TPPとは
環太平洋 戦略的 経済連携 協定
環太平洋戦略的経済連携協定 – Wikipedia
環太平洋パートナーシップ協定
Trans-Pacific Partnership
具体的にはどんなこと?
TPPの原則は「関税の撤廃」と
「各国の様々なルールや仕組みの統一」
考えてみよう!TPPのこと 日本の食と暮らし・いのちを守るネットワーク
国境を越えて物が自由に行き来できるようにし、サービス、食品安全や医療、雇用、投資などに関するルールや仕組みを統一しようとするのがTPPです。
参加を表明しているのは9か国
太平洋を囲む、
アメリカ、シンガポール、ニュージーランド
ブルネイ、チリ、オーストラリア、
ペルー、マレーシア、ベトナム
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日本も参加すべきか、大きな議論になっています。
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メリットは?
参加国同士なら無関税で輸出入ができて、
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関税が撤廃されて輸出入が活性化
ややこしいルールや仕組みも統一される
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TPPは一切の例外を認めない
輸入品が買いやすくなる消費者や、
輸出を伸ばせる企業にとってはありがたい
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デメリットは?
輸入拡大によって大打撃を受ける産業がありそう
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日本独自の食品安全基準などが他の国に合わせて緩くなったり、
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医療の質の低下、デフレ悪化による失業率上昇など、
多くの問題が懸念される
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内需に支えられている中小企業や農家には死活問題になる
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これまで築いてきた国や社会の仕組み、基準などが一変し、
私たちみんなに大きな影響を及ばす
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ここから先は、もっと知りたい人のために
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TPPと食の安全の問題
BSEのリスクがある牛肉の輸入
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米国では、無検査で出荷されているものもある。
残留農薬の規制緩和、収穫後の農薬使用が許可
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米国では殺虫剤、殺菌剤などで日本より大幅に基準が緩いものがある。
遺伝子組み換え食品の輸入拡大
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遺伝子組み換え食品の表示義務撤廃
医療の質の低下、患者の負担増
TPPに参加すると、医療機関が自分で診察料を決められる保険外診療が増え、医療費が高くなると心配されています。
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また、営利企業が病院を経営し、過度なコストダウンで医療の質が低下したり、もうからない診療科目や地域から撤退してしまう心配もあります。
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多くの農家に大打撃、自給率も激減
TPPに参加すると、国産農産物は圧倒的に安い輸入産物と競争することになり、多くの農家は打撃を受けます。
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輸入に依存すると海外市場の動向で価格が高騰したり、時には入手すら難しくなることがあるのです。
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雇用は減少、賃金引下げ
TPPに参加すると、物品、金融、公共事業、人の移動など、
あらゆる分野での自由化が求められます。
多くの人が日本に働きにくる上、
農業などで350万の雇用が失われるとも言われます。
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デフレが進み、賃金が低下したり、
失業率が増加することが心配されています。
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出典
日本の食と暮らし・いのちを守るネットワーク
まとめ
リンク
TPPは農業問題じゃないヨ!
放射能のように、日本人すべての上に降りかかってくる大問題!
原発よりも危険かも!!
ニュース
結局、今年も年内合意はできなかった。といっても、じりじりと進んではいる。各国がんばってもいる。この一年の成果として、難航が予想された労働、環境、国有企業改革などが合意に近づいたことは前進だ。ただ、参加12か国の立場や利害ががっつり対立するシビアな分野での交渉が続くため、そう簡単にコトは進まない。