ビールってなんでこんなに美味いんだろう・・・

ピュアソウル
現代から4000年以上前、メソポタミア文明の時代から人々に愛されているビール。なんでこんなに美味いのか・・・

■ビールをおいしく感じる、その理由は・・・?

その1.「苦味」

苦味

コーヒーやお茶、ビール、タバコ、魚の内臓etc・・・。大人になるとこのような苦味を楽しむようになります。

苦味成分には神経をリラックスさせてくれるものや、神経を覚醒させる働きのあるものなどがあります。

成長するにつれ経験してきた、喜びや悩みなどいろいろな感情に対して、喜びを大きくしたり悩みを癒す効果がある、といったところでしょうか。

その2.「旨み」

旨み

昆布やカツオ節などを思い浮かべると分かり易いですが、旨みという味覚が影響しています。

ちなみに「旨み」を発見したのは日本人で、昆布のグルタミン酸、カツオ節のイノシン酸、シイタケのグアニル酸も日本人の研究者が発見しました。
それ故、「旨み」は海外でも「UMAMI」と呼ばれています。

その3.「味」以外の要素

香りや炭酸、温度も重要な要素

のどを通るときの刺激でビールをおいしいを感じ、ビールの苦味がその刺激を持続させ、心地よさとなっているようです。

またビールも種類や飲み方によって味は大きく変化します。
原料の違い、製法の違いなどさまざまな要素の組み合わせによって美味しいビールが作られています。

■さらにおいしく飲むために!

ビールの種類(製法)

ラガー

低温で長時間発酵

一般に切れのよい苦みとなめらかでマイルドな味わい。
日本で作られているビールのほとんどはこちらです。

エール

常温で短時間発酵

複雑な香りと深いコク、フルーティーな味が特徴。
欧米ではこちらのほうが一般的。

注ぎ方

7:3
ビールは空気に触れると酸化して味が劣化します。
良い泡を作って酸化を防ぐことが必要です。はじめはゆっくり注ぎ、少ししたら勢いをつけて泡を作り、泡を持ち上げるような形でゆっくり注ぎ終えます。

ドイツでは美しい泡のことを「ブルーメン(花)」と呼びます。

グラスの管理

油は厳禁

油はビールの泡の表面張力を壊してしまうので、グラスが汚れていると良い泡ができません。

しっかりとした洗浄ができていないお店では、美味しいビールは飲めませんね。

ビールの温度

6~8度

キンキンに冷えたビール=美味しそうなイメージがありますが、実は冷やしすぎは「寒冷混濁」という濁りを起こしてしまい、味を落としてしまいます。

冷凍庫でよく冷やしてましたが、間違いだったんですね。

風邪をひいたってビール!

ホットビール
ドイツでは、風邪をひいたときや寒い日に50℃程に温めたビールを飲みます。
香りや旨みが引き立てられ、体が温まるそうです。温めるビールはビターやストロングエール、スタウト等の濃色系でアルコール度数8~10%程度のものが良いそうです。

■参考サイト

https://matome.naver.jp/odai/2133821173569948901
2012年05月29日