ロータリーエンジン搭載車『MAZDA RX-8』生産終了 ロータリーエンジンとは?

Tsukaryo
ロータリーエンジン搭載車『MAZDA RX-8』生産終了しました。これを機会にロータリーエンジンについてまとめてみました。

▼ロータリーエンジン搭載車『MAZDA RX-8』生産終了

マツダは、製造を打ち切るロータリーエンジン(RE)車「RX-8」の生産終了日を22日に決めた。1967年に販売を始め国内外で200万台弱を販売したRE車は、いったん姿を消す。

スポーツカーのRX-8は本社宇品第1工場(広島市南区)で生産している。現在は、昨年11月に発売した最後の特別仕様車「スピリットR」などを1日20台余り生産しており、22日の夜間操業が最終日となる。

▼ロータリーエンジンとは?

ピストンの代わりにローター(回転子)を用いたオットーサイクルエンジン
ロータリーエンジン – Wikipedia

ロータリーエンジンは、ピストンの代わりにローター(回転子)を用いたオットーサイクルエンジンである。ドイツの技術者フェリクス・ヴァンケルが発明した。日本国内では度々REと略記される。

2サイクル的であり、燃料を選ばない
ロータリーエンジン – Wikipedia

構造の単純さにおいては2サイクル的であり、燃料を選ばないという面ではディーゼル的であるこのエンジンは、脱化石燃料の次世代内燃エンジンとして期待される。燃料に水素を使ったものもある。

▼ロータリーエンジンのメリット

出力の割りに体格が小さい
ロータリーエンジンのメリット、デメリットは? – Yahoo!知恵袋

体格が小さいので、重量も軽い。ただしレシプロよりアルミ化が困難な部位が多いため、重量/出力比は、ほぼ同等になってきています。

振動が小さい
ロータリーエンジンのメリット、デメリットは? – Yahoo!知恵袋

2ロータリでレシプロエンジンの直列6気筒に匹敵します。

高回転が可能
ロータリーエンジンのメリット、デメリットは? – Yahoo!知恵袋

馬力=回転数×トルク×2π ですが、ロータリエンジンはトルクが小さいため、馬力を出すには、回転数で稼ぐ必要があります。(π=円周率)
ロータリは慣性質量が小さいので、高回転に向いています。

耐ノッキング性が高い
ロータリーエンジンのメリット、デメリットは? – Yahoo!知恵袋

冷却損失が大きいため、ノックに強いというメリットがあります。

▼ロータリーエンジンのデメリット

冷却損失が大きい
ロータリーエンジンのメリット、デメリットは? – Yahoo!知恵袋

燃焼室の容積に対して、表面積が非常に大きいため、冷却損失が大きく、NOxが発生しにくいというメリットはありますが、出力、効率、HC、COとも悪くなります。
冷却損失は、エンジンの出力(馬力)とほぼ同じ大きさなので、非常に重要です。

エンドガスまでの距離が長い
ロータリーエンジンのメリット、デメリットは? – Yahoo!知恵袋

ロータリ画家移転するため、点火栓(点火プラグ)が燃焼室壁の外側にしか設置できません。またプラグから燃焼室のいちばん端までの距離が長いため、短時間で火炎が伝播しません。このため点火プラグから遠いところで、不完全燃焼になり、HC、COが増えます。

吸気慣性が小さい
ロータリーエンジンのメリット、デメリットは? – Yahoo!知恵袋

エンジンは、ピストンの運動に応じて、吸気管内の空気が振動しています。この振動を上手に利用すると、本来、吸気できる以上に、多くの空気量を燃焼室に入れることができ、出力・効率とも向上します。
ロータリでは、このような慣性効果が少なく、出力が低くなります。

トルクが出にくい
ロータリーエンジンのメリット、デメリットは? – Yahoo!知恵袋

トルク = 力 × (支点と力点間の距離)です。
現在の13Bのばあい、この「距離(偏心量)」が15mmと非常に短いことが、おもな原因です。次期型のロータリ(RENESIS 16X)では、この距離を17.5mmまで長くし、レシプロエンジンでのロングストローク化にします。

内部漏れが多い
ロータリーエンジンのメリット、デメリットは? – Yahoo!知恵袋

ロータリ(おむすび形状)の先端のアペックスシール※は、エンジン回転に対する摺動位置が変わります。またサイド・シールは、位置により力が一様にかからず、しかもエンジン回転に対して、シール前後の力が逆転する場合が出てきます。このためサイド・シールでオイルを掻き取ることが十分できず、オイルが燃焼室内に入ってきてしまいます。
このためレシプロエンジンより内部漏れは数倍程度あります。燃焼効率の低下とオイル消費量の増大につながります。

▼ロータリーエンジン搭載車 〜マツダ〜

『コスモスポーツ』
1967年 – 1972年
コスモスポーツは、1967年5月に2シータークーペモデルとして発売された。世界初の実用・量産ロータリーエンジンの搭載車であった。
『RX-7』
1978年 – 2002年
『RX-8』
2003年 – 2012年

▼ロータリーエンジン搭載車 〜その他〜

メルセデス・ベンツ『C111』
コンセプトモデル
アウディ『A1 e-tron』
プロトタイプ

▼ロータリーエンジン搭載車 〜二輪〜

スズキ『RE-5』
日本初のRE搭載市販バイク
https://matome.naver.jp/odai/2134037320497877801
2012年06月23日