ユーロ2012でイタリア代表ピルロが魅せた超絶PK*黄金のクッキアイオ*

kdky
ユーロ2012準々決勝イタリアVSイングランド PK戦イタリア2番手のモントリーボが外し、2人目を終わって1対2とイングランドに流れが傾きかけたが、イタリア3人目に登場したピルロは、右足で軽く浮かしてゴール真ん中に蹴る大胆なシュートで、勝利を引き寄せた。
アンドレア・ピルロ
1979年5月19日 33歳

177cm 68kg

所属クラブ:ユベントス(イタリア・セリエA)

ポジション:MF

背番号:21

利き足:右足

過去の所属クラブ
1994-1998 ブレシア
1998-2001 インテル
1999-2000 ➝レッジーナ
2001    ➝ブレシア
2001-2011 ACミラン
2011-現在  ユベントス

ユーロ2012準々決勝でイタリアとイングランドと激突。スコアレスのまま試合はPK戦にまでもつれ込み、4-2でイタリアが勝利を収めた。

この試合で話題となっているのが、イタリア代表MFアンドレア・ピルロがPK戦で見せたキック。PK戦でイタリアは1-2とリードを許したが、3番手で登場したピルロが、絶妙なチップキックでゴールを決めて、イタリアに流れを引き寄せた。

このピルロのシュートを、多くのサッカー選手がツイッター上で称賛している。元イングランド代表FWのマイケル・オーウェンは「ピルロのキックは冗談みたいだ」とツイート。マンチェスター・UのDFリオ・ファーディナンドも「ピルロはまさにサッカーのマスタークラスだね。特にPKはあまりにもすごすぎる」と褒め称えた。

また、決勝で対戦する可能性のあるスペイン代表の選手たちもピルロのPKに感嘆。バルセロナMFシャビ・エルナンデスは「ピルロのPKは素晴らしかった。怪物だよ」と語り、同MFセスク・ファブレガスは「すごすぎる……」、同DFジェラール・ピケも「彼は純粋に優秀な選手だ」とツイートを残した。

その他にもマンチェスター・CのFWエディン・ジェコは「ピルロには尊敬の念を抱く」とコメントし、来シーズンからチェルシーでプレーするMFマルコ・マリンやホッフェンハイムFWライアン・バベル、レアル・マドリードMFヌリ・シャヒンといった選手もピルロを褒め称えるツイートを残している。

ピルロのPKはサッカーファンだけでなく、トッププレーヤーたちすら虜にしてみせたようだ。

チップキックの名手トッティがピルロを絶賛「黄金のクッキアイオだ」
チップキックの名手トッティがピルロを絶賛「黄金のクッキアイオだ」 (SOCCER KING) – Yahoo!ニュース

元イタリア代表のフランチェスコ・トッティが、24日に行われたユーロ2012準々決勝イングランド戦のPK戦で、絶妙なチップキックで流れを変えた同代表のアンドレア・ピルロを絶賛した。イタリアの各メディアが報じている。

ユーロ2000準決勝オランダとのPK戦でチップキックを決めるなど、クッキアイオ(チップキック、イタリア語で「スプーン」の意味)の名手として知られるトッティは、「ピルロは素晴らしかった。黄金のクッキアイオだ。アンドレアがすべてを簡単にした」とピルロを絶賛。

イタリア国民の2200万人のサポーターが、白熱のPK戦にテレビの前で釘付けになっていたが、トッティもその一人のようで、ピルロがPKを蹴った瞬間は、思わず立ち上がっていたという。

トッティは「ブッフォン、ダニエレ・デ・ロッシ、選手、スタッフ、連盟トップの人たちの喜ぶ姿を目にできることは、なんと素晴らしいことか」と、イタリア代表のベスト4入りに喜びを表している。

http://www.youtube.com/watch?v=A8PJ9yV1XrA

PK戦の末、イングランドに辛勝した、“らしくない”イタリアが秘める可能性。
PK戦の末、イングランドに辛勝した、“らしくない”イタリアが秘める可能性。 (Number Web) – Yahoo!ニュース

PK戦が運によって決する勝負ではないことを、ピルロは自らの技術で証明した。

イングランド対イタリアの準々決勝は、レギュラータイムの90分、さらに延長の30分を戦い終えてスコアレス。4強の残り1枠を懸けた勝負の行方はPK戦に委ねられた。

バロテッリ、ジェラードとともに強心臓を誇る両チームの1番手がゴール左下に流し込んで1-1。しかし延長戦を優勢に戦っていたイタリアは2番手のモントリーボが枠の左に外し、一気に窮地に追い込まれた。ノチェリーノが小走りで出迎え、続いてボヌッチが肩を抱いてなだめても、モントリーボは顔を上げることさえままならない。そこに追い打ちをかけるように、イングランドはエースのルーニーが豪快に蹴り込んで2-1とリード。しかし一気に加速したイタリアの敗色ムードを、百戦錬磨の司令塔ピルロが一掃する。

