10年オフに右肩のリハビリで入院した病院では、背中に原因不明のこぶし大の湿疹ができた。「ストレスだな…」。気がめいった。知人の紹介で見てもらった占い師には「もう辞めた方がいい」と言われた。治療に行った先で心の闇を目の当たりにし、救いを求めた先で絶望的な一言に打ちのめされる。限界だった。
「支えは復活したいという思い。このまま終わるかもとも思ったけど」
周囲のサポートに感謝しながら、最後は自分次第と分かっていた。辛い時、自分に言い聞かせるように何度も口づさんだ。「lecca」の「My measure」。
‐何が正解なんて分からない どれか一つだけってこともない いま自分のものさしで歩いてゆこう‐
「このフレーズが自分に合うしね。自分を信じるしかなかったから」。移動の際の車内、曲を聴きながら涙がにじんだ時もあった。時にはマイクを握った。プロ野球選手であっても素顔は一人の男。涙のたびに強くなったからこそ今がある。苦難の日々を乗り越えたからこその復活星だ。
安藤、右肩痛乗り越え595日ぶり涙の復活星/タイガース/デイリースポーツonline
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BRAZ@cbraz67
Matt Murton@mmurton9
関本 賢太郎@tarakoseki
安藤は、ローテーションの一翼を担うピッチャーだけに、今後のピッチングを、見守っていきたい。
それにしても、本当に、安藤は良かったね。おめでとう!!
安藤、おめでとう!|広澤克実オフィシャルブログ「トラさんのちょっと虎話」Powered by Ameba
前節の安藤に触れたい。
好調ヤクルト相手に、鬼気迫る渾身のピッチング、本来の粘りを発揮した。
ほんま感動した、拍手を贈りたい。
キャンプでゆっくり話す機会を持てたんや。
『秋からの体調見てたら大丈夫。ほんま、自信持って行かんかい!』
チームもなんとか勝たせたい思いで、一丸となったプレーが前面に出てたわな。
ナイスゲームや。
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エース特権を持ちながら結果を出せず、事実上「終わった人」にされた。その冷たい視線に心が折れればいつだってそれで終わりだったはず。復活とたやすく言うが、その難しさは枯れ木に花を咲かすがごとし。
だが安藤は真っ直ぐにやった。ひたむきに耐えて、言葉だけじゃなく必死にやった。いつしか「終わってる」の評価から、「がんばれ」の応援へ。周囲を変えるだけの努力とはどれだけのものだったのか。何も見ていない私には知るよしもない。誰にいうつもりもないだろう。それを知っているのは安藤だけだ。それでも周囲への感謝の気持ちを表す時に、一緒に熱い思いがついてきて涙になってあふれたのだろう。自分の中に納めきれず、落ちてきたのだろう。
球の殺傷能力は、外の一角だけで勝負できた若い頃とは違うだろう。しかし投球のリズムや、高低、緩急を駆使したベテランの投球で、新しい安藤で、もう一度開花させて欲しい。能見も岩田も(本当の意味では)優勝を知らない世代だ。安藤が彼らを後押しする日、それが新しい安藤が満開になる日。楽しみに待っている。
自称阪神タイガース評論家 | 安藤咲く



