今日は「台風並み暴風雨、西日本を直撃…東も要警戒」と報道されています。どのくらいの風速でどのくらいの被害が起きるのかをまとめてみました。
台風や嵐ではなく、”風”だけのイメージだとなんとなく油断してしまいますが、転倒や飛んできたものにあたって怪我をしたり、工事現場の足場が崩れて人がなくなったりなど、過去には悲惨な事件も多々起きていますので注意が必要ですね。
【小春日和の春風の場合】
春風のいたずらレベル
【ちょっと強い春風の場合】
ぎりぎりだが、たぶんまだ春風のいたずらですむレベル
【風速10~15m/sの場合】
風に向って歩きにくくなる。取り付けの不完全な看板やトタン板が飛び始める。
防災のページ
【風速15~20m/s】
風に向って歩けない。転倒する人も出る。ビニールハウスが壊れ始める。
防災のページ
外出は避けたいレベル
たぶんこれも役には立たないと思うレベル
【風速20~25m/s】
しっかりと身体を確保しないと転倒する。鋼製シャッターが壊れ始める。風で飛ばされた物でガラスが割れる。
防災のページ
外出するべきではないレベル
【風速25~30m/s】
立っていられない。屋外での行動は危険。ブロック塀が壊れ、取り付けの不完全な屋外外装材がはがれ、飛び始める。
防災のページ
安全な場所で風が去るのをひたすら待つレベル
写真は那覇で最大瞬間55mが観測された2011年の台風2号時
【風速30m/s~】
屋根が飛ばされたり、木造住宅の全壊が始まる。
防災のページ
場合によっては安全な場所に避難し、家が壊れませんようにと祈るレベル
写真は15.1メートルの最大瞬間風速レベルで阪神高速建設現場(2010年)
駐車していた38台のトラックが折り重なるように横倒し、トラックなども舞い上げるほどの強風の強さを見せつけました
免震
2004年10月の台風22号では、横浜市金沢区幸浦の並木中央駐車場での話だそうです。毎年といっていいほど、強風によるトラック横転のニュースは出ています。
【瞬間風速と風速】
風速
地上約10メートルの高さにおける10分間の平均風速
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E9%80%9F
平均風速の最大値を最大風速
瞬間風速
0.25秒ごとに更新される3秒(12サンプル)平均の風速
風速 – Wikipedia
瞬間風速の最大値を最大瞬間風速
https://matome.naver.jp/odai/2133341740410511401
2012年11月19日