金環日食にまつわる神話【日蝕神話】

kbuta
日食は古く昔からある現象で、神話にも数多く登場します。金環境日食をより楽しむために、日食にまつわる神話をご紹介!明日の朝の話題としてどうぞ。

天岩戸伝説  日本

天岩戸神社|高千穂
天照大神が色々あって天岩戸という洞窟に入って出てこなくなってしまった
洞窟の前で宴を開き、その楽しげな様子につい出てきてしまった天照大神を捕まえて引きずり出す、という趣旨の神話です。天照大神が洞窟に入ってしまい空が真っ暗になってしまった、これは日食のことではないか、という解釈があります。

源平盛衰記  日本

源平盛衰記は神話ではありませんが、戦いの最中に日食が起きたという記述があり、日食が勝利の成敗を決したといわれています。

アイヌ伝承  日本

魔神モシレチク・コタネチクチク・モシロアシタ・コタノアシタに日の女神らが連れ去られ、世界が暗くなるという話があります。
その暗くなる、というのが日食ではないかという解釈があるそうです。

古代エジプト神話

太陽の神アトゥムやラーの敵である巨大な怪蛇アピポスが太陽の船を転覆させようとして、殺されてしまいます。
しかし何度も復活し、太陽の船を何度も狙います。
この太陽の船がアピポスによって覆されてしまった場合に起こるのが日食だといわれています。

フィリピンの神話

フィリピンのカタンドゥアネス島に伝わる伝承です。

大昔、ピンク色の海亀が毎年島の砂浜に出産しに来ていました。
ピンク海亀には双子の兄弟がおり、その兄弟は蛇の姿で空で暮らしています。
兄弟は妹が出産する際は太陽を飲み込んで日食をおこします。

インド神話

神々と悪魔が協力して不死の薬アムルタを作り、両者はこれを巡って争い、神々が勝利しました。

その後、不死の飲料を飲む宴を開きます。しかしそこに神になりすました悪魔ラーフは紛れ込んでいました。
太陽と月はそのことに気づき、警告を聞いた最高神ヴィシュヌがラーフの首を切ります。
が、この時ラーフはすでに不死の薬を喉の中ほどまで飲み込んでおり、結果首から上のみが不死となってしまいました。

首だけとなったラーフは太陽と月を逆恨みし、追い掛け回します。
そして飲み込まれてしまった時に起こるのが日食、月食だとされています。

北欧神話

北欧の神話では、太陽・月はスコルとハティという狼によって追い掛け回されていて、太陽・月が狼に飲み込んで日食・月食を起こそうとします。

もし飲み込まれた場合、地上の人々は騒音を出して狼から太陽・月を吐き出させるのだとか。

新約聖書『ルカによる福音書』 キリスト教

ルカ福音書の23章には、イエス・キリストが死した瞬間に世界が真っ暗になったという一説があります。
これも日食ではないかと言われています。

タイ神話 悪神ラフー

タイの神話では、太陽はもともとは人間で、兄弟がいました。

兄弟は毎日僧侶に施しをしていました。
長男や次男は黄金や銀などの高価で上等なものを施せましたが、末っ子のラフーは貧しかったため満足な施しができませんでした。

その結果、長男と次男は死んだあと太陽と月になれましたがラフーは醜い怪物となってしまいました。
ラフーは神々となった兄たちに嫉妬し、遭遇するたびに彼らを飲み込んでしまおうとします。

これが、日蝕なのだといわれているそうです。

インディアン

インディアンのある部族ではジャガーを神聖視しており、ジャガーは闇の世界の神様で日食が起こるのはジャガーが太陽を飲み込んでしまうからだといわれています。

『日蝕神話・伝説について』教えてgoo!

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3455722.html

https://matome.naver.jp/odai/2133705467775257601
2017年02月07日