デフレ経済からの脱却 〜日本の選択③

fever7777
現在の日本に必要なのはTPPではありません。どうやってデフレ・スパイラルから脱却し、格差社会を是正するかなのです。その唯一無二の政策が「インフレターゲット」です!

インフレターゲット策とは?

「インフレ・ターゲット」は、ある程度のインフレとなるまで日銀は紙幣を増やし続けるという政策です。日銀がどんどん紙幣を増やせば、世の中に多くの貨幣が出回り、人々は物を買うようになり、景気はよくなり、物価は上昇しインフレになる、という理屈です。
http://allabout.co.jp/gm/gc/292815/

しかし、インフレターゲット策には問題点も!

(1)日銀が紙幣を増やしても銀行が貸出さなければ、世の中に貨幣は出回らない、
(2)仮に銀行が貸出そうとしても、この不況時に借り入れしてまで物を買おうという企業や個人がいないのではないか
http://allabout.co.jp/gm/gc/292815/

だから、個人消費を増やす大きな仕掛けが必要です。どの仕掛けが、一番消費を刺激するかということを考えましょう!消費が増えれば、企業の利益が増え、税収も増える。それが好循環です。ついでにインフレターゲット自体、国の財政赤字の目減りも意味します。

「団塊の世代」と団塊マネー

2010年の人口ピラミッド
この時点で、61〜64歳がほぼ「団塊の世代」になります。

約130兆円がいわゆる「団塊マネー」の金額になる。

http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/kuma/pdf/k_0507b.pdf

おそらくそのほとんどが金融機関で深い眠りについている。この深い眠りを覚ますのは容易なことではないだろう。しかし徳川埋蔵金と違ってあるかないか不確かなものではない(財政赤字を抱えていた徳川幕府に埋蔵金がある可能性は薄いが・・)。確実にあるのだ。
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TPPの議論している間にも円高・デフレは深刻化する!

「日本の選択」 【第3章】デフレ経済の克服こそ緊急課題である

参考:「日本の選択」

https://matome.naver.jp/odai/2131995071661228801
2011年11月06日