スマートフォンがクレジット決済端末になる?ソフトバンクとPayPal提携

itokoichi
ソフトバンクとPayPalが提携。スマートフォンがクレジット決済端末になるPayPal Hereを提供。小規模店舗でも簡単に安価にクレジット決済端末を導入可能。

ソフトバンクとPayPalが提携。スマートフォンがクレジット決済端末になるPayPal Hereを提供。小規模店舗でも簡単に安価にクレジット決済端末を導入可能。

PayPal Japanは日本の決済市場を変える

ソフトバンクとPayPalの戦略的提携、新しいジョイントベンチャーについて発表させていただきます。今日の発表はソフトバンクとPayPalの50-50の合弁会社「PayPal Japan」を作るという発表です。

これは、日本の決済市場を変えるという目的のために作られる会社です。インターネットでの買い物はeコマースでの支払、あるいはコンテンツ、音楽やゲーム購入においてもオンライン上で決済されます。一方、これまでオフラインの世界では一般のお店での支払をするというのは、ネット業界とは直接関わっていませんでした。しかし、時代は大きく変わろうとしています。オンラインとオフラインが融合して、双方がお客を誘導しあい、支払も一体化される世界がやって来ます。この支払の市場において、いずれのNo.1も取りたいと思っています。

PayPalの利便性

ネットゲーム、音楽、いろいろなものがありますが、欧米では既にPayPalのアカウントを1つ持っていればあらゆる場所の支払いができるというように、便利になっています。何回もクレジットカードの情報を入れなくても済むということができあがっています。

日本ではクレジットカード導入店舗が少ない

今まで日本はクレジットカードにおいて、後進国でした。韓国、アメリカ、イギリスなどはすでに60%近くの支払がカードで行われているが、日本はまだ12%しか使われていません。

クレジットカードを使える店がなぜ少ないのかというと、いくつか理由がありますが、まずは導入コストが10万円ぐらいします。カードリーダーが高すぎるということです。また、回収期間も15~30日かかります。さらに決済手数料もかかる三重苦があって、中小のお店においては非常にハードルが高すぎるということになっていたわけです。

安価にスマートフォンにクレジット決済機能

スマートフォンがクレジットカードを店舗に導入する入口となることで一気にコストが下がります。スマートフォンさえ持っていれば、「PayPal Here」というアダプタをヘッドフォンジャックに挿すだけで、これがクレジットカードリーダーになるということです。導入コストは非常に安く、回収期間も即時になる、決済手数料も今までよりも安くなるということで、今まで中小のお店では現金しか受け付けなかったものが、気軽にクレジットカードやPayPalアカウントから支払うことができるようになります。

お店側はスマートフォンにPayPal Hereをセット。登録していた商品を選択して、その代金を表示します。
お客さんはクレジットカードをデバイスに通して、代金を確認。OKならサインをしてボタンを押すだけ。代金はお店のPayPalアカウントに即入金されます。

https://matome.naver.jp/odai/2133660229938092801
2012年05月10日