【極めて深刻】中国大陸「汚染」の現状

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中国各地で、癌(がん)などの多発地域が存在する。発症・死亡率が大幅に上昇し、多くは45歳前後で死亡する。主な原因は重金属などによる土壌汚染とみられる。「日本の核汚染より、よほどひどい」と話す住民もいる。
赤く変色した村の井戸水からは有毒物質アニリンが基準値の73倍含まれていることが明らかになった。また、1996年以来、人口800人の村で30数人がガンを患っているという。
汚染源は20数年前に建設された化学工場。アニリンの汚染のため、井戸から赤い水を毎日飲む村民たちは、陳情を繰り返してきた。しかし当局は取り合わなかった。毎年行われた水質検査でも「合格」判定が下った。

地元紙の報道によると、村の井戸水を検査した結果、飲用水となる基準の73倍のアニリンが検出されている。

アニリンは有毒化学物質であり、接触、吸入により速やかに人体に吸収され、中毒症状を起こす。中毒によってメトヘモグロビンが生成され、高メトヘモグロビン血症によりチアノーゼや呼吸困難が引き起こされ、死に至ることもある。

癌症村-各地に増え続ける「癌」の村

中国各地の重金属汚染は深刻な問題となっており、そこに暮らしている住民たちの体を蝕んでいる。リンク先の記事を読むと特にひどい状況がわかります。

“癌症村”

重金属が深刻な株洲地区住民の血液や尿に含まれるカドミウムは通常の2-5倍に達した。

従業員の間で「イタイイタイ病」は、「普通に見られる病気」という。

騒いでも状況は改善されず、土壌汚染や地下水の汚染で難病が多発している事実が広まると農産物や家畜が売れなくなるので、「外部には知られたくない」と考える農村部住民もめずらしくない。

産業廃棄物などから排出される重金属もまた、しばしば水源や土壌などの環境中に濃集して公害の原因となっている。

“癌症村”的故事

川は錆びた茶色になっており、村民はこの川の水を畑に流し込んでいる。

“癌症村”的故事

汚水処理施設でも処理されず、河川に大量に排出され重金属汚染になリ、有害物質が人体に入りガンを促す。

“癌症村”的故事

米国は中国から五種類の魚と海老の輸入を禁止した。

“癌症村”的故事

汚染された「農地」

2010年2月のニュース

中国浙江省台州市のある村で、住民139人が検査を受けた結果、基準値を大幅に上回る血中鉛が検出された。“元凶”は村の近くにある蓄電池企業だった。中国では重金属による土壌汚染が問題となっている。南方日報が伝えた。

“元凶”は村の近くにある蓄電池企業だった。

電池をおもちゃに遊ぶ、ゴミ捨て場に住む子供。

使用済みのマンガン電池やニッケルカドミウム電池は、普通のゴミとして処理されており、汚染を招く大きな原因となっている。

電池工場の外の廃棄ゴミ

あるユーザーが「中国安心食品ホワイトリスト」を発表したものの、リストは空っぽだった。中国に安心できる食品はないのです。

世界中から集められた「電子ゴミ」

2009年11月のニュース

世界中から集められた「電子ゴミ」も深刻な土壌汚染や水質汚染を引き起こしている。

電子機器の部品に含まれる水銀や亜鉛、クロムやニッケルなどが大気や田畑、河川を汚染する結果になる。

電子ゴミの終着駅

村の基幹産業である電子ゴミ処理業には村民の9割が従事する
レコードチャイナ:「電子ゴミ」の村、児童の7割以上が「鉛中毒」—広東省スワトウ市

作業員たちは有害物質も含まれるこれら電子ゴミを素手で解体し、中から貴重な金属を取り出す。
http://www.recordchina.co.jp/group/g30433.html

死産の割合が6倍も多かった。同村の妊婦の早産の割合は62%にも達していた。
http://www.recordchina.co.jp/group/g30433.html

「広東省の貴嶼には廃棄されたゴミが集中しており、ここの水は汚染されているため、完全に飲用できないと認定されている。現地の水は、鉛、合成化学物質、消火剤、防炎剤(臭素化合物)、プラスチック、金属関連物質により汚染されている。また、大気汚染レベルも極めてひどく、現地住民は呼吸器系統、胃腸、皮膚などの疾患に苦しんでいる。土壌についても、以前の農地は今や完全に汚染されてしまっている」

土壌調査の結果によると、広東省珠海デルタ附近の農地の40%が重金属に汚染されているという。

中山市においては重金属汚染の野菜が発見されており、これらの野菜は、広州、マカオなどの大都市で販売されている。

被害が深刻なのは省内の大中都市郊外と珠江デルタの農産地。

珠江デルタ – Wikipedia

中国珠江河口の広州、香港、マカオを結ぶ三角地帯を中心とする地域の呼称。中国でも最も人口が密集した地域のひとつである。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8F%A0%E6%B1%9F%E3%83%87%E3%83%AB%E3%82%BF

金持ちに広がる農場経営ブーム

権力者には「特別供給品」

石炭の本当の代償

石炭燃焼により作りだされた大量のヒ素・セレン・鉛などの有害金属物質を含む焼却飛灰は、砂嵐により巻き上げられ、容易に汚染範囲が拡大している。

焼却飛灰汚染に関する規制基準なし

腐敗と言論封鎖

問題の根源は立法と地方レベルでの法の執行にギャップにあることを指摘。
http://www.epochtimes.jp/jp/2011/07/html/d45972.html

工場責任者は私有・国有にかかわらず、監督側であるはずの現地共産党委員会の幹部とコネがあるかグルになっている
http://www.epochtimes.jp/jp/2011/07/html/d45972.html

その他まとめリンク

https://matome.naver.jp/odai/2133484861492806701
2018年07月30日