバクシンオーに3勝で貢献しているのがアンゲネーム。直線競馬11戦のキャリアはメンバー最多で、昨年のアイビスSDは0秒2差の5着と善戦した。
和田道師は「ここを目標に順調に来ているし、無理使いしていないから7歳でも衰えはない。枠は5~6枠が理想。昨年以上を目指したい」と話した。
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■種牡馬成績から徹底攻略!
【新潟】芝はディープインパクトとキングカメハメハの“2強”が強いが、新潟は内回りと外回りがあるのがポイント。外回りが2強断然なのに対し、内回りの勝利数はシンボリクリスエス、アグネスタキオン、マンハッタンカフェ、ダイワメジャー、ジャングルポケットの5頭が15勝で並ぶ大混戦となっている。内回りと外回りで狙いを変える必要がありそうだ。内回りのおすすめはフジキセキ。単勝回収率は実に417%、複勝回収率も160%にはね上がる。
【アイビスSD】種牡馬成績から徹底攻略!直線血統ベルカントを狙え — スポニチ Sponichi Annex 競馬
さらに特殊なのは直線競馬。芝全体のトップ5と直線競馬のトップ5は全く違う顔触れになっている。1位はサクラバクシンオー。アイビスSDもカノヤザクラが08、09年に連覇しており、今年はアンゲネームとベルカントが出走予定。イチ押しはベルカント。母の父ボストンハーバーにも注目。父としても母の父としても直線競馬各3勝と適性十分。初の直線競馬だが「夏は牝馬」に当てはまるのも魅力だ。
もう1頭、穴で狙ってみたいのがサフィロス。キンシャサノキセキは現3歳が初年度産駒でランキングには入らないが、直線競馬はここまで【2・1・1・0】。種牡馬勝利数のトップ3はいずれもスプリントG1の勝ち馬で、高松宮記念連覇のキンシャサノキセキもいずれランキング上位に加わってくるはず。先物買いなら今回が狙い目!
【アイビスSD】種牡馬成績から徹底攻略!直線血統ベルカントを狙え — スポニチ Sponichi Annex 競馬
■エーシントップ反撃へ 陣営「夏は具合いい
エーシントップは初の直線競馬だった韋駄天Sで14着に敗れたものの、ハナを切るダッシュ力は見せた。蔵之下厩務員は「スピードはあるからね」と2戦目での慣れを見込む。「この前(函館スプリントS9着)は直線の入り口で他馬とぶつかって…。あれがなければ際どかった。夏場は合っているようで具合はいいので」と反撃を期している。
【アイビスSD】エーシントップ反撃へ 陣営「夏は具合いい」 — スポニチ Sponichi Annex 競馬
■昨年サマーS女王リトルゲルダ 距離短縮は追い風
昨年のサマースプリント女王リトルゲルダは5月のヴィクトリアM(11着)以来の出走。1週前追いは坂路で4F52秒5~1F13秒2をマークしたが、寺井助手は「しまいの伸びが物足りなかったし、息遣いがもうひとつ。このひと追いで良くなってくれたら」と控えめ。「前回は距離が長かった。距離が短くなるのはいい」と前進を願った。
【アイビスSD】昨年サマーS女王リトルゲルダ 距離短縮は追い風 — スポニチ Sponichi Annex 競馬
■3月に移籍 ライコウ連覇で竹内厩舎初重賞だ
“最後”と“最初”の重賞Vの偉業に挑む。2月の鈴木康厩舎の定年解散に伴い、新規開業の竹内厩舎へ。鈴木康厩舎に最後の重賞勝ちをもたらした愛馬とともに移籍した古谷厩務員は「もう8歳。急に成長するってこともないし、夏場は毎年こんな状態」と穏やかに語る。7~9月で【3・3・0・2】と好成績を残す馬が、例年通りなら心強い。
昨年のアイビスSDは2番枠から快勝。馬場中央を真っすぐに駆けぬけた。直線競馬は外枠が有利とされるが、古谷厩務員は「気難しい馬で、囲まれると嫌気が差してしまう。囲まれやすい外枠より、内枠がいい」とあえて内枠を希望。4歳時に発症した右前脚屈腱炎の影響で、今でも調教は坂路のみ。「ベテラン馬なので、前の厩舎のパターンをそのままやらせてもらっている」と新厩舎での取り計らいに感謝している。
【アイビスSD】3月に移籍 ライコウ連覇で竹内厩舎初重賞だ — スポニチ Sponichi Annex 競馬
