息子が誕生しました!
どんな出産報告もめでたいものだが、オーストラリアに住む1人のお母さんが19歳のトランスジェンダーの息子のために出した広告は、格別だった。オーストラリア・クイーンズランド州のジンブンバに住むヨランダ・ボガートさんは、地元紙「クーリエ・メイル」のおめでた欄に、息子カイのための広告を出した。カイは、11月末にトランスジェンダーとしてカミングアウトしたばかりだった。
ヨランダさんの広告は、以前の”誤り”を撤回するとともに、息子への心からの愛が凝縮されていた。
「息子が誕生しました」19歳のトランスジェンダーの息子のためにお母さんが出した”おめでた報告”とは
その息子さんへのメッセージがこちら。
「撤回します」
1995年に私たちの赤ちゃんエリザベス・アンが生まれたとき、娘が誕生したことをここで報告しました。しかし、”彼”によると、どうやら私たちは間違っていたようです。おっと!私たちが悪かったわ!今ここで改めて、私たちの素晴らしい息子、カイ・ボガートをご紹介いたします。あなたを愛すことなんて、世界で一番簡単なことよ。部屋を片付けてね。
「息子が誕生しました」19歳のトランスジェンダーの息子のためにお母さんが出した”おめでた報告”とは
母の深い愛情の前では息子か娘かなんてことは大きな「問題」ではないのです。
その人自身を見つめていれば、そういったラベルはとても小さなこと。
もし、あなたの一番大好きな人が自然体にいることができない世界だったら、あなたはその世界がすばらしいと思えますか?私には思えません。
世界で多くの「不自然を強いる」人たちがこういったニュースを見て考えをもっと柔軟にしてくださるといいのですが。
日本でも同性愛カップルでの結婚式可能です。
日本の仏教寺院が、性的マイノリティのカップルに結婚式の場を提供している (日本では同性婚がいまだ法的に認められていない)。
アメリカのシンクタンク「外交問題評議会」によると、日本国内では同性婚の結婚式を行うことができる。しかし、同性婚カップルには異性婚のカップルと同じような法的権利や特権は与えられない。こうした制約にも関わらず、京都にある春光院の副住職、川上全龍氏は、2010年以降5組のカップルが京都の春光院を訪れ、「象徴的な」結婚式を挙げたという。
「私は同性婚を専門にしているわけではありません」。住職はハフポストUS版の取材に対してこう述べた。「私はただ、ここで結婚式を挙げたいと願うカップルをどなたでも受け入れているだけです。信条や性的指向は関係ありません」。
同性愛カップルの結婚、京都の寺院が後押し「信条や性的指向は関係ありません」
日本の憲法は、結婚について第24条で「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」と定めている。この性別に基づく文言は、日本人の大多数の考え方を反映したものだ。マーケティングリサーチ会社「イプソス」が2013年に行ったアンケートによると、同性婚が法的に認められるべきだと考えているのは日本人のわずか24%にすぎない。
川上氏は、ほとんどの日本人は、こうした制約が性的マイノリティの人々にどれほど深く影響しているか理解していないと述べる。
同性愛カップルの結婚、京都の寺院が後押し「信条や性的指向は関係ありません」
「実際、日本人の多くは日本にいる性的マイノリティ問題について知りません。ほとんどの人は、性的マイノリティは外国の問題で、日本にはないと思っています。最近ようやく、日本のメディアは、国内の性的マイノリティ問題を取り上げ始めました。しかし、その大半は問題を『性的マイノリティツーリズム』とも言うべき、経済的な観点から論じています。性的マイノリティ問題を人権問題として捉えているメディアはほんの一部に過ぎません。したがって、この国をよりよくする上で、性的マイノリティの権利が非常に重要なテーマとして考える機会を提供することがとても重要だと考えました。同性婚式を執り行うことで、この問題が、日本に暮らす全ての人にとってより身近なものになると考えたのです」
こうした精神は春光院の起源に遡ることができる。同院は1590年に戦死した武士、堀尾金助の菩提を弔うために創建された。同院は、英語を話す来訪者に座禅指導を行うことで知られている。
同性愛カップルの結婚、京都の寺院が後押し「信条や性的指向は関係ありません」
LGBTは何も外国の話ではありません。テレビでゲイを公言している方がゲイであることを「お笑い」「いろもの」として売りにすることも多くなってきたせいか、そういった面のみがクローズアップされて、実際に生活しているLGBTの人々の心に寄り添っていないようにも感じます。
好きな人と一緒になりたい。周りの人に祝福されたい。そんな気持ちは誰でも持っていいことです。もっと自然体を受け入れていきたいですね。

