東アジア共同体構想について考える 〜日本の選択 (31)

fever7777
1本の矢では簡単に折れるが、3本纏めると容易に折れない。これは毛利元就の有名な言葉です。2本、3本と柱を構築することは日常生活でも、ビジネスの世界でも重要なことです。勿論、国家外交についても同様なことが言えるのであります。

東アジア共同体とは?

欧州のような政治経済統合を東アジアでも適用しようという共同体構想。
http://kotobank.jp/word/東アジア共同体

アメリカが一番警戒する事は日中韓の関係が深まってアメリカが排除される事だろう。しかしアメリカ自身が中国との関係を深めているのだから日本が中国との関係を深めても文句が言えない。それに対する日中分断工作として歴史問題や靖国問題で反日活動などをさせてきましたが、中国や韓国の反日デモをしたところで以前のようにODAのような金が出るわけではなくなって収まってきた。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=216893

ウソっぽいですね。

抵抗する勢力も多いのです

「日中仲良く」「東アジア共同体実現を」というとすぐに、サヨク過激派偽装転向ウヨク(=似非右翼)の輩が、共産主義者!と馬と鹿の一つ覚えのように吠えます。
http://211.130.164.180/show.py/detail?kw_expr=似非右翼&end=1294671599&ref=topics

ネット検索で「東アジア共同体」を検索すると、次々と反対論がヒットします。それらの大半は、日米同盟を礼讃する記述か、中国や韓国の罵詈雑言を並べるものばかりです。恐ろしいことかもしれません。

「日本の選択」 【第31章】東アジア共同体を考える

Carlos Rodriguez@fever7777

1. 前回、鳩山由紀夫内閣における国家戦略局構想について触れました。鳩山内閣の自民党政治からの決別宣言は歴史的に重要なものが多いのですが、その中でも「東アジア共同体構想」は日本の外交戦略上、重要なものでした。

Carlos Rodriguez@fever7777

2. 東アジア主要国は、中国、韓国、台湾ですが、ロシアをそれに加えてもいいかもしれません。先ず台湾ですが、台湾が日本にとって重要なパートナーであることは衆目一致したところでしょう。台湾は日本のIT戦略上欠くことができない存在です。

Carlos Rodriguez@fever7777

3. 問題は中国・韓国でしょう。似非右翼には中韓と申しただけで目くじらを立てる人が多いのですが、紛れもなく日本の隣国です。「ご近所さんとは上手く付きあう」ことが日本の知恵の筈なのですが、中韓のことになるとエキサイトする人には「日本の知恵」が分かっていないのでしょうか。

Carlos Rodriguez@fever7777

4. 何度も申しますが、中国人であれ、韓国人であれ、アメリカ人であれ、日本人であれ、悪い人は悪い。逆に良い人は良いのです。なんで中韓の人々全体に嫌悪感を催すのでしょうか。まったくロジックが理解できませんし、民族や人種差別の論理は国際的には通用しません。

Carlos Rodriguez@fever7777

5. さて、日本は戦後一貫して日米関係を基軸とした外交姿勢をとってきました。あるいはアメリカ一辺倒、対米隷属などと呼ぶ人もいますね。この姿勢は決して正しいことではありません。日本とアメリカの国益が常に一致しているなら良いのですが、そんなことはあり得ない。

Carlos Rodriguez@fever7777

6. 主権国家同士ではしばしば利害関係が対立します。日米関係で言うと、沖縄や基地の問題、円高ドル安問題、TPP、その他諸々です。しかしこれらの問題は、アメリカ寄りの解決策を図ろうとする勢力が多い。間違いなく日本の国益は棄損されています。

Carlos Rodriguez@fever7777

7. 友好国とだって国益が衝突することが多いのです。だから、アメリカ一辺倒の外交ではいけないのです。隣国たちとの経済圏確立も重要ですし、友好国に対する外交カードを持っておくことも必要なのです。常に複数の友好国をもつ。これが真の外交です。まさに「三本の矢」ですね。

Carlos Rodriguez@fever7777

8. 日本の最大の貿易相手国は中国です。また日韓の文化交流は年々盛んになってきています。東アジア共同体構想には漏れていますが、ロシアには、日本では自給できない石油資源が大量に埋蔵されています。これらの隣国を、日本の重要パートナーとして位置づけることは重要かと考えます。

Carlos Rodriguez@fever7777

9. 日米同盟を破棄しろとは申しておりません。ただ、外交上の柱を最低もう1本持つべきだということです。東アジア共同体が実現すれば、世界最大の経済基盤をもつことになります。もちろん、共同体内で日中の主導権争いがあるかもしれませんが、その際日米関係が活きてくるのです。

Carlos Rodriguez@fever7777

10. 国際的には、日本の外交姿勢は舐められっ放しであります。もっとしたたかな中国やアメリカの外交姿勢に学べば良いと思うのですが、外務省にも政治家にもその気概がない人が多い。とにかく国益を大きくするためには、うまく友好国を増やしながら牽制することが必要です。

Carlos Rodriguez@fever7777

11. しかし鳩山内閣の東アジア共同体構想は、既得権力によって潰されつつあります。考えてみて下さい。なぜ佐藤・中曽根・小泉の対米従属政権が長続きし、アメリカと距離をおく政治家が足を引張られるのか?

Carlos Rodriguez@fever7777

12. 日中関係を強化しようとした田中角栄、小沢一郎の両氏は足下をすくわれました。またロシアに近い議員はどのような運命をたどったか。中川一郎、石井紘基、鈴木宗男、佐藤優、中川昭一の各氏…

Carlos Rodriguez@fever7777

13. 外交とは受入れることだけではありません。自国の国益のため拒否したり主張することが重要です。鳩山一郎内閣当時、河野一郎氏はフルシチョフ、ブルガーニンというしたたかなソ連の指導者と命がけでやりあい、ついには相手を妥協させました。外交とは、かくあるべきなのです。

Carlos Rodriguez@fever7777

14. 今からでも遅くはない。日米関係を是々非々の関係に改め、日中韓台露の東アジア共同体構想を進めるべきです。自分の利益のみを考える政治家も官僚も必要ありません。命がけで国益を守り、伸そうとする政治家・官僚が今求められているのです!

参考

https://matome.naver.jp/odai/2132403396212007101
2011年12月17日