韋駄天S→函館スプリントS→アイビスSDという臨戦過程も前年を踏襲。函館スプリントSは昨年と同じ4着、しまいはグンと脚を伸ばした。騎乗した柴田善は「レースに乗っても衰えを感じない」とその若さに舌を巻く。竹内師は「みんなで話してこの馬にとって1番良い方法でやってきた。ここまで思い描いたローテーション。この夏の集大成を勝利で飾りたい」と厩舎の重賞初Vへ意気込む。今年もまばゆい雷光が、新潟の夏を熱くする。
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■【15年アイビスSD】レース展望
セイコーライコウ(美浦・竹内正洋厩舎、牡8歳)は昨年の覇者。韋駄天S5着→函館スプリントS4着を使って、今回が叩き3戦目で、ここまで予定通りの調教メニューを消化してきた。追い込み脚質のため、周回コースの1200メートルでは展開の助けが必要になるが、この千直コースだとレース中盤から自分で動いて他馬をねじ伏せられる。乗り難しい面があるだけに、主戦・柴田善臣騎手が鞍上なのは心強い。連覇へ視界良好だ。3月に開業した竹内正洋調教師にとっては、重賞初制覇の大きなチャンスとなる。
【アイビスSD】レース展望 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
フレイムヘイロー(美浦・蛯名利弘厩舎、セン7歳)は今春の韋駄天Sを15番人気で快勝してコース適性を示した。前走のCBC賞11着は道悪も影響したが、今回に向けたステップレースでもあり、度外視していい。千直の仕掛けどころを心得ている西田雄一郎騎手の手綱は心強く、開業4年目の蛯名利弘調教師には重賞初制覇に期待がかかる。
キャリア41戦を誇るサカジロロイヤル(栗東・湯窪幸雄厩舎、牡7歳)は昨秋になって本格化した遅咲きで、重賞初挑戦となった京阪杯で3着に好走。2走前の春雷Sではオープン初勝利をマークした。1200メートルがベストだが、千直の流れについていければ上位争いに加わってもおかしくない。手綱を取る国分優作騎手はサマージョッキーシリーズで4位につけており、ここも少しでもポイントを稼いでおきたいところだ。
【アイビスSD】レース展望 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
昨秋の京王杯2歳S2着以来となるサフィロス(美浦・手塚貴久厩舎、牡3歳)は初の古馬相手になるが、伸びしろは十分で魅力たっぷり。北海道シリーズで騎乗している三浦皇成騎手もこの馬のために新潟に駆けつける。1200メートル戦とはいえ新潟は2戦2勝。暑い時季に結果を出している点は強みだ。
同じ3歳牡馬のレンイングランド(栗東・矢作芳人厩舎)は前走の函館スプリントSで3着に健闘。後方から差す競馬で結果を出し、脚質に幅が出てきたのは好材料といえる。母マリンフェスタは2006年のこのレース2着馬。千直は未経験だが血統的には期待大だ。
【アイビスSD】レース展望 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
他では、CBC賞を挫創で取り消したものの、ミルコ・デムーロ騎手と新コンビを組むベルカント(栗東・角田晃一厩舎、牝4歳)、初の千直だった2走前の駿風Sで2着と適性を見せたシンボリディスコ(美浦・高橋祥泰厩舎、牡5歳)も侮れない存在。当時の優勝馬ネロ(栗東・森秀行厩舎、牡4歳)は同日の小倉・佐世保S(芝1200メートル)へ回る公算が大きいが、もしこちらに回ってくれば上位の評価が必要となる。
他にも高速決着に強いヘニーハウンド(栗東・吉村圭司厩舎、牡7歳)や、実績ではヒケを取らないエーシントップ(栗東・西園正都厩舎、牡5歳)、千直巧者カルストンライトオのおいにあたるオースミイージー(栗東・沖芳夫厩舎、牡7歳)あたりは、穴候補として注意しておきたい。
【アイビスSD】レース展望 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
昨年の3着馬アースソニック(栗東・中竹和也厩舎、牡6歳)は、韋駄天S3着→函館スプリントS2着と安定している。出遅れ癖はまだ残るが、しまいは確実なタイプ。千直では連対経験こそないものの3戦してすべて3着と、展開ひとつで勝ち負けになる力はある。中竹和也厩舎は、先週の函館2歳S(ブランボヌール)に続き2週連続の重賞Vがかかる一戦だ。
