発端
孫正義@masason
明日、正式に総務省で認可を受ける事になりました!
念願の電波改善が一気に加速します!
ソフトバンクが取得できたのは、既存の周波数帯の利用者数が多いことが考慮されている模様。
プラチナバンドとは?
孫さんの言っているプラチナバンドとは、700MHz~900MHzまでの、ビル影等に回り込みやすい周波数帯のこと。
900MHz帯は今回割り当て。地上波アナログ放送の跡地である700MHzは2015年に割り当て。

http://d.hatena.ne.jp/y_ogata/20120304/1330849058
プラチナバンドの700~900の割り当てについて
「ソフトバンクが、割当可能な帯域が比較的狭い900MHz帯の取得に舵を切ったのは、同社が展開中のiPhone4がすでにUMTS900をサポートしており、トラフィック対策に直ちに活用できる利点があるためである。」
700MHz帯よりも早期に貰えること、(理論上は)貰ってすぐiPhoneに活用できることから900MHz帯を希望。
脱ガラパゴスのために、700MHz帯と900MHz帯を海外と合わせた形で整理。
(1)700MHz帯は、アジアで共通バンドプランとすべく策定中の区域
(2)900MHz帯は、欧州、アジア、中東、アフリカなどで使われている3G向けの周波数帯(UMTS900)
分け方について
LTEでは周波数幅に比例して通信速度が高速になり、
2×2MIMOの場合、10MHzでは87.5Mbps, 15MHzだと128.9MHzまで出る。
これがニュースサイトに10MHz幅で分けるとか15MHz幅で分けるとか言われる理由。
実際にリリースするまでには課題が
繋がりやすいプラチナバンドといっても問題が。
docomoの800MHz帯の電波と干渉しやすいので注意が必要。
今出ているiPhone等は元々900MHz帯で利用できるが、干渉問題が解決できない限り実際に利用はできない。
基地局設計まで考えると、電波はむしろ飛びすぎるのが問題
すぐには開始できそうにない?
残りの700MHz帯の行方
・700MHz帯は、15Hz×2を2社に割り当てるのではなく、3社に対して10MHz×2を割り当てる方針
・900MHz帯を割り当てられた事象者は、他の事業者よりも優先度が下がる
→docomo, au, e-mobileで均等分配の模様。