検出限界値って？

正月７日、福島県白河市の農協の直売所では、放射性物質の検査を行って安全を確認したうえで地元の食材を使った「七草がゆ」がふるまわれました。
７日は、「はこべら」や「せり」など春の七草が入ったおかゆを食べて１年の無病息災を祈る日とされています。福島県白河市の弥次郎窪にある農協の直売所では、従業員が大きな鍋で２００人分の「七草がゆ」を作り、買い物客などにふるまいました。すずなやコメなど地元でとれた４種類の食材も使われていて、いずれも放射性物質の検査を行った結果、検出限界値以下で安全を確認したということです。
福島 地元の食材で七草がゆ　NHKニュース

非破壊検査装置開発販売のポニー工業（大阪市中央区）は、食品などに含まれる放射線セシウムを短時間で計測できる米社製測定器を販売した。
米計測器大手のサーモフィッシャー・サイエンティフィック製の測定器「ＳＸ－ＳＰＡ」は単４乾電池２本で動作するため、倉庫などに持ち込める。検体を専用容器に入れ、さらに鉛遮蔽体に入れた後、計測器のボタンを押すと、約２～３分で野菜や穀類、肉、魚の放射性セシウムの基準値（１キログラム当たり５００ベクレル）の有無を判定できる。厚労省によるスクリーニング（分別）基準も満たしているという。
価格は１５０万円（税別）。
放射線セシウムを短時間で測定　ポニー工業 （産経新聞） – Yahoo!ニュース

～放射性物質検査の新システムを導入～ 店頭、ＨＰでお客様が自らチェック・新しい「雪国まいたけ安全システム」本格稼働開始─9月15日（木）から、当社全生鮮食品対象に─
「雪国まいたけ安全システム」による当社製品放射性物質検査の概要

検出限界
131I,134Cs,137Cs　　各10～20 Bq/kg
（ゲルマニウム半導体検出器・波高分析装置により測定）
基準
食品衛生法（昭和22年法律第233号）の規定に基づく
食品中の放射性物質に関する暫定規制値（野菜類）
放射性ヨウ素：2,000 Bq/kg
放射性セシウム：500 Bq/kg
http://www.maitake.co.jp/press/index_2.php

京都市は１日、中央卸売市場第２市場（京都市南区）で食肉処理された牛について、放射性セシウムの全頭検査を始めた。計１８頭を検査し、すべて検出限界値（１キロ当たり５０ベクレル）未満だった。

9月2日毎日新聞。50Bq/kgは未満は測らない、京都の市場。

牛乳：検出限界は、放射性セシウム５～10Bg/Kg、放射性ヨウ素10～20Bq/Kg程度です。
米：※ 検出限界は、放射性セシウム 5～10Bq/kg 程度です。
※ 穀類（米）、肉類、卵等には放射性ヨウ素の規制値が設定されていません。
パルシステム｜放射性物質の食品汚染への対応について > パルシステムの自主検査結果

8月29日（月）から、検査数の拡大をはかることを目的に測定時間を短縮します。測定条件は原則として、「検体重量1kg、測定時間1200秒」となります。これにともない、検出限界値が2ベクレル／kg程度に上がる見込みです。
http://www.tohto-coop.or.jp/news/detail/detail.php?nid=1641

一日に120品目（測定器１台で60品目）を調べるために「５分間簡易測定」を行うことにしました。検査精度は通常の１ベクレル（Bq/kg）単位の精度は得られませんが、国の暫定基準（多くの食品で放射性セシウムで500ベクレル以内）の超過がないかどうかを判定することはできます。万が一、国の規制値を超える値が検出された場合は、直ちに供給を停止するとともに、東京電力に損害賠償を求めていきます。
http://seikatsuclub.coop/coop/news/20110905i01.html

当社では、基本的に、国が定めた暫定基準値は安全であると考えておりますが、お客様からのご要望が多いことから、運用上の基準を震災前の国の基準に基づき変更しております。
こちらの検査でも引き続き、対象となる商品について「全アイテム検査」を流通前に「毎日」行ない、お届けいたしますので、新しい基準においても、基準値を超えるものが出荷されることはありません。
※震災前の国の基準で定められている、食品における放射性セシウムの値は370Bq/kg となります。（震災後の暫定基準値は500Bq/kg）。放射性ヨウ素については震災前の国の基準値では定められていないため、放射性セシウムと同様に370Bq/kg を基準としております。（震災後の暫定基準値は2000Bq/kg）
http://www.oisix.com/shop.g6–aboutus–earthquake_radiation__html.htm

放射性セシウムの暫定自主規制値を新設。500Ｂｑ／ｋｇから、より厳しい 50Ｂｑ／ｋｇに設定。
原子力安全委員会により示された指標値を厚生労働省が暫定規制値として定めた値の“10 分の 1”を自主規制値と
しました。
※ 契約生産者から放射性セシウムの値が 51 から 500Bｑ／ｋｇの農産物が入荷した場合は、仕入れはしますがお届
けは致しません（農産物は全て買い取り、契約生産者への経済的負担はかけません）
※ らでぃっしゅぼーやでは、あくまで不検出が望ましいと考えております。50Bq／kg という基準について、この基
準を到達点とするのではなく、できるだけ低いレベルを求めて今後も体制を整えて参ります。
http://corporate.radishbo-ya.co.jp/info/info_658.html

短角牛と仙台黒豚会の豚肉のいずれも、検出限界値（概ね10ベクレル／㎏）以下であることを確認してお届けします。
大地を守る会の放射能測定について | 大地を守る会

１　文部科学省が三重県に委託している環境放射能水準調査（※1）において、三重県保健環境研究所（四日市市桜町）が同所の蛇口から採取した水道水100リットルの測定（年1回実施）を行ったところ、結果は次のとおりでした。
（水道水の測定結果）
・試料採取日　６月２０日
・測定日　　　８月１２日
・測定結果
セシウム‐１３４　0.00040Bq（ベクレル）／kg（検出下限値　0.0002Bq／kg）
セシウム‐１３７　0.00043Bq／kg（検出下限値　0.0003Bq／kg）
ヨウ素‐１３１　　不検出（検出下限値　0.020 Bq／kg）
文部科学省から受託している水道水の放射性物質の測定結果について

6月20日の試料を8月12日に測定、20日に発表。「なお、文部科学省の委託を受けて、三重県では３月１８日以降、試料採取量を２リットル、測定時間を６時間とし、毎日行っていますが、放射性ヨウ素及び放射性セシウムとも、検出されていません。（検出下限値約0.1Bq／kg）
今回の測定は試料採取量を１００リットル、測定時間を約２０時間とし、高い精度で測定を行ったことから、ごく微量の放射性セシウムが検出されました」