ゆったりとした助走でボールに向かったピルロが選択したのは、右でも左でもなく、ゴール中央へのチップキックだった。ボールは時間の流れを止めるように緩やかな放物線を描き、ゴールへと吸い込まれる。イタリアは間違いなくこのゴールで息をふき返し、守護神ブッフォンが止め、ノチェリーノとディアマンティが決めて4-2、歓喜の瞬間を迎えた。

■カテナチオの呪縛から解き放たれた“いつもと違うイタリア”。

この試合の風向きは、PK戦を含めて4度変わった。

試合開始からデロッシの左足ボレーがポストを叩くまでの約3分間、イタリアはほぼ100%のボール支配率を誇った。決勝トーナメントに入ると、先制点を奪われることへの恐怖心から無意識のうちに“引いて構えてしまう”のが、いつまでもカテナチオの呪縛から解き放たれないイタリアのDNAである。しかしこの日は立ち上がりから中盤でボールを支配し、積極的にゴールに迫ってイングランドを威圧した。“いつもと違うイタリア”を感じさせた上々の滑り出しだった。

しかしその流れは、イングランドのエース、ルーニーにいとも簡単に断ち切られる。

4分には個人技で局面を打開してウェルベックのシュートをお膳立て。相手にカウンターの脅威を植え付けて最前線に起点を作ると、絶妙なポジショニングでパスを引き出し、徐々に流れを引き戻した。5分にジョンソンが迎えた決定機はブッフォンのビッグセーブに阻まれたものの、サイド攻撃に活路を見いだし始めたイングランドが押し込む時間が続く。

ハーフタイムでのボール支配率はイタリアが61%、シュート本数はイングランドの4本に対しイタリアが12本と圧倒したが、それでも主導権を握っていたのは、カウンターとサイド攻撃の威力を誇示したイングランドだった。

■リズムに乗るイタリアにイングランドは“簡略化”で対抗。

後半開始と同時に訪れた2度目の風向きの変化、すなわちイタリアが再びリズムを取り戻した理由は、それまでほとんど攻撃に絡めなかったマルキージオがボールを触り始めたことにある。

前半はピルロとデロッシのカバーリングを意識するあまり攻撃時のポジショニングが曖昧だったが、“立ち位置”をやや前方に押し上げてセカンドボールを奪取。マルキージオからピルロ、あるいはデロッシへのショートパスが通り始めたことでリズムが生まれ、カッサーノがサイドに逃げることでマルキージオが飛び込むスペースが生まれた。この展開は、4-3-2-1を選択するなら理想とするパターンの一つだ。

対策としてイングランドのホジソン監督が選択したのは、もともとシンプルな攻撃をさらに簡略化させることだった。61分にはミルナーに代えてウォルコット、さらにウェルベックに代えてキャロルを投入し、スピードと高さを強化。キャロルは期待どおりの働きを見せてロングボールに競り勝ち、背後に位置するルーニーにこぼれ球を狙わせた。これによってイングランドは、再び流れを引き寄せる。

■マン・オブ・ザ・マッチの“次点”はイタリアのディアマンティ。

しかし、この作戦が奏功してイタリアに脅威を与えたのは、ほんのわずかな時間にすぎなかった。失敗の原因はサイドに張るウォルコットが攻撃に絡めなかったこと。厚みを失い、より単調になった攻撃はイタリア守備陣に的を絞らせる結果となった。

延長戦を含めた終盤に存在感を示したのは、78分に投入されたイタリアのディアマンティである。抜群のテクニックを誇るレフティーは中盤で“タメ”を作り、攻撃に変化を加えて疲労感漂うピッチで異彩を放った。この試合のマン・オブ・ザ・マッチにピルロが選出されたことに異論はないが、次点を選ぶなら彼を推したい。両者とも死力を尽くした延長戦、イングランド守備陣が最も嫌がっていたのは、明らかにディアマンティの“つかみどころのない”プレーだった。間を置かず、GKハートとの駆け引きを完全に制したPKも見事の一言に尽きる。

■厳しい条件下でドイツと戦う準決勝のポイントとは?

イタリアは決勝でフランスに敗れた2000年大会以来、12年ぶりの4強進出を成し遂げた。おそらくこれで、今大会における「ノルマ」は果たしたと言えるだろう。だからこそ、精神的な重圧から解放される準決勝では、試合開始直後の3分間に象徴されるような“らしくない”イタリアをどれだけ長く見せられるかがポイントとなる。

試合後、スタジアムの外を歩いていると、「CANNAVARO」のユニフォームを着たサポーターを3人、「TOTTI」を着たサポーターを2人見かけた。しかし、バロテッリを筆頭に魅力的な新時代のタレントが台頭する今、かつてW杯の頂点に立ったチームに思いをはせる必要はない。

次なる相手はドイツ。イタリアは中3日、ドイツは中5日と厳しい条件下でのセミファイナルとなるが、この日のイングランド戦しかり、初戦のスペイン戦もしかり、“らしくない”イタリアが優勝を狙えるポテンシャルを秘めていることは間違いない。

