日本語と微妙にちがう英語のことわざ

掛谷拓也
同じ発想のことわざもありますけど、違うのがあって面白いですよ。用例は追加されます。

A bird in the hand is worth two in the bush.

明日の百より今日の五十

手の中の一羽の鳥はヤブの中の二羽の鳥と同じ価値がある
発想は同じですね。

Birds of a feather flock together.

類は友を呼ぶ

同じ羽根の鳥は集まる
「a」には「同じ」という用法があります。

The early bird catches the worm.

早起きは三文の得

早い鳥はミミズを捕まえる
wormは「ミミズ」、「イソメ」、「ゴカイ」などの虫。人間なら欲しくないけど、鳥ならね。

You may take a horse to the water, but you can’t make him drink.

その気のない者にははたからどうすることもできない

馬を水場まで連れていくことはできても、無理やり水を飲ませることはできない
ほんとそうだね。よくわかります。

Better be the head of a dog than the tail of a lion.

鶏口となるとも牛後となるなかれ

ライオンの尻尾になるより犬の頭になるほうがいい
独立心を持ちましょう。

Don’t count your chickens before they are hatched.

捕らぬ狸の皮算用

孵化する前にひよこの数を数えちゃだめだ
狸の皮を剥ぐって話より可愛いよね。

Barking dogs seldom bite.

吠えたてる犬はめったにかまない

吠えてる犬はめったにかまない
全く同じというか、英語のことわざの直訳だよね。この写真ほど吠えてる犬は、きっとかみます。

If you run after two hares, you will catch neither.

二兎を追う者は一兎をも得ず

二匹の野ウサギを追うものはどちらも捕まえられない
マルチタスクがいいのか、シングルタスクで集中するかという問題ですね。わかります。

It is no use crying over spilt milk.

覆水盆に返らず

こぼれたミルクのことを嘆いても無駄だ
いい年したおっさんが泣くな。

One man’s meat is another man’s poison.

甲の薬は乙の毒

ある人の肉は別の人の毒
「蓼食う虫も好き好き」とも同じ。食えるもんなら食ってみろよ、へび。

You cannot make an omelet without breaking eggs.

蒔かぬ種ははえぬ

卵を割らずにオムレツを作ることはできない
これもそのままのことわざですね。

The proof of the pudding is in the eating.

論より証拠

プリンの証明は食べてみることの中にある
イギリスのプディングって、日本のプリントは違うんですってね。ライスプディングって食ったことないけど。

Hunger is the best sauce.

空き腹にまずい物なし

空腹が最高のソース
日本語だったら何何だろ?空腹が最高のフリカケとかそんな感じ?

There is no accounting for tastes.

蓼食う虫も好きずき

人の好みは説明することができない
これは「蓼食う虫」の成り立ちのほうが楽しい。鮎食う時に乗ってくる蓼の葉っぱって夏らしくていいよね?食わないけど好き好き。

Too many cooks spoil the broth.

船頭多くして船山に登る

台所にコックが多すぎたらスープがダメになる
ブロスってイタリア料理でいうブロードのこと?発想よく似てるけど、日本語のほうが面白いよね?船が山のぼるんだよ?

A stitch in time saves nine.

今日の一針明日の十針

間に合った一針が後の九針を省く
スティッチって「一縫い」のことですよ。

Out of sight out of mind.

去る者は日々にうとし

見えなくなれば心からも消えてしまう
「去る者は日々に疎し」という日本語より英語のほうが実感こもってますね。遠距離恋愛とか無理なんじゃね?

Easy come easy go.

悪銭身につかず

簡単に手に入ったものは簡単に消えてしまう
英語も日本語もギャンブルからの発想ですね。B’zの曲ばっかり思い浮かぶけど。画像もB’zばっかりやし。

So many men, so many minds.

十人十色

人に数だけ心がある
少し発想が違いますね。

A friend in need is a friend indeed.

まさかの時の友こそ真の友

困っている時の友だちこそ本当に友だちだ
このことわざって音の遊びがありますね。インニードとインディード。

Practice makes perfect.

習うより慣れよ

練習が完璧を作る
そのとおり。なんでもそうだね。

Spare the rod and spoil the child.

可愛い子には旅をさせよ

ムチを使わずに、子供をダメな子にしてしまえ
この命令文って、「したかったら~しなさい(私は知りませんよ)」っていう形ですね。放任法と言いますよ。

When in Rome, do as the Romans do.

郷に入れば郷に従え

ローマではローマ人のするように振る舞いなさい
ヨーロッパの源流ローマ。

Look before you leap.

転ばぬ先の杖

飛ぶ前に見なさい
英語のほうが生々しい。

Make hay while the sun shines.

太陽が照っているうちに干草を作れ

太陽が照っているうちに干草を作れ
干し草って日本じゃあんまり馴染みないよね?

A rolling stone gathers no moss.

転石苔むさず

転がる石には苔が生えない
いい意味でも、悪い意味でも使うんですよ。

It never rains but it pours.

降れば必ず土砂降り

雨が降る時には必ず土砂降りになる
「二度あることは三度ある」
「泣きっ面に蜂」も同じ意味ですよ。

A burnt child dreads the fire.

羮に懲りてなますを吹く

やけどした子供は火を怖がる
「羹に懲りて」と似てますよね。この女の子怖がってなさそう。点けたか?

All work and no play makes Jack a dull boy.

良く学び良く遊べ

勉強してばかり遊ばないとジャックはダメな少年になる
映画「シャイニング」に使われていたこのことわざは、本当に怖かった。

Still waters run deep.

音なし川は水深し

静かな川は深く流れる
深い人間は表面的には穏やかだということですよね。こうありたいね。

Good fences make good neighbors.

親しき仲にも礼儀あり

いい柵があればいい隣人になる
柵があっても音は聞こえてくるから困る。ノイジーテッド。

Every dog has his day.

誰の人生でもいい時はある

どんな犬にも一番いい時がある
犬に例えられてもなあ、このことわざ初めて聞いた時、ちょっとムッとしたもん。

Two heads are better than one.

三人寄れば文殊の知恵

一人より二人のほうがいい考えが浮かぶ
三人必要な日本よりこっちのがいいですね。

You can’t have your cake and eat it, too.

一度に二つのうまいことはできない

ケーキを食べることと、ケーキを残しておくことは同時にはできない
ケーキが出てくるのが国民性に違いですね。さすがアメリカ人、レインボーホットケーキ、食えねー笑
https://matome.naver.jp/odai/2133568373755079801
2012年04月29日