ナプキンから生まれた逸話

三年寝太郎
さまざまな逸話がナプキン一枚から生まれています。アイデアやチャンスは至る所にあり、それを掴む為にはナプキンでもなんでも身近にあるものを利用することが大切なのです。メッシの話なんかは有名ですよね

紙ナプキンの契約書でバルセロナ入団

「紙ナプキンでも何でもいいから持ってきて、今すぐ契約書を作る」

カルロス・レシャックがバルセロナの監督を務めた時代に、後にバルセロナの最年少得点記録を作ったリオネル・メッシが入団した。入団テストを受けているメッシを見たレシャックは「天才だ」と驚愕し、「紙ナプキンでも何でもいいから持ってきて、今すぐ契約書を作る」と言ったエピソードがある。

ナプキンから出るボトルの首の部分で最高級のシャンパーニュと分かるように

ルイ・ロデレール

「私の食卓に供されるシャンパーニュは民間人が購入できるものとはまったく違うものにせよ。」

ロシア宮廷に最高級のシャンパーニュを納めていたルイ・ロデレール社に、ときの皇帝アレクサンドル2世は
「私の食卓に供されるシャンパーニュは民間人が購入できるものとはまったく違うものにせよ。その為、瓶はクリスタルであること。また、ナプキンで覆ってサーヴされるのでナプキンから出るボトルの首の部分を半透明にして、これだけで私のシャンパーニュと分かるようにせよ」
と要求し生まれたのがルイ・ロデレールのクリスタルです。

ナプキンに描かれた100万円の絵

「いいえ、40年と30秒かかっています。」

あるレストランで、ウェイターがピカソに「このナプキンに、何か絵を描いてください。ちゃんとお礼はいたしますから」と言いました。その際ピカソは、30秒ほどで絵を描き「御代は、100万円です」と伝えました。
ウェイターは驚いて「何で、30秒で描いた絵が100万円もするのですか!?」と聞きたところ、ピカソは動じず「いいえ、40年と30秒かかっています。」と説明したといいます。

手塚治虫がナプキンに描いたアトムとウラン

ナプキンにアトムとウランの猥褻な絵

手塚治虫はバーで酔っ払って生理用ナプキンにアトムとウランの猥褻な絵を描き、後で慌てて回収した。

ナプキンに書かれた歌詞「イパネマの娘」

イパネマの娘

テーブルの上にあった紙ナプキンに歌詞を書き曲をつけて完成した

作曲:アントニオ・カルロス・ジョビン作詞:ヴィニシウス・ヂ・モライスのコンビで作った有名なボサノバの曲です。
カフェの常連の二人が昼間からお酒を飲んでいたときに、カフェ・バーにタバコを買いに一人の少女があまりにも綺麗だったので、その姿をテーブルの上にあった紙ナプキンに歌詞を書き、それに曲をつけて完成した。

テーブルから紙ナプキンを持ってきて「へえ」といいながらメモ

中曽根康弘

政界で随一筆まめな政治家中曽根康弘

中曽根康弘がゴルフをしていたとき、ハーフが終わり昼食をとっている際に何気ない会話の中でどんな本を読んでいるか聴き、横のテーブルから紙ナプキンを持ってきて「へえ」といいながらメモした。
後日その話をしていた相手にハガキが届き「とても良い本だった。いい本を教えてもらった」とお礼の返事があったという。

紙ナプキンに書かれた運行パターンから生まれたサウスウェスト航空

サウスウエスト航空

紙ナプキンの裏に書かれた航空会社のビジネスプラン

弁護士のハーブ・ケレハーが、紙ナプキンの裏に、過剰サービスを削ぎ落とした低料金の航空会社ビジネスプランを走り書きし、運航パターンをスケッチした。ここからサウスウエスト航空の原型が生まれた。
その紙ナプキンは今、額に入れられてサウスウエストの本社の壁を飾っている。

https://matome.naver.jp/odai/2133415611148759801
2012年09月12日