死ぬまでには一度は訪れてみたい世界の名所や絶景などを30か所選んだまとめです。
モンサンミッシェル
フランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島に築かれた修道院。カトリックの巡礼地のひとつであり「西洋の驚異」と称され、1979年「モンサンミシェルとその湾」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録され、1994年10月にはラムサール条約登録地となった。
マチュピチュ
ペルーに存在するインカの遺跡。「マチュ・ピチュ」はケチュア語で「老いた峰」を意味する。山裾からはその存在を確認できず、しばしば「空中都市」「空中の楼閣」「インカの失われた都市」などと呼ばれる。2007年7月に新・世界七不思議の一つに選ばれた。
ウユニ塩原
ボリビア中央西部のアルティプラーノにある塩の大地。「天国に一番近い湖」と称され、塩原の中央付近で回りを見渡すと視界の限り真っ白の平地が広がる。また、雨季に雨により冠水すると、その水が波も立たないほど薄く広がるため、水が蒸発するまでのわずかな期間に「天空の鏡」と形容される巨大な鏡が出現する。
カッパドキア
トルコの首都アンカラの南東に位置する標高1000メートルを超えるアナトリア高原の火山によってできた岩石地帯。キノコや煙突のような形の奇岩が林立し、巨岩がそびえる景観はまさに自然の驚異。カッパドキアの奇岩は「ペリバジャ=妖精の煙突」と呼ばれている。
イグアスの滝
南米大陸のアルゼンチンとブラジルの二国にまたがる、世界最大の滝。この滝を含むブラジルのイグアス国立公園とアルゼンチンのイグアス国立公園は、ともにユネスコ世界遺産に登録されている。最大落差80メートル以上。滝の一番奥、滝の始まりはものすごい勢いで水が落下しており、「悪魔の喉笛」と呼ばれている。ナイアガラの滝、ヴィクトリアの滝と並んで世界三大瀑布のひとつに挙げられている。
メテオラ
ギリシア北西部、セサリア(テッサリア)地方北端の大地から突き出す地上400mの奇岩群とその上に建設された修道院共同体(メテオラ修道院群)の総称。その名はギリシア語で「中空の」を意味する「メテオロス」に由来。修道士たちが神を見、命がけで造り上げたメテオラは、世界で数少ない複合遺産のひとつとして世界遺産登録されている。
ギアナ高地
南アメリカ大陸の北部、コロンビア、ベネズエラ、ガイアナ、スリナム、フランス領ギアナ、ブラジルの6つの国と地域にまたがる高地帯。ギアナ高地を形成している岩石は、主に20億年から14億年前の先カンブリア時代に堆積した砂岩や珪岩からなる。世界最大の落差979mを誇る滝「エンジェル・フォール」や、コナン・ドイルの小説『失われた世界』の舞台にもなった標高2772mのロライマ山なども含む。
九寨溝
中国四川省北部のアバ・チベット族チャン族自治州九寨溝県にある自然保護区であり、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されている。その総面積は約6万ヘクタールにわたっており、手つかずの原生林の中に大小108の湖、泉、滝などが分布している。水は透明度が高く、日中には青、夕方にはオレンジなど独特の色を放つ。
黄龍風景区
中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州松潘県にある景勝地。「黄龍の景観と歴史地域」としてユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されている。絶滅危惧種であるジャイアントパンダや金糸猴の貴重な生息地でもあり、2000年にユネスコの生物圏保護区に指定された。世界有数のカルスト地形であり、黄色がかった乳白色の石灰華の連なりは、雪を頂いた山脈を昇ってゆく黄色い龍の姿にたとえられる。
セブンシスターズ