イタリア指揮官、ピルロの超絶PKに「彼はやるべき仕事を心得ている」/ユーロ2012
イタリア指揮官、ピルロの超絶PKに「彼はやるべき仕事を心得ている」/ユーロ2012 (SOCCER KING) – Yahoo!ニュース

ユーロ2012準々決勝イングランド対イタリアが24日に行われ、0-0で突入したPK戦を4-2で制して、イタリアが準決勝進出を決めた。

試合の主導権を握りながらも、得点を奪えずPK戦に突入したイタリアは、2番手のリッカルド・モントリーヴォが失敗。イングランドにリードを許したが、3番手のアンドレア・ピルロが絶妙なチップキックでゴールネットを揺らして流れを変える。その後はイングランドが2人立て続けに失敗。一方のイタリアは連続してPKを決めて勝利を手にした。

イタリアのチェーザレ・プランデッリ監督はPK戦を振り返り、プレッシャーのかかる中、絶妙なチップキックを見せたピルロを称賛している。

「PK戦はくじ引きのようなものだが、最終的には我々が勝利に値すると思っていた」

「私は観戦に訪れていた息子を片手で抱きながら見守った。息子には『こんな試合をチケットを買わずに見られるなんてラッキーだぞ』と話したよ」

「ピルロがスポットに向かうとき、私はとても落ち着いていた。彼はスター選手。自分がやるべき仕事を心得ているからね。そして、見事にゴールネットを揺らしてくれたよ」

「PKは約80パーセントが運に左右されると言っても過言ではない。ただ、こういったプレッシャーに慣れている選手もいるし、こういった状況下でも冷静さを保つことができる選手もいるんだ」

現地時間24日に行なわれたEURO2012の準々決勝で、0対0で迎えたPK戦の末にイタリアに敗れたイングランド。同代表を率いるロイ・ホジソン監督は、全力で戦い抜いた選手たちを誇るとともに、PK戦で鮮やかなチップシュートを沈めたイタリア代表MFアンドレア・ピルロを称えた。ロイター通信が報じている。

ベスト4進出を懸けたこの試合、イングランドは試合を通じて劣勢に立たされたものの、GKジョー・ハートやDFジョン・テリーを中心とした堅い守備でイタリアの攻撃を無失点で凌ぎ切り、120分を耐え抜いた。そして迎えたPK戦では、イタリアが先に失敗して優位に立ったが、3人目のMFアシュリー・ヤング、4人目のDFアシュリー・コールが立て続けに失敗し、2対4で敗れた。主要国際大会ではことごとくPK戦で敗退しているイングランド。今回の敗退により、1990年W杯以来、12年間で6度目のPK戦敗退となった。

ホジソン監督は試合後の記者会見で「選手にこれ以上は求められなかった」と、120分を戦い抜いた選手たちを労った。その上で「選手たちは本当にすべてを出し尽くしてくれた。ただ、90分で勝つために十分なプレーだったとは言えず、過去何度も敗れてきたPK戦でまたも敗退が決まってしまった」と、敗退を悔やんでいる。

この試合について「前後半ともに決定機があったが決められなかった。どちらのチームもチャンスを作っていたが、イタリアの方がいいプレーをしていたと思う」と振り返ったホジソン監督。それでも、「選手たちはイングランド代表のユニフォームに恥じない戦いをした。彼らは自分たちの能力を示してくれたよ」と、全力を尽くした選手たちを誇っている。

一方でホジソン監督は、PK戦において、プレッシャーの掛かった場面でチップシュートを決めたピルロを称賛。「ピルロのチップキックは冷静で、計算されたものだった。あんなのは教えてできるものじゃない」と舌を巻いていた。

http://www.youtube.com/watch?v=u3uAurHNHDg

超絶PKで流れを変えたピルロ「あのように蹴る方が簡単だった」/ユーロ2012
超絶PKで流れを変えたピルロ「あのように蹴る方が簡単だった」/ユーロ2012 (SOCCER KING) – Yahoo!ニュース

ユーロ2012準々決勝が24日に行われ、0-0で突入したPK戦を4-2で制し、イングランドを下したイタリア。両チームともに1番手が決めて迎えた2番手、リッカルド・モントリーヴォが失敗し、イタリアは1-2とリードを許したが、3番手で登場したアンドレア・ピルロが、絶妙なチップキックでゴールを決めて、イタリアに流れを引き寄せた。

その後、イングランドはブッフォンの好セーブもあり、2人続けて失敗。一方のイタリアは2人がきっちりとゴールネットを揺らし、ベスト4進出を決めた。

ピルロはPKの場面を振り返り、「GKはとても気合いが入っているように見えたから、あのように蹴ろうと思った。あのように蹴る方が、ゴールは簡単だった」とコメントしている。

また、負傷退場したダニエレ・デ・ロッシについては、「デ・ロッシは今大会で素晴らしいプレーを見せているが、小さな負傷を抱えてしまった。木曜日の試合(ドイツ戦)には戻ってくることを願っている」と早期復帰を希望している。

https://matome.naver.jp/odai/2134073020220855201
2012年06月27日