2011年のインドGP初開催のために新設されたブッダ国際サーキット(ブッダ・インターナショナル・サーキット/ブッド・インターナショナル・サーキット/Buddh International Circuit)が18日、メディア向けに正式公開されました。これまで建設の進捗状況に不安や懸念をしめすいくつかの報道がありましたが、実際にはかなり高い完成度のようです。
レイアウト・データ
ドライバーの印象
インドGP開催を1週間後に控え、各ドライバーがシミュレータ等での印象を語っている。
ラップの序盤はストップ&スタート
後半のレイアウトが面白いとバトン | McLaren | F1ニュース | ESPN F1
面白いのはラップの後半
後半のレイアウトが面白いとバトン | McLaren | F1ニュース | ESPN F1
S字で高速の方向転換方向があって、勾配変化もある
すごく興味深いのは裏にあるダブルエイペックスのバンクコーナー
後半のレイアウトが面白いとバトン | McLaren | F1ニュース | ESPN F1
中国のターン13と韓国のターン11が合体したような感じ
高低差がたくさんある
カーティケヤン 「ブッド国際サーキットの施設はトップクラスに入るだろう」 : F1通信
トラックのアップダウンの様子は少しトルコを思い出させるし、コーナーの一部はオーストラリアに似ている
正式公開されたサーキット
サーキットの解説動画
レッドブルのショーカーによる初走行イベント
15日、メディア向けにブッダ・インターナショナル・サーキットが公開され、ニール・ヤニがレッドブルのF1ショーカーで初走行を行った。
ヤニとレッドブルのショーカーのクルーは、このプレビューの前に、インド北部ヒマラヤ山脈のカルドゥン・ラ峠、標高5600mを走破するイベントを実施。
僕の先祖はインド人、と、ドライブを担当したニール・ヤニ。
初開催を控えた、いくつかの懸念
実際に完成したサーキットが公開されたことで、建設が間に合わないのではないかという懸念は払しょくされたが、これ以外にも、初開催に伴ういくつかの懸念が報告されている。
“レース主催者のジャイピーはF1貨物の関税を支払うと約束しているが、話し合いは平行線”
“インド政府は免税について耳を貸そうとせず、いまだドライバーの年俸とチーム間で分配されるお金に税金を課すつもりだ。現時点で話し合いは失敗している」とジャン・ルイ・モンセ”
10月19日追記
インド最高裁判所、F1の免税をウッタル・プラデーシュ州政府に通達
http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51792604.html
農家が妨害予告
初開催F1インドGP、農家がクリケットで妨害予告 | F1トップニュース | 2011年F1ニュースLive速報 | TopNews.JP
“(農家たちは)建設のために強制的に土地を収用されたものの、適正な補償を受けていないと怒りの声をあげている。”
“農家たちは予選が行われる日にコース上でクリケットを行い、さらに“日曜日の決勝レースを全て停止させる”ための抗議にエスカレートさせてゆく、という脅しをかけている”
レーストラック:全長5.14km
名称は平和の象徴「ブッダ」に由来
モンツァに次いでF1カレンダーで2番目に速いトラック
-予測
平均時速:210.03km
ラップタイム:1分27秒02予測
最高時速:318km(3-4コーナー間)