イギリス・イーストボーンにあるドーバー海峡に面する白亜の断崖絶壁。丘陵地をナイフでザクッと切り割ったようなこの絶壁が、7人の乙女が立っているように見えることからその名が付いたそうです。絶景もさることながら、ハイキングのコースとしても知られる世界的にも有名な観光地。
ロス・グラシアレス
アルゼンチン、サンタクルス州にある国立公園で、1981年にユネスコの世界遺産に登録された。ロス・グラシアレスとはスペイン語で氷河を意味する。氷河の名をもつロス・グラシアレス国立公園は、アンデス山脈の南端パタゴニアに位置し、南極、グリーンランドに次ぐ世界第3の大きさの南パタゴニア氷原および氷河群がある。最大の氷河であるウプサラ氷河は60kmにも及ぶ。
ホワイトサンズ国定記念物
アメリカ合衆国ニューメキシコ州オテロ郡にあるアラモゴードの南西およそ25 km、標高約1,200 mに位置する白い大砂丘地帯。 アメリカ合衆国国定記念物に指定されている。白い砂の正体は,石膏の微細な粉末である。
スカフタフェットル国立公園
アイスランド南東部にある国立公園。公園内にはヨーロッパ最大の氷河ヴァトナヨークトル氷河やアイスランドの最高峰クヴァンナダルスフニュークル山などを含む。火山と氷河というアイスランドの自然の景観美を一度に見ることが可能。
プレーケストーレン
ノルウェーにあるフィヨルド、リーセフィヨルドの崖の一つ。水面からの高さは垂直で600mになる一枚岩であり、崖の頂上はおよそ25m四方の正方形になっており、「演説台」を意味する名前の「Preikestolen」はこの形状から来ている。絶壁の崖の上は平らだが防護柵もなく、スリルを味わうことが出来る。
マーブル・カテドラル
河に削り取られて出来たといわれる南米チリとアルゼンチンの間にあるヘネラル・カレーラ湖(ブエノスアイレス湖)に存在する洞窟。海の青が反射したエメラルド、ターコイズ、アクアマリン、紺碧のきらびやかな組み合わせがとても美しいマーブル模様の大理石でできている。湖水の浸食によって出来たもの。
コヨーテビュート
アメリカ・アリゾナ州とユタ州境にあるバーミリオン・クリフス国定公園に存在する奇妙な形の砂丘。一日20名しか入ることのできない秘境。北米大陸のはるか東にそびえるアパラチア山脈の浸食された砂が、ここまで運ばれ堆積してできた砂丘。
ケルン大聖堂
ドイツのケルンにあるゴシック様式の大聖堂。正式名称は、ザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂。ゴシック様式の建築物としては世界最大。1996年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。
チチェン・イッツァ
1988年に世界遺産に登録されたメキシコに存在するマヤ文明の遺跡。このピラミッドはカスティーヨと呼ばれ、マヤの最高神ククルカンを祀っている。カスティーヨは2007年7月に、新・世界七不思議の一つに選ばれた。
ハリマンディル・サーヒブ
インド・パンジャーブ州のアムリトサルに位置するシク教の総本山にあたる寺院である。日本では 黄金寺院 と呼ばれることが多い。ここにはシク教の最高機関である「シク議会」が置かれている。周囲を人工の池で囲まれているのが特徴で、この池の水は聖水として丁重に扱われる。さらに池の四方は純白の建築で囲まれている
アンコール遺跡
カンボジアの北西部、トンレサップ湖北岸のシェムリアップの北側にあったクメール王朝時代の遺跡群で、1992年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。敷地は東西1500メートル、南北1300メートル、幅200メートルの堀で囲まれている。
テ・ワヒポウナム-南西ニュージーランド
ニュージーランドにあるユネスコの世界遺産(自然遺産)。テ・ワヒポウナムは、マオリ語で「グリーンストーン(翡翠)の産地」を意味する名称である。公園内にはクック山など大きな山が広がり、いわゆるサザン・アルプス山脈を形成しており、そこには壮大な光景が広がる。氷河期からほとんど変化を見せていない固有の種や、肉食のカタツムリなど非常に興味深い側面を持つ自然地帯でもある。
