心筋梗塞と不整脈とAEDについて

MrTattun
水泳のダーレオーエン選手が急死しました。若くして心臓疾患にかかり、つい先程までは元気だった人が、場合によっては亡くなってしまうこともあります。それら急死の原因の多くである、急性心筋梗塞と不整脈、また、その対処法として有効なAEDについてまとめてみました。

水泳のダーレオーエン選手が急死しました。
また、過去には、サッカーの松田直樹選手や高円宮殿下、外国のスポーツ選手。
命は助かったものの、タレントの松村邦洋さんなど、若くして心臓疾患にかかり、
つい先程までは元気だった人が、場合によっては亡くなってしまうこともあります。

それら急死の原因の多くである、急性心筋梗塞と不整脈、
また、その対処法として有効なAEDについてまとめてみました。

急性心筋梗塞について

心臓を取り囲む冠動脈に、何らかの原因により血液が回らなくなり、
その結果として心臓が壊死を起こし、心機能が低下することを言います。

また、それは急激に起こるため、「急性」という言葉がついたりもします。

不整脈について

不整脈とは、心臓のポンプとしてのリズムが異常な状態で、
健康な人にも起こりうるものですが、
悪性のものだと、突然死の原因にもなりえます。

また、心筋梗塞を起こすと、心臓に血液が届かないという
異常事態のため、心臓がビックリして、
往々にして悪性の不整脈が起こりやすくなります。

心筋梗塞による死因は、虚血による心筋の壊死よりも、
この悪性の不整脈の合併によるものが大多数です。

よって、心筋梗塞と不整脈は同時に起こるものと考え、
対処することが必要です。

心筋梗塞の可能性があったら、倒れる前に救急車

心筋梗塞は、時間との勝負です。

心筋梗塞の症状である、
激しい胸痛や動悸・息切れの症状が
みられたら、安静にし直ちに救急車を呼びましょう。

倒れるような状態は、重篤なので、
その前に、出来るだけ対処するのが望ましいです。

心筋梗塞の状態は判断しにくいものです。

心筋梗塞と言うと、目の前で倒れることを想像してしまいますが、
倒れるような状態は、症状が進行してたり重篤です。

傍目から見たら、単なる貧血や胸痛のようにも見えうるし、
本人にとっても重大さを認識出来ないかもしれませんが、
その間に症状が進行し、手遅れになってしまうことが多々あります。

躊躇なく、救急車を呼ぶことが大切です。

AEDも用意しておく

AEDで不整脈に対処します
誰もが見かけるAEDですが、
これは、心筋梗塞を起こした時に
併発しやすい不整脈である、
「心室細動」に対して、電気ショックを与えることで、
異常な心臓のリズムを正す機械です。

「心室細動」は致死的であり、
発症すると、時間経過と
共に生存率が下がります。

なので、AEDも用意することが大切です。

意識を失ってたら、心臓マッサージとAED

意識を失い倒れている状態は、危険な状態です。

悪性の不整脈の一つである「心室細動」の状態が多く、
場合によっては、心臓が停止しているかもしれません。

ただちに、心臓マッサージで心臓を動かすと同時に、
AEDを使って、不整脈による心臓のリズムを正しくさせます

http://www.youtube.com/watch?v=SfsQ6M8wheo

AEDや心臓マッサージの講習は、地元の消防署や病院などで行ってたりするので、ぜひ一回は受けてみるのが大切だと思います。

急性心疾患は、時間との勝負であり、
1分1秒でも早い治療は、生存率を高めます。

あらかじめ、起こった時のことを想定することで、
大切な人の命を救える可能性が高くなります。

https://matome.naver.jp/odai/2133591631072574001
2012年05月02日