はじめに
何かをしてもらったり、相手の気持ちを変えさせたり、毎日の中で何かを頼む機会って多いですよね。
そんなときに覚えているとちょっと役立つ、頼み方=説得術をまとめてみました。
説得とは「相手をその気にさせる」ことです
成功する説得には3つの種類がある
1. 論理の説得
相手の言っていることが正しいと思えるので動く。2. 価値観の説得
相手の価値観と自分の価値観に共通するところがあるので動く。3. 感情の説得
相手や言い分に対して好感が持てるので動く。
人を巻き込む仕事のやり方: 高橋 浩一: 本
論理の説得
事実を分かりやすく相手に伝えることで説得します。
人が納得しないときの反応は2つしかない
1.本当にそうなの?
2.それだけなの?
第2回 構造化と縦横の論理 (高田貴久―ビジネススキルとワークデザイン)|ビジネスコラム:企画実行のプロフェッショナルが語る|ビジネス&キャリア|ヨミモノ|QuonNet
前者は話が「飛んで」いて、後者は話が「漏れて」いる。
話を整理して組み立てる手順
1.伝えたいことを内容ごとに大きく分ける
2.分けたものに見出しをつけて整理する
3.整理した内容をどの順番で伝えるかを決める
1億稼ぐ話し方(初対面から最後まで主導権を握れる!「ロジカル・コミュニケーション」驚異のテクニック): 安田正: 本
構成の基本は「最初に、これから何を話すかを伝え、次に実際に話をして、最後に何を話したかを伝える」
「相手を説得したいのだったら、自分は持っているけれど相手は持っていない情報を出していけばいい」
プロの知的生産術 (PHPビジネス新書): 内田 和成: 本
価値観の説得
お互いが同じ目標に向かっていることを伝えて説得します。
相手の考えや欲求に共感する
人を説得する12原則(デール・カーネギー) – *ListFreak
お互いが同じ考え方を持っていることを確認します。
崇高な動機に訴える
人を説得する12原則(デール・カーネギー) – *ListFreak
お互いが共有している、より大きなもののための行動であることを強調します。
感情の説得
相手の感情を刺激して乗り気にさせることで説得します。
「伝える」数と「伝わる」数は反比例する
なぜあの人の話に納得してしまうのか[新版]: 中谷 彰宏: 本
話す内容を絞り込めば、伝えたいことが伝わりやすくなります。
自分と相手を似せる
「説得上手」の科学: 内藤 誼人: 本
相手を説得しようと思ったら、まず相手とのつながりに注目。自分の方からなるべく相手に合わせるように動くことで、類似性を感じさせていけばいい。
相手を明るい気分にさせてから説得を行う
「説得上手」の科学: 内藤 誼人: 本
説得する前にほめる、ごちそうするなど。説得を行う環境にも気をつける。
そのほうが楽しくなると思わせる
ソーシャルデザイン (アイデアインク): グリーンズ: 本
人の行動を変えるには「楽しい!」と思わせることが大切です。
相手に気づかせる
相手がその選択は自分の中から出てきたと感じてくれれば、説得の必要がなくなります。
「でも…」は使わない
なぜあの人の話に納得してしまうのか[新版]: 中谷 彰宏: 本
相手の話に「でも…」と反論すると、相手もそれに「でも…」と反論したくなります。
アイデアは「今」思いついたことにして話す
なぜあの人の話に納得してしまうのか[新版]: 中谷 彰宏: 本
会話の中で生まれたアイデアは、押し付けられたアイデアではなく、ふたりのアイデアになります。