唐辛子
チョコレート
1,000人以上の成人を対象にした研究では、チョコレートをよく食べて運動すると、食べずに運動した人よりもBMIが下がることが分かっています。
カテキンなどの抗酸化剤によって細胞のエネルギー生成機能が高まります。しかし、お菓子は高カロリーなので、1回にとる量を30グラムほどにしたり、ココアパウダーを使うのがいいでしょう。
乳製品
乳製品がダイエットの邪魔になるというのは間違いです。実際はその逆。テネシー大学の研究では、3食、乳製品をとることで肥満の人の脂肪率が減少することが分かりました。
また摂取し続けることで、脂肪や体重の減少を速めていく働きもあります。
松の実
満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防ぎます。2006年の研究では、食欲が29%減少、実際に食べた量が36%減少しました。
この効果は、松の実の脂肪酸が分解されるまでの約4時間の間持続します。
グレープフルーツ
繊維を多く含み、オーストラリアの研究者が定める“満腹インデックス”が最も高い果物です。また、グレープフルーツ半分を毎食食べると、12週間で1.8kg (4ポンド)も体重が減少しました。
グレープフルーツはインシュリンをより効率よく使えるようにし、血糖値を保ちより多くカロリーを燃焼させます
緑茶
緑茶4杯を毎日取ると、8週間で約2.7kg (6ポンド)の体重減少が見られたそうです。EGCGという成分が代謝を促進させるとか。
また運動の前にEGCGを摂取すると、脂肪の酸化が17%促進したそうです。
ニワトリの赤身や七面鳥などのたんぱく質源
たんぱく質を大量にとると、食後のカロリー燃焼が2倍近くになります。オランダの研究では、食事中の炭水化物の20%をたんぱく質に置き換えることで代謝は向上し、カロリーの燃焼量が一日当たり5%増加したそうです。
また、筋肉の成長を助けるので、その分カロリーが燃えやすくなります。
水
お腹がいっぱいになるだけでなく、実際に体重減少を促進させます。17オンス(約500ml)の水を飲んだあと40分間、代謝が30%向上しました。
一日に1.5リットル飲めば、年間で1万7千400キロカロリーも余計に燃焼させることができるそうです。
イワシ、サケ、マグロ
心臓にもよいオメガ3脂肪酸をふんだんに含んでいます。
カロリーを燃焼させるか脂肪にするかを決定するレプチンというホルモンのレベルに影響を与え、代謝を向上させるそうです。
オメガ3脂肪酸を多く含む食品を摂取すると、一日あたり400キロカロリー多く燃焼できるようになるそうです。
ブロッコリー
カルシウムと繊維質が体重減少につながるそうです。ブロッコリーはこの両方を多く含み、食べると病気に強くなる効果があります。
1カップ分のブロッコリーはわずか44キロカロリー、そして脂肪も燃焼しやすくなることでアメリカでは人気の野菜です。一般的に繊維質をより多く摂取する人ほど、脂肪は少ないという傾向があります。
いろいろな食材が取り上げられております。
それぞれ専門家が研究したものですが、意外なものもいくつかあります。もちろん上記素材を油でいためたりすれば、油も摂取します。料理を理解することもダイエットにつながるひとつの知識かもしれませんね。
なお、ダイエットの効果をお約束するものではないので、ご留意を。
トウガラシの辛さのもと、カプサイシンは代謝を向上し、血糖値を下げます。たとえばチリ一人前で代謝を25%も向上するという研究結果もあります。
カナダの研究では、トウガラシ入りスナックとコーヒーを食べると、一日に1キロカロリー多く消費するようになったそうです。