昨夏のサマースプリントシリーズでチャンピオンに輝いたリトルゲルダ(栗東・鮫島一歩厩舎、牝6歳)は、昨年のこのレースで4着だったが、その後、北九州記念→セントウルSと連勝した。芦毛の牝馬で、俗に言う“夏に強い”要素を満たすように、7~9月は【5・1・2・1】と抜群の安定感を誇る。賞金別定で56キロ(牡馬なら58キロに相当)を背負うが、千直でも2勝しており、実績では最右翼。あっさり勝っても何ら不思議はなく、最終調整の動きに注目したい。
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■パドトロワ 直千で重賞初制覇
サマースプリントシリーズ第3戦、第12回アイビスサマーダッシュ(G3、芝直線1000メートル・曇良18頭)は22日、新潟競馬場11Rで行われ、安藤騎手騎乗の7番人気、パドトロワ(牡5=鮫島厩舎、父スウェプトオーヴァーボード、母グランパドドゥ)が1馬身半差をつけ、重賞初制覇を飾った。勝ち時計は54秒2。
【アイビスSD】パドトロワ 直千で重賞初制覇 — スポニチ Sponichi Annex 競馬
■【アイビスSD】データ解析
◆牝馬優勢 牡馬で優勝したのは、このレースを2勝した2002年、04年カルストンライトオのみで、それ以外は全て牝馬。全体でも牝馬【8・4・4・43】、牡・せん馬【2・6・6・83】と牝馬が優勢
【アイビスSD】データ解析 – 競馬 – SANSPO.COM(サンスポ)
◆牡馬ならOP実績必要 連対20頭中14頭に芝、ダートを問わず1200メートル以下の重賞かオープン特別で連対歴があった。残る6頭は全て牝馬。14頭中、重賞ウイナーだったのは3頭だけで、重賞実績はそう問われないが、牡馬なら最低でもオープン実績は欲しい。
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◆前走5着以内 20頭中15頭は前走で5着以内。2桁着順から巻き返した07年1着サンアディユは前走がダート戦、09年1着カノヤザクラは前年の覇者だった。前走であまり負けているようだと厳しい。また、連対18頭が前走から中8週以内で、大きく間隔があいている馬は割り引きが必要。
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◆7歳以上苦戦 7歳以上は37頭が参戦しながら3着すらない。また、通常51キロで出走できる3歳牝馬は【2・1・1・2】で、要注目。
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◆前走は1200メートル以下 20頭中18頭は前走1200メートル以下で、例外の2頭はともに8月に開催されていた頃のもの。極限のスピード勝負になるだけに、前走が1400メートル以上だった馬や、1200メートル以下で勝ち鞍がない馬は不利だ。
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■【アイビスSD】血統診断
スピードは当然ながら、その持続力が高いレベルで求められる。米国種牡馬の産駒が活躍しており、パワーが豊富なダート血統の馬には特に注目したい。一方で、サンデーサイレンスはかなりの劣勢で、SS系、母父SSの馬は第1回から、のべ24頭が出走して連対は1度もない。
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■厩舎、騎手などの直前情報
■日経競馬の展望&予想
例年、牝馬が強かった「サマースプリント」シリーズだが、今年は函館スプリントS、CBC賞と牡馬が優勝。創設から11回でカルストンライトオが2勝しただけのレースだが、今回の牡馬は?
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3歳時に桜花賞2着、天皇賞・秋で4着と健闘したオウケンサクラだが、4歳の昨年からは不振が続き、11戦で掲示板入りが昨年の福島牝馬S(新潟施行)4着だけだった。だが、1400メートルに距離を詰めた5月末の安土城Sで3着に入ると、続くバーデンバーデンCは自分の形に持ち込めなかったが4着。CBC賞は中位から差して0秒2差4着。短距離で新味が出てきた。今回は初の直線競馬。経験が物を言うコースで不安は残るが、相手関係はかなり楽になる。
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