ソコトラ島
イエメンのアデン県に属するインド洋上の島。周辺の島と合わせてソコトラ群島やソコトラ諸島などと総称されることもある。ソコトラ島は、超大陸(ゴンドワナ大陸)の分裂でアデン湾が形成した2300万年~500万年前にアフリカ大陸から分離したと考えられている。苛酷な気象条件の下で動植物が独自の系統的進化を遂げ、イエメン本土のあるアラビア半島とは異なった生態系を形成しており、固有種率は極めて高い。そのため「インド洋のガラパゴス」とも呼ばれている。
ボロブドゥール寺院遺跡群
インドネシアにあるユネスコの世界遺産(文化遺産)の一つ。ボロブドゥール遺跡は、中部ジャワの中心都市ジョグジャカルタの北西約42kmに所在し、巨大なムラピ火山に囲まれた平原の中央に立地する。ボロブドゥールは、寺院として人びとに信仰されてきた建造物であるが、内部空間を持たないのが際だった特徴となっている。
古代都市テーベとその墓地遺跡
古代エジプトにあった古代都市の遺跡で現在のルクソール近郊にある。アメン信仰の総本山であるカルナック神殿を中心として、重要な宗教都市としての地位を保ち続け、1979年に世界文化遺産に登録された。テーベの遺跡群はその考古学的価値が高く、古代エジプト文明の貴重な証言者となっている。ハトシェプスト女王葬祭殿や王家の谷もテーベの一部であると見なされている。
三大ピラミッド
エジプト、ギザの砂漠にある3基のピラミッドの総称。被葬者は、古代エジプトのファラオであるクフ王、カフラー王、メンカウラー王とされる。また、スフィンクスも三大ピラミッドに隣接している。メンフィスとその墓地遺跡として世界遺産に登録されている。クフ王のものとされるピラミッドは、三大ピラミッドの中で最大で、高さ146.6m(現在の高さ138.8m)である。
レンソイス・マラニャンセス国立公園
ブラジル連邦共和国北東部マラニャン州にある広大な砂丘、およびこの砂丘を主体とするブラジルの国立公園。真っ白な大砂丘が広がる。砂丘の砂の成分はほぼ100パーセント石英でできており、それが太陽光に反射して白く見える。さらに、雨季の間にだけ砂丘の至る所無数のエメラルド色の湖が現れるのが特徴。。これは、石英の層の下にある地下水が雨によって水位が増し、砂丘の谷間に湧き出るためである。
ウベア島
フランス領ウォリス=フツナの島。ウォリス=フツナで最も大きく人口も多いため、島の都マタウトゥには同海外領の首都が置かれている。ひたすら青い海が広がる島で、映画にもなった森村桂原作の『天国に一番近い島』の舞台となっている。
ヒエラポリス-パムッカレ
トルコ西部・デニズリ県にあるユネスコの世界遺産(複合遺産)の登録名。パムッカレとは、トルコ語で「綿の宮殿」という意味。綿とあるのは昔からこのあたりが良質の綿花の一大生産地であることによる。純白の棚田のような景観を作り出している。
地獄の門
トルクメニスタンのアハル州にある村「ダルヴァザ」に存在する穴。1971年に地質学者がボーリング調査をした際、偶然、天然ガスに満ちた洞窟を発見したが、調査の過程で落盤事故が起き、採掘作業用の装置が置かれていた場所もろとも直径50~100メートルにもなる大きな穴が開いてしまった。有毒ガスの放出を食い止めるため、火を着けることになったが、可燃性ガスが地下より絶え間なく吹き出るため、延々と燃え続ける事態となった。この穴を住民は「地獄の門」と名付けた。40年以上たった現在もなお燃え続けている。
イエローナイフ
カナダのノースウエスト準州の州都。北極圏からはおよそ400km南に位置し、グレートスレーブ湖畔の北にある。オーロラベルトのほぼ真下に位置しているため、年間を通してオーロラの出現率が高いことで知られる。
https://matome.naver.jp/odai/2133000336389147901
2012